前場コメント No.16 ソニー、三井物産、アルヒ、システナ、エフテックなど
★10:26 ソニー-野村が目標株価引き上げ ゲームや半導体の成長シナリオに変化なし
ソニー<6758.T>が3日ぶり反発。野村証券では、ゲームや半導体の成長シナリオに変化なしとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は7500円→8200円と引き上げた。
エンタメおよびエレキの成長戦略を評価。エンタテインメントの産業構造が変化しつつある中で、ゲームにおけるプラットフォーム提供者、音楽・映画におけるコンテンツ保有者としての地位強化に期待が持てる。エレクトロニクスでは、民生用ハードウェアから生まれる安定キャッシュフローを活用し、イメージング技術を核とした成長分野への積極投資を進めている。一過性利益のはく落により、今20.3期は前期比5%の営業減益を予想するが、実質的には着実な利益成長が続いていると評価。ゲームはハード中心からプラットフォーム型へビジネスモデルが変化 収益性の高い自社タイトルの貢献が減少することなどから、ゲーム&ネットワークサービス分野は20.3期に前期比8%の営業減益を予想。コンソールサイクル末期にあっても、高い利益水準を維持できる点には注目すべきとした。
ソニー<6758.T>が3日ぶり反発。野村証券では、ゲームや半導体の成長シナリオに変化なしとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は7500円→8200円と引き上げた。
エンタメおよびエレキの成長戦略を評価。エンタテインメントの産業構造が変化しつつある中で、ゲームにおけるプラットフォーム提供者、音楽・映画におけるコンテンツ保有者としての地位強化に期待が持てる。エレクトロニクスでは、民生用ハードウェアから生まれる安定キャッシュフローを活用し、イメージング技術を核とした成長分野への積極投資を進めている。一過性利益のはく落により、今20.3期は前期比5%の営業減益を予想するが、実質的には着実な利益成長が続いていると評価。ゲームはハード中心からプラットフォーム型へビジネスモデルが変化 収益性の高い自社タイトルの貢献が減少することなどから、ゲーム&ネットワークサービス分野は20.3期に前期比8%の営業減益を予想。コンソールサイクル末期にあっても、高い利益水準を維持できる点には注目すべきとした。
★10:31 三井物産-野村が目標株価引き上げ 配当利回りやキャッシュ創出力から割安感は強い
三井物産<8031.T>が小高い。野村証券では、配当利回りやキャッシュ創出力から割安感は強いと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は2400円→2450円と引き上げた。
今20.3期に同社が計画している一過性の利益や商品市況の前提を見直し、野村の利益予想を上方修正。キャッシュ創出力の高さを背景とした、持続的な自社株買いなど積極的な株主還元策を評価する見方は不変。
今20.3期会社利益計画は保守的と判断。今20.3期の親会社株主利益計画4500億円とされたが、計画には資産売却などによる一過性の利益が350億円織り込まれている。こうした一過性の利益を織り込み、足元の鉄鉱石や原油の上昇を反映して、野村では親会社株主利益を4800億円に修正。
三井物産<8031.T>が小高い。野村証券では、配当利回りやキャッシュ創出力から割安感は強いと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は2400円→2450円と引き上げた。
今20.3期に同社が計画している一過性の利益や商品市況の前提を見直し、野村の利益予想を上方修正。キャッシュ創出力の高さを背景とした、持続的な自社株買いなど積極的な株主還元策を評価する見方は不変。
今20.3期会社利益計画は保守的と判断。今20.3期の親会社株主利益計画4500億円とされたが、計画には資産売却などによる一過性の利益が350億円織り込まれている。こうした一過性の利益を織り込み、足元の鉄鉱石や原油の上昇を反映して、野村では親会社株主利益を4800億円に修正。
★10:31 アルヒ-底堅い みずほ銀行と住宅ローン事業分野で幅広い業務に関する基本合意
アルヒ<7198.T>が底堅い。同社は5月9日大引け後に、みずほ銀行と住宅ローン事業分野において、幅広い業務に関する基本合意書を締結したと発表した。
