前場コメント No.8 ミューチュアル、モブキャスト、ソニー、Ｈ２Ｏリテイリング、三越伊勢丹など
★9:23 ミューチュアル－急落 今期14％営業増益見込むも利益確定売りに押される
ミューチュアル<2773.T>が急落。同社は16日、20.3期通期の営業利益予想を11.5億円（前期比14.0％増）と発表した。
医薬品業界向けは設備投資の見直しも懸念されるが、化粧品業界向けは積極投資が続くとの見通しから増益を見込んでいる。
19.3期通期の連結営業利益は10.1億円（前の期比2.7倍）だった。産業用機械事業で売上高が大きく伸びた。工業用ダイヤモンド事業も2けた増収と好調で利益を押し上げた。株価は前日、業績修正を受けて大幅上昇した反動により、売りに押されている。
ミューチュアル<2773.T>が急落。同社は16日、20.3期通期の営業利益予想を11.5億円（前期比14.0％増）と発表した。
医薬品業界向けは設備投資の見直しも懸念されるが、化粧品業界向けは積極投資が続くとの見通しから増益を見込んでいる。
19.3期通期の連結営業利益は10.1億円（前の期比2.7倍）だった。産業用機械事業で売上高が大きく伸びた。工業用ダイヤモンド事業も2けた増収と好調で利益を押し上げた。株価は前日、業績修正を受けて大幅上昇した反動により、売りに押されている。
★9:23 ジャパンリアルエステイト－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 相対割安感は乏しい
ジャパンリアルエステイト投資法人<8952.T>が変わらずを挟んで5日続伸。ＪＰモルガン証券では、相対割安感は乏しいとみて、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は64.33万円→64.79万円と引き上げた。
オフィス市況は想定以上に底堅く、同投資法人の19.3期も底堅い内部成長と外部成長に支えられ、安定的な分配金成長を示せた。一方、同投資法人をはじめとするオフォスリートの投資口価格推移は年初来でやや鈍くなってきている。過去1年で見れば、依然として好パフォーマンスゆえ、相対的な割安感が乏しくなった中での調整局面とも解釈できる。単なる取得ではなく、物件入れ替えによるポートフォリオ改善が進めば評価余地は高まると指摘した。
ジャパンリアルエステイト投資法人<8952.T>が変わらずを挟んで5日続伸。ＪＰモルガン証券では、相対割安感は乏しいとみて、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は64.33万円→64.79万円と引き上げた。
オフィス市況は想定以上に底堅く、同投資法人の19.3期も底堅い内部成長と外部成長に支えられ、安定的な分配金成長を示せた。一方、同投資法人をはじめとするオフォスリートの投資口価格推移は年初来でやや鈍くなってきている。過去1年で見れば、依然として好パフォーマンスゆえ、相対的な割安感が乏しくなった中での調整局面とも解釈できる。単なる取得ではなく、物件入れ替えによるポートフォリオ改善が進めば評価余地は高まると指摘した。
★9:26 モブキャスト－大幅反発 テクノロジーやエンタメに出資のファンド設立へ
モブキャストホールディングス<3664.T>が8日ぶり大幅反発。同社は5月16日大引け後に、子会社のモブキャストフナンシャルがファンドの設立、および当該ファンドへの出資を決めたと発表した。
テクノロジーまたはエンターテインメント分野における新規事業の情報収集および投資のため。5月下旬～6月ごろをメドに「モブキャスト投資事業有限責任組合」を設立し、出資総額は上限5億1000万円を予定しているとした。
モブキャストホールディングス<3664.T>が8日ぶり大幅反発。同社は5月16日大引け後に、子会社のモブキャストフナンシャルがファンドの設立、および当該ファンドへの出資を決めたと発表した。
テクノロジーまたはエンターテインメント分野における新規事業の情報収集および投資のため。5月下旬～6月ごろをメドに「モブキャスト投資事業有限責任組合」を設立し、出資総額は上限5億1000万円を予定しているとした。
★9:29 ソニー－みずほが目標株価引き上げ ゲームへの懸念は行き過ぎとの見方
ソニー<6758.T>が大幅反発。みずほ証券では、ゲームへの懸念は行き過ぎと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を7900円→8400円と引き上げた。トップピック推奨を継続。
