前場コメント No.3 物語コーポ、日立ハイテク、九州電力、すてきナイスグループ、メックなど

2019/05/20(月) 11:30
★9:03  物語コーポレーション-続伸 4月度既存店2%増収 2カ月連続で前年実績上回る
 物語コーポレーション<3097.T>が続伸。同社が17日に発表した4月度月次売上高前期比(国内直営店+FC店、速報値)で、既存店売上高は前年同月比1.6%増となった。2カ月連続で前年実績を上回った。既存店客数は同0.9%増。焼肉部門やラーメン部門が好調だった。

★9:03  日立ハイテク-売り気配 三菱UFJMSが「Neutral」へ引き下げ 回復時期が遠のく可能性
 日立ハイテクノロジーズ<8036.T>が売り気配。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、回復時期が遠のく可能性が高まっていると判断。投資判断を「Overweight」→「Neutral」、目標株価は5600円→5000円と引き下げた。
 エクイティストーリーを変更。従来は「同社が恩恵を受けやすいロジック・ファウンドリ設備投資の回復による同社株価の再評価」としていたが、この部分は株価に織り込まれてきた。その先はメモリー半導体市況の底打ちに伴うメモリー設備投資の回復に期待していたが、米中貿易摩擦の激化により、メモリーを中心に半導体需要が一段と悪化するリスクが高まった。今年後半からと市場で期待されていた半導体市況回復時期が半年から1年後ずれと想定。このため、エクイティストーリーを「半導体市況の底入れ待ち」に変更し、レーティングを「Neutral」に引き下げるとした。

★9:03  九州電力-三菱UFJMSが「Neutral」へ引き下げ 特重施設の完成の遅れで下方修正
 九州電力<9508.T>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、特重施設の完成の遅れで業績予想を下方修正。投資判断を「Overweight」→「Neutral」、目標株価は1570円→1240円と引き下げた。
 4月24日に原子力規制委員会は、原子力発電所に設置が義務付けられているテロ対策のための特重施設(特定重大事故等対策施設)が期限内に完成しない場合、原則として原子力発電所の運転停止を命じることを決定。三菱UFJMS予想では、新たに川内原発1・2号機の特重施設の完成期限から1年間、稼働を停止する前提に変更。三菱UFJMS前提の原子力利用率(原発4基ベース)を、20.3期75.7%(従来70.8%)、21.3期43.3%(従来78.2%)、22.3期90.9%(従来なし)とした。

★9:04  すてきナイスグループ-3日続落 社長交代の人事を発表 証取委・地検の強制調査で
 すてきナイスグループ<8089.T>が3日続落。同社は5月20日8時10分に、同日付けで取締役である杉田理之氏を代表取締役社長に選任する人事を発表した。
 同社は5月16日、証券取引等監視委員会による強制調査および横浜地方検察庁による強制捜査を受けた。今後の取締役会の意思決定などをスムーズに行うため、代表取締役を変更するとした。
 なお、代表取締役会長兼CEOの平田恒一郎氏より、代表取締役および取締役、ならびに主要子会社ナイスの代表取締役および取締役を辞任したい旨、申し出があり、同日付けでこれを受理したとしている。

★9:04  メック-いちよしが「A」へ引き上げ 20.12期に向けて業績回復を予想
 メック<4971.T>が反落。いちよし経済研究所では、5G対応新製品などの貢献から、来20.12期に向けて業績回復を予想するとして、レーティングを「B」→「A」と引き上げた。フェアバリューは1400円→1300円と引き下げた。
 今19.12期1Q(1~3月)決算の内容を踏まえ、いちよしによる業績予想を下方修正し、フェアバリューを引き下げるが、株価下落を考慮し、レーティングは「A」へと引き上げるとした。高機能スマートフォンの需要不振などを受け、同社の業績も調整局面が続いているが、5G(第5世代モバイル通信網)の普及などにより、同下期(7~12月)からは同社の次世代電子基板薬品の需要拡大が見込まれ、来20.12期には再び過去最高益水準にまで業績が回復すると予想。


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