前場コメント No.8 ダイフク、電気興業、ＮＡＴＴＹ、ヤフー、Ｆｒｉｎｇｅ８１など
★9:10 中外製薬－ＣＳが目標株価引き上げ 19.12期～21.12期業績予想を小幅上方修正
中外製薬<4519.T>が反落。クレディ・スイス証券では、今19.12期～21.12期業績予想を小幅上方修正。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は7000円→7400円と引き上げた。
今19.12期1Q決算における、血友病治療薬ヘムライブラの欧米での順調な立ち上がりなどを反映させ、通期業績予想を上方修正。増額幅は売上高、利益ともに6～8％の範囲内にとどまるとしたが、同社の堅調ぶりを示すのには十分。一方で期待値が高いことと、株価も高値圏にあるなど、株価の上昇余地は限定的と思われるとした。
中外製薬<4519.T>が反落。クレディ・スイス証券では、今19.12期～21.12期業績予想を小幅上方修正。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は7000円→7400円と引き上げた。
今19.12期1Q決算における、血友病治療薬ヘムライブラの欧米での順調な立ち上がりなどを反映させ、通期業績予想を上方修正。増額幅は売上高、利益ともに6～8％の範囲内にとどまるとしたが、同社の堅調ぶりを示すのには十分。一方で期待値が高いことと、株価も高値圏にあるなど、株価の上昇余地は限定的と思われるとした。
★9:10 ダイフク－急落 今期営業益3％減益見込み 前期は37％増益
ダイフク<6383.T>が急落。同社は10日、20.3期通期の連結営業利益予想が528億円（前期比3.4％減）になりそうだと発表した。市場コンセンサスは572億円。
受注増に対応するため、設備投資費を前期79億円から167億円に積み増すことで利益は一時的に減益となる見通し。
19.3期通期の営業利益は547億円（前の期比37.0％増）だった。市場コンセンサスは539億円。売上高、営業利益ともに過去最高を更新。設備投資による生産能力の拡大に伴って受注高も過去最高水準となった。
併せて、19.3期の期末配当予想を55円から60円（前の期は45円）に修正すると発表した。なお年間配当は90円（前の期は70円）となる。
ダイフク<6383.T>が急落。同社は10日、20.3期通期の連結営業利益予想が528億円（前期比3.4％減）になりそうだと発表した。市場コンセンサスは572億円。
受注増に対応するため、設備投資費を前期79億円から167億円に積み増すことで利益は一時的に減益となる見通し。
19.3期通期の営業利益は547億円（前の期比37.0％増）だった。市場コンセンサスは539億円。売上高、営業利益ともに過去最高を更新。設備投資による生産能力の拡大に伴って受注高も過去最高水準となった。
併せて、19.3期の期末配当予想を55円から60円（前の期は45円）に修正すると発表した。なお年間配当は90円（前の期は70円）となる。
★9:11 電気興業－売り気配 19.3期決算発表を延期 複数の拠点で不適切な会計処理が判明
電気興業<6706.T>が売り気配。同社は5月10日大引け後に、5月14日予定していた前19.3期決算の公表を延期すると発表した。複数の拠点で不適切な会計処理が行われていたことが判明したため。1つの拠点で不適切な会計処理がみつかり、自主点検の結果、複数の拠点で原価付け替えによる不適切な会計処理が発見されたとした。
電気興業<6706.T>が売り気配。同社は5月10日大引け後に、5月14日予定していた前19.3期決算の公表を延期すると発表した。複数の拠点で不適切な会計処理が行われていたことが判明したため。1つの拠点で不適切な会計処理がみつかり、自主点検の結果、複数の拠点で原価付け替えによる不適切な会計処理が発見されたとした。
★9:11 ＮＡＴＴＹ－売り気配 3Q累計営業益1.9億円も進ちょくの悪さを嫌気
ＮＡＴＴＹ ＳＷＡＮＫＹ<7674.T>が売り気配。同社は10日に、19.6期3Q累計（7-3月）の営業利益は1.9億円だったと発表した。同社は、18.6期3Qにおいては、四半期財務諸表を作成していないため、前年同期比較はできない。通期の会社計画3.4億円に対する進ちょくは56.6％となっている。
直営店9店舗およびFC店2店舗の新規出店を行うとともに、全店舗で高いサービスの提供を維持するために人材の採用・育成に力を入れ、さらなる企業価値の向上に取り組んだことが奏功した。しかし、株価は進ちょくの悪さが嫌気され、売りが優勢となっている。
ＮＡＴＴＹ ＳＷＡＮＫＹ<7674.T>が売り気配。同社は10日に、19.6期3Q累計（7-3月）の営業利益は1.9億円だったと発表した。同社は、18.6期3Qにおいては、四半期財務諸表を作成していないため、前年同期比較はできない。通期の会社計画3.4億円に対する進ちょくは56.6％となっている。
直営店9店舗およびFC店2店舗の新規出店を行うとともに、全店舗で高いサービスの提供を維持するために人材の採用・育成に力を入れ、さらなる企業価値の向上に取り組んだことが奏功した。しかし、株価は進ちょくの悪さが嫌気され、売りが優勢となっている。
★9:11 ヤフー－ドイツ証が目標株価引き上げ 新規情報開示は事実上の自社株買いでポジティブ
ヤフー<4689.T>が続落。ドイツ証券では、新規情報開示は事実上の自社株買いでポジティブとコメント。レーティング「Hold」を継続も、目標株価は260円→280円と引き上げた。
第三者割当増資および持ち株取得の開示は、ヤフーに自社株買いに相当する影響を与えている。その結果、EPSは8％純増となるため、目標株価を調整。今回の情報開示に関し、ヤフーが企業価値向上に積極的に取り組んでいると感じるとコメント。直近の動きをポジティブと判断するとした。
ヤフー<4689.T>が続落。ドイツ証券では、新規情報開示は事実上の自社株買いでポジティブとコメント。レーティング「Hold」を継続も、目標株価は260円→280円と引き上げた。
第三者割当増資および持ち株取得の開示は、ヤフーに自社株買いに相当する影響を与えている。その結果、EPSは8％純増となるため、目標株価を調整。今回の情報開示に関し、ヤフーが企業価値向上に積極的に取り組んでいると感じるとコメント。直近の動きをポジティブと判断するとした。
★9:12 Ｆｒｉｎｇｅ８１－売り気配 今期営業赤字転落見込む 前期は2.1億円の黒字で着地
Ｆｒｉｎｇｅ８１<6550.T>が売り気配。同社は10日に、20.3期通期の連結営業損益予想を4.3億円の赤字～6.2億円の赤字（レンジ形式、前期は2.1億円の黒字）と発表した。市場コンセンサスは3.7億円の黒字。
大規模なマーケティング投資を行うことからマーケティング費用が著しく増加し、赤字となることを見込んでいる。
併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は2.1億円（前の期比36.2％減）だった。Unipos事業におけるマーケティング投資の増加と全社の移転影響により、販管費が増加したことが響いた。
Ｆｒｉｎｇｅ８１<6550.T>が売り気配。同社は10日に、20.3期通期の連結営業損益予想を4.3億円の赤字～6.2億円の赤字（レンジ形式、前期は2.1億円の黒字）と発表した。市場コンセンサスは3.7億円の黒字。
大規模なマーケティング投資を行うことからマーケティング費用が著しく増加し、赤字となることを見込んでいる。
併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は2.1億円（前の期比36.2％減）だった。Unipos事業におけるマーケティング投資の増加と全社の移転影響により、販管費が増加したことが響いた。
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