前場コメント No.11 理経、Vテクノロジー、村田製作所、橋本総業、アコムなど

2019/05/24(金) 11:30
★9:50  理経-底堅い 土砂災害を疑似体験可能なVRコンテンツを提供開始
 理経<8226.T>が底堅い。同社は24日に、東広島市消防局および広島大学と共同開発した、バーチャルリアリティ(以下、VR)を活用した土砂災害体験・訓練用コンテンツの提供を開始すると発表した。
 新製品は、昨年7月に発生した西日本豪雨災害における東広島市消防局と広島大学防災・減災研究センターの研究を活用し、土砂災害発生に起こり得る事象をVR空間上で再現したという。豪雨による土砂災害を対象とした、大学・自治体・民間企業の共同開発としては全国初の災害体験VRになるとしている。

★9:51  Vテクノロジー-岩井コスモが目標株価引き下げ 株価はバリュエーションからみて下げすぎ
 ブイ・テクノロジー<7717.T>が小安い。岩井コスモ証券では、足もとの株価はバリュエーションからみて下げすぎとみて、投資判断「A」を継続した。目標株価は26500円→16000円と引き下げた。
 売上高の約9割が中国向けで、受注も大型テレビ用液晶パネルの製造用装置が中心であることが、株価のディスカウント要因になっている。だが、(1)テレビ用大型液晶パネルは米中貿易摩擦が過熱しても中国に生産が集約され、代替手段がなく、やがて投資意欲も改善すると見られること、(2)多角化に向けて、マスク描画装置、有機EL(OLED)関連製造装置、半導体関連装置などの新製品開発を加速していることを考慮すると、競合他社を大きく下回るPERは評価不足と判断。リバウンドの余地ありとの見方を示した。

★9:51  ワールドHD-底堅い 「九州キャリアマッチングプログラム『マイスター☆LINK』」受託
 ワールドホールディングス<2429.T>が底堅い。同社は5月23日大引け後に、連結子会社であるワールドインテック(福岡市)が、経済産業省九州経済産業局が主催する「令和元年度九州経済産業局における地域中小企業・小規模事業者の人材確保支援等事業」を活用し、実施される「九州キャリアマッチングプログラム『マイスター☆LINK』」の委託先に指定されたと発表した。
 事業の実施により、地域企業が付加価値創出を担う高度スキル人材を確保することで、生産性向上・経営強化を図り、IoT・AI・半導体関連産業の持続的成長を目指すとともに、「人が活きるカタチ」の創造を実現していくとした。

★9:52  村田製作所-岩井コスモが目標株価引き下げ 中期的な成長期待に変わりはない
 村田製作所<6981.T>が小高い。岩井コスモ証券では、車載向けの需要拡大や5G関連の需要本格化で中期的な成長期待に変わりはないとし、投資判断「A」を継続した。目標株価は6900円→6000円と引き下げた。
 今上期から5Gの基地局向け電子部品の収益貢献が本格化してきそう。スマートフォン向け電子部品の回復後れと償却負担増などで今期の営業利益は減益の見通し。足もとの事業環境には不透明感が強まっているが、同社製品の競争力は保たれており、5G普及に伴う通信系電子部品の需要拡大や自動車の電装化、電動化の進展によってコンデンサーを中心とする車載向け電子部品が伸びることを考えれば、中期的な利益成長に対する期待は変わらないとした。

★9:54  橋本総業HD-反発 5万株・7085万円の自己株取得を実施 割合は0.47%
 橋本総業ホールディングス<7570.T>が反発。同社は24日、5万株・7085万円を上限とした自己株取得を実施すると発表した。24日の立会外買付取引により取得する。なお、上限5万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.47%となる。

★9:56  アコム-野村が目標株価引き下げ 信用保証収益を下方修正
 アコム<8572.T>が小安い。野村証券では、信用保証収益を下方修正。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は440円→430円と引き下げた。
 取材・説明会を踏まえ、業績予想を下方修正。従来通り、信用保証事業の保証残高の鈍化により利益水準が押し下がるとの見方に変わりはなし。一方で、今回の説明会では保証料率の引き下げについて言及されたため、従来想定よりも同料率を引き下げ、信用保証収益を下方修正。


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