前場コメント No.9 エンバイオ、シェアリングテクノロジー、リブセンス、日本ペイント、三菱UFJなど

2019/05/16(木) 11:30
★9:11  エンバイオ-買い気配 今期営業益33%増見込む 前期は20%減益着地
 エンバイオ・ホールディングス<6092.T>が買い気配。同社は15日に、20.3期通期の連結営業利益予想は8.4億円(前期比32.7%増)と発表した。
 土壌汚染調査・対策から土壌汚染地買い取りまでのワンストップサービスの展開、それを可能とするための原位置浄化から掘削除去までの対策技術のフルラインアップ化、新規に導入した原位置浄化技術による提案力の強化などにより新規顧客と新たな需要の開拓を進めるとしている。
 併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は6.3億円(前の期比19.5%減)だった。
 土壌汚染対策事業を中心にグループの総合力を活かして、ブラウンフィールド活用
事業や自然エネルギー事業を積極的に展開したが、新規の原位置浄化技術の導入に当初の想定を超えた開発費用を要したことに加え、連結子会社である関東ミキシングコンクリートが昨年12月に事業の許可取消の行政処分を受けたことから建設汚泥中間処理事業が継続不能となったことが響いた。

★9:12  AMBITION-大幅に5日続伸 3Q累計経常益3.6倍 インベスト事業が好調
 AMBITION<3300.T>が大幅に5日続伸。同社は15日に、19.6期3Q累計(7-3月)の連結経常利益は16.8億円(前年同期比3.6倍)だったと発表した。通期の会社計画13.5億円を3Qで上回っている。
 プロパティマネジメント事業において管理戸数の増加を軸として、入居率の向上および維持を支える賃貸仲介事業との連携を図った。さらに、中古不動産市場の活況を背景に、中古マンション再販事業を展開することで収益拡大を図った。特に3Qにおいてインベスト事業が好調だったとした。

★9:13  シェアリングテクノロジー-売り気配 上期営業赤字転落 WEB事業の赤字響く
 シェアリングテクノロジー<3989.T>が売り気配。同社は15日に、19.9期上期(10-3月)の連結営業(IFRS基準)損益は4.6億円の赤字(前年同期は0.3億円の黒字)だったと発表した。なお、通期の会社計画17.0億円の黒字は据え置いた。
 WEB事業が、大幅な赤字となった。ただし、大きな収益機会である害虫駆除、台風などに係る修理・後片付け、庭まわりの整備等が下半期(3Q・4Q)に偏重することから、当初想定通りとしている。

★9:14  リブセンス-4日ぶりに大幅反落 1Q営業益26%減 「転職会議」や「転職ナビ」の減収響く
 リブセンス<6054.T>が4日ぶりに大幅反落。同社は14日に、19.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は5800万円(前年同期比25.6%減)だったと発表した。求人情報メディア事業が、「転職会議」や「転職ナビ」が減収となったことなどにより、減益となったことが響いた。

★9:15  日本ペイント-急騰 1Q営業益8%減も悪材料出尽くし
 日本ペイントホールディングス<4612.T>が急騰。同社は15日に、19.12期1Q(1-3月)の連結営業利益(IFRS)は201億円(前年同期比8.2%減)だったと発表した。上期の会社計画395億円に対する進ちょくは50.1%となっている。
 前年同期に中国で環境規制に伴う工場退去の補助金収入があった反動減が出た。米州で自動車用塗料が低調だったことも響いた。ただし、株価は直近で大きく下げていたことから、目先の悪材料出尽くしとみた買いが入っている。

★9:15  三菱UFJ-3日ぶり反落 今期純利益3%増見込み 前期は12%減益で着地
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が3日ぶり反落。同社は15日、20.3期通期の連結純利益予想を9000億円(前期比3.1%増)と発表した。市場コンセンサスは9355億円。
 19.3期通期の連結純利益は8727億円(前の期比11.8%減)だった。貸出金利息等の資金運用収益が増加し増収となったが、クレジットカード子会社UFJニコスの減損など2027億円を特損計上したことが影響した。


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