前場コメント No.7 ゼンショー、みらかＨＤ、アコム、うるる、カシオ計算機など
★9:09 ゼンショー－6日ぶり反発 今期営業益27％増 ジョリーパスタを完全子会社化
ゼンショーホールディングス<7550.T>が6日ぶり反発。同社は14日、20.3期の連結営業利利益予想を238億円（前期比26.6％増）と発表した。市場コンセンサスは229億円。売上高、営業利益、純利益それぞれで前期を上回って推移すると想定している。
19.3期の連結営業利益は188億円（前の期比6.9％増）だった。各業態の既存店売上高がおおむね前期を上回って推移したほか、新規出店による増収効果も寄与した。
併せて、連結子会社のジョリーパスタ<9899.T>を株式交換により完全子会社化することも発表した。ジョリーパスタ株主に対し、新たにゼンショー株を発行する。株式交換による割当比率はゼンショー1株に対し、ジョリーパスタ0.80株で、新規発行株数は454万9958株の予定。実施は8月1日の予定で、それに先立ちジョリーパスタは7月30日付で上場廃止（最終売買日は7月29日）となる。
ゼンショーホールディングス<7550.T>が6日ぶり反発。同社は14日、20.3期の連結営業利利益予想を238億円（前期比26.6％増）と発表した。市場コンセンサスは229億円。売上高、営業利益、純利益それぞれで前期を上回って推移すると想定している。
19.3期の連結営業利益は188億円（前の期比6.9％増）だった。各業態の既存店売上高がおおむね前期を上回って推移したほか、新規出店による増収効果も寄与した。
併せて、連結子会社のジョリーパスタ<9899.T>を株式交換により完全子会社化することも発表した。ジョリーパスタ株主に対し、新たにゼンショー株を発行する。株式交換による割当比率はゼンショー1株に対し、ジョリーパスタ0.80株で、新規発行株数は454万9958株の予定。実施は8月1日の予定で、それに先立ちジョリーパスタは7月30日付で上場廃止（最終売買日は7月29日）となる。
★9:10 みらかＨＤ－売り気配 野村が目標株価引き下げ 業績予想を下方修正
みらかホールディングス<4544.T>が売り気配。野村証券では、業績予想を下方修正。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2950円→2700円と引き下げた。
IVD事業を中心に従来利益予想を引き下げ、目標株価は減額。今20.3期の営業利益会社予想は野村従来予想を5億円下回る145億円、野村予想を下回ったことは悪印象。
ポイントは以下の通り。（1）19.3期の実績は期初会社予想に対して大幅未達成。19年4月まで予想を下げなかった理由として、会社はCLT（受託臨床検査）事業で開業医と契約後、検査増につながるまで4～5カ月程度かかることを甘く見ていたと説明。（2）20.3期のCLT（受託臨床検査）事業の会社予想売上高は前期比11％増収の1195億円。野村従来予想を65億円上回る。（3）19.3期の検査単価下落は同3.5％減であったが、20.3期は同1.5％減が会社予想の前提。会社は顧客の8割との契約更改が終了し、複数年度の契約を締結しているところも一部あるため、単価の見通しは改善したと説明。
みらかホールディングス<4544.T>が売り気配。野村証券では、業績予想を下方修正。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2950円→2700円と引き下げた。
IVD事業を中心に従来利益予想を引き下げ、目標株価は減額。今20.3期の営業利益会社予想は野村従来予想を5億円下回る145億円、野村予想を下回ったことは悪印象。
ポイントは以下の通り。（1）19.3期の実績は期初会社予想に対して大幅未達成。19年4月まで予想を下げなかった理由として、会社はCLT（受託臨床検査）事業で開業医と契約後、検査増につながるまで4～5カ月程度かかることを甘く見ていたと説明。（2）20.3期のCLT（受託臨床検査）事業の会社予想売上高は前期比11％増収の1195億円。野村従来予想を65億円上回る。（3）19.3期の検査単価下落は同3.5％減であったが、20.3期は同1.5％減が会社予想の前提。会社は顧客の8割との契約更改が終了し、複数年度の契約を締結しているところも一部あるため、単価の見通しは改善したと説明。