アルヒでは今回の提携業務の1つとして本年中をメドに、みずほ銀行が取り扱う全期間固定金利の住宅ローン「フラット35」における事前審査、本審査、契約から融資実行までのサポートなどの受託事務を、子会社であるアルヒRPAソリューションズ(東京都港区)において開始する予定。また、互いの特長を生かし、住宅ローンビジネスを軸とした幅広い範囲で連携・協力するとした。
アルヒ<7198.T>が底堅い。同社は5月9日大引け後に、みずほ銀行と住宅ローン事業分野において、幅広い業務に関する基本合意書を締結したと発表した。
アルヒでは今回の提携業務の1つとして本年中をメドに、みずほ銀行が取り扱う全期間固定金利の住宅ローン「フラット35」における事前審査、本審査、契約から融資実行までのサポートなどの受託事務を、子会社であるアルヒRPAソリューションズ(東京都港区)において開始する予定。また、互いの特長を生かし、住宅ローンビジネスを軸とした幅広い範囲で連携・協力するとした。
★10:33 システナ-急騰 今期営業益14%増見込む 前期は34%増益着地
システナ<2317.T>が急騰。同社は9日に、20.3期通期の連結営業利益予想は78.7億円(前期比14.0%増)と発表した。市場コンセンサスは72.0億円。
主力のソリューションデザイン事業においては、「車載」、「社会インフラ」、「ネットビジネス」、「スマートデバイス/ロボット/AI」、「業務システム」分野を事業の柱とし、地方拠点を活用したニアショア開発およびベトナムでのオフショア開発をこれまで以上に推進し、さらなる受注拡大と収益性の向上を図るとしている。
併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は69.0億円(前の期比33.5%増)だった。営業強化、自社商材・サービスの拡充、成長分野への集中投資を積極的に行ったことが寄与した。
システナ<2317.T>が急騰。同社は9日に、20.3期通期の連結営業利益予想は78.7億円(前期比14.0%増)と発表した。市場コンセンサスは72.0億円。
主力のソリューションデザイン事業においては、「車載」、「社会インフラ」、「ネットビジネス」、「スマートデバイス/ロボット/AI」、「業務システム」分野を事業の柱とし、地方拠点を活用したニアショア開発およびベトナムでのオフショア開発をこれまで以上に推進し、さらなる受注拡大と収益性の向上を図るとしている。
併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は69.0億円(前の期比33.5%増)だった。営業強化、自社商材・サービスの拡充、成長分野への集中投資を積極的に行ったことが寄与した。
★10:34 エフテック-野村が目標株価引き上げ 北米事業の赤字解消で収益改善が進もう
エフテック<7212.T>が4日続落。野村証券では、北米事業の赤字解消で収益改善が進もうとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は1350円→1380円と引き上げた。
原材料高や主要顧客の生産動向には注視が必要も、18.3期より苦しんでいた北米事業の利益が前四半期比で改善し、年度でほほブレークイーブンとなった点は好印象。今20.3期にかけて、米系顧客向けを中心に売上高が増加するほか、北米での生産性改善も進み、業績は改善に向かう見通し。さらに、懸念材料であった財務の健全性についても改善が進んでおり、投資妙味が増してきているとした。
エフテック<7212.T>が4日続落。野村証券では、北米事業の赤字解消で収益改善が進もうとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は1350円→1380円と引き上げた。
原材料高や主要顧客の生産動向には注視が必要も、18.3期より苦しんでいた北米事業の利益が前四半期比で改善し、年度でほほブレークイーブンとなった点は好印象。今20.3期にかけて、米系顧客向けを中心に売上高が増加するほか、北米での生産性改善も進み、業績は改善に向かう見通し。さらに、懸念材料であった財務の健全性についても改善が進んでおり、投資妙味が増してきているとした。
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