前場コメント No.9 キャンバス、りそな、西日本鉄道、コメリ、関西ペイントなど

2019/05/13(月) 11:31
★9:12  キャンバス-大幅続伸 「CBP501」用途に関する特許について欧州特許庁から特許査定
 キャンバス<4575.T>が大幅続伸。同社は5月10日大引け後に、創出し、開発中の抗がん剤候補化合物「CBP501」の用途に関する特許について、欧州特許庁から特許査定を受領したと発表した。「CBP501」の投与対象を白血球数で絞り込むことに特許性(新規性・進歩性)が存在すると認められたものとした。

★9:12  りそなHD-6日ぶり反発 3000万株・100億円の自己株取得枠設定 割合は1.29%
 りそなホールディングス<8308.T>が6日ぶり反発。同社は10日、3000万株・100億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月13日~6月14日。なお、上限3000万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.29%となる。

★9:12  りそなHD-6日ぶり反発 今期最終益9%減見込む KMFG統合の一時利益はく落で
 りそなホールディングス<8308.T>が6日ぶり反発。同社は10日に、20.3期通期の連結純利益予想が1600億円(前期比8.7%減)になりそうだと発表した。市場コンセンサスは1561億円。
 業務粗利益は増加を見込むものの、KMFG統合に伴う一時利益がなくなることから全体では減益となる見通し。
 19.3期通期の連結純利益は1751億円(前の期比25.9%減)だった。前の期に計上したKMFG統合に伴う税務効果が剥落したことが響いた。

★9:12  西日本鉄道-みずほが目標株価引き下げ 収益改善には時間を要する
 西日本鉄道<9031.T>が6日続落。みずほ証券では、収益改善には時間を要すると判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は3100円→2500円と引き下げた。
 前19.3期営業利益および今20.3期会社予想はともに、旧みずほ予想を下回った。今20.3期会社予想で営業減益が見込まれているのは、建て替えにともなう福岡ビルの閉館影響要因などで、経常利益の減少幅が営業利益より大きいのは、持ち分法適用会社福岡国際空港が運営開始にともない赤字となる見通しのため。福ビル街区建替プロジェクトは2024年春の開業、福岡空港で増設された滑走路が供用開始されるのは2025年の予定であるため、収益改善には時間を要すると考えるとした。

★9:13  コメリ-みずほが目標株価引き下げ 増税の逆風で一段と既存店売上高が悪化する可能性
 コメリ<8218.T>が8日続落。みずほ証券では、増税の逆風で一段と既存店売上高が悪化する可能性を想定。投資判断「中立」を継続、目標株価は2900円→2150円と引き下げた。
 消費増税によって既存店売上高が一段と悪化する可能性が高いと判断し、みずほ予想を下方修正。今20.3期上期までは増税前の駆け込みにより増益を予想するとしたが、来21.3期上期までは消費増税の影響が続くことを考慮し、来21.3期は減益を予想。自前主義によって構築されたネットワークの効果を最大限に活かすためには、安定した売上高の増加が必要だが、ドラッグストアやECとの競争がさらに激しさを増す可能性も高く、売上高が回復する展開を織り込むのは当面難しいと考えるとした。

★9:13  関西ペイント-6日続落 今期営業益13%増見込みも市場コンセンサス下回る
 関西ペイント<4613.T>が6日続落。同社は10日、20.3期通期の連結営業利益予想が365億円(前期比13.0%増)になりそうだと発表した。市場コンセンサスは374億円。
 中期3カ年経営計画の重点方針である「資本生産性・収益性の向上を伴う利益成長」、「事業競争力の向上」、「グループ総合力の向上」の達成を目指してグループ力を結集し、さらなる業績向上に向け事業活動を展開するとしている。 
 19.3期通期の営業利益は323億円(前の期比9.8%減)だった。市場コンセンサスは335億円。原材料価格高騰や販管費の増加が響いた。


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