★9:11 アコム－3日ぶり反落 今期52％営業増益見込む 前期は29％減で着地
アコム<8572.T>が3日ぶり反落。同社は14日、20.3期通期の連結営業利益予想を876億円（前期比52.1％増）と発表した。市場コンセンサスは889億円となっている。
ローン・クレジット残高9180億円、信用保証残高1兆2336億円の合計2兆1516億円を見込んでいる。
19.3期通期の連結営業利益は576億円（前の期比28.8％減）だった。ローン・クレジットカード事業において、利息返還損失引当金繰入額を計上したことが影響した。
アコム<8572.T>が3日ぶり反落。同社は14日、20.3期通期の連結営業利益予想を876億円（前期比52.1％増）と発表した。市場コンセンサスは889億円となっている。
ローン・クレジット残高9180億円、信用保証残高1兆2336億円の合計2兆1516億円を見込んでいる。
19.3期通期の連結営業利益は576億円（前の期比28.8％減）だった。ローン・クレジットカード事業において、利息返還損失引当金繰入額を計上したことが影響した。
★9:12 うるる－売り気配 今期営業損益3.6億円の赤字見込み 短期的に投資が先行
うるる<3979.T>が売り気配。同社は14日、20.3期の連結営業損益予想を3.6億円の赤字（前期は4.3億円の黒字）と発表した。市場コンセンサスは4.6億円の黒字。
入札情報を提供する「NJSS」サービスが継続成長するほか、ストックビジネスとなる新規CGSの創出にも注力するものの、短期的には投資が先行するとしている。
19.3期の連結営業利益は4.3億円（前の期比10.0％増）だった。CGS事業の主力サービスであるNJSSが好調に推移した。
うるる<3979.T>が売り気配。同社は14日、20.3期の連結営業損益予想を3.6億円の赤字（前期は4.3億円の黒字）と発表した。市場コンセンサスは4.6億円の黒字。
入札情報を提供する「NJSS」サービスが継続成長するほか、ストックビジネスとなる新規CGSの創出にも注力するものの、短期的には投資が先行するとしている。
19.3期の連結営業利益は4.3億円（前の期比10.0％増）だった。CGS事業の主力サービスであるNJSSが好調に推移した。
★9:13 カシオ－急落 今期4％営業増益見込む 前期は2％増で着地
カシオ計算機<6952.T>が急落。同社は14日、20.3期通期の連結営業利益予想を315億円（前期比4.1％増）と発表した。市場コンセンサスは346億円となっている。
時計事業は「G-SHOCK」のラインアップ拡充、新ジャンル製品の投入、インターネット販売の増強などにより、さらなる事業拡大と高収益性を維持する見通し。教育事業は、関数電卓の学校販売拡大、英語学習専用機の法人向け販売強化などにより、事業拡大と高収益性を維持するとしている。
19.3期通期の連結営業利益は303億円（前の期比2.3％増）だった。時計事業は国内、中国、北米で増収。セグメント利益率は20％だった。
併せて、19.3期の期末配当25円（前の期は記念配当10円を含む30円）に修正すると発表した。
カシオ計算機<6952.T>が急落。同社は14日、20.3期通期の連結営業利益予想を315億円（前期比4.1％増）と発表した。市場コンセンサスは346億円となっている。
時計事業は「G-SHOCK」のラインアップ拡充、新ジャンル製品の投入、インターネット販売の増強などにより、さらなる事業拡大と高収益性を維持する見通し。教育事業は、関数電卓の学校販売拡大、英語学習専用機の法人向け販売強化などにより、事業拡大と高収益性を維持するとしている。
19.3期通期の連結営業利益は303億円（前の期比2.3％増）だった。時計事業は国内、中国、北米で増収。セグメント利益率は20％だった。
併せて、19.3期の期末配当25円（前の期は記念配当10円を含む30円）に修正すると発表した。
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