営業利益予想を引き上げ。営業利益は22.3期に1.1兆円を予想。Googleの「STADIA」発表に端を発したゲーム事業への懸念は行き過ぎとみられる。ゲーム事業（G&NS）はPS5とソフトがフル寄与する22.3期に最高益更新を予想。半導体、音楽も収益拡大基調を維持、全社では来21.3期に再び最高営業利益更新を想定。経営方針については、吉田社長の語る成長戦略、CF、株主還元、事業部間協業の進め方や想定される協業の効果などに注目するとした。
ソニー<6758.T>が大幅反発。みずほ証券では、ゲームへの懸念は行き過ぎと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を7900円→8400円と引き上げた。トップピック推奨を継続。
営業利益予想を引き上げ。営業利益は22.3期に1.1兆円を予想。Googleの「STADIA」発表に端を発したゲーム事業への懸念は行き過ぎとみられる。ゲーム事業（G&NS）はPS5とソフトがフル寄与する22.3期に最高益更新を予想。半導体、音楽も収益拡大基調を維持、全社では来21.3期に再び最高営業利益更新を想定。経営方針については、吉田社長の語る成長戦略、CF、株主還元、事業部間協業の進め方や想定される協業の効果などに注目するとした。
★9:33 Ｈ２Ｏリテイリング－みずほが目標株価引き下げ 2期連続の営業減益へ
エイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>が反落。みずほ証券では、食品事業の不振と経費先行で2期連続の営業減益を想定。投資判断「中立」を継続、目標株価は1650円→1200円と引き下げた。
前19.3期業績および新年度の会社経営方針を受けて、みずほの業績予想を下方修正。今20.3期は阪神本店の建て替え工事に関連するマイナス要因が一巡することなどもあり、営業増益への転換を見込んでいた。しかし、消費環境の悪化もあり、食品事業の不振が続いているほか、百貨店の改装投資などの経費が先行することもあり、今20.3期は2期連続の営業減益を予想。ただし、今20.3期会社計画は利益面では堅めと判断しているとし、会社計画を上回る利益は達成可能と予想。
エイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>が反落。みずほ証券では、食品事業の不振と経費先行で2期連続の営業減益を想定。投資判断「中立」を継続、目標株価は1650円→1200円と引き下げた。
前19.3期業績および新年度の会社経営方針を受けて、みずほの業績予想を下方修正。今20.3期は阪神本店の建て替え工事に関連するマイナス要因が一巡することなどもあり、営業増益への転換を見込んでいた。しかし、消費環境の悪化もあり、食品事業の不振が続いているほか、百貨店の改装投資などの経費が先行することもあり、今20.3期は2期連続の営業減益を予想。ただし、今20.3期会社計画は利益面では堅めと判断しているとし、会社計画を上回る利益は達成可能と予想。
★9:36 三越伊勢丹－みずほが目標株価引き下げ デジタル戦略の先行費用が重い
三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>がもみ合い。みずほ証券では、構造改革で増益基調は維持するが、デジタル戦略の先行費用が重いと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は1200円→1010円と引き下げた。
前19.3期業績は会社計画およびみずほ予想を上回る着地。営業利益と当期利益の両方が期初の会社計画をクリアするのは7期ぶり。販売基調が鈍化し、デジタル戦略の先行経費が増加する中、18.3期に行った構造改革によるコスト抑制効果が増益に寄与した。一方、デジタル戦略の先行費用の増加などを考慮し、みずほの業績予想を下方修正。
三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>がもみ合い。みずほ証券では、構造改革で増益基調は維持するが、デジタル戦略の先行費用が重いと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は1200円→1010円と引き下げた。
前19.3期業績は会社計画およびみずほ予想を上回る着地。営業利益と当期利益の両方が期初の会社計画をクリアするのは7期ぶり。販売基調が鈍化し、デジタル戦略の先行経費が増加する中、18.3期に行った構造改革によるコスト抑制効果が増益に寄与した。一方、デジタル戦略の先行費用の増加などを考慮し、みずほの業績予想を下方修正。
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