前場コメント No.17 日本電子、東海ソフト、NEC、太平洋工業、ユナイテッドなど

2019/06/13(木) 11:31
★10:44  シチズン時計-ジェフリーズが目標株価引き下げ 厳しいモメンタムが続く
 シチズン時計<7762.T>が4日ぶり反落。ジェフリーズ証券では、厳しいモメンタムが続くと想定。投資判断「HOLD」を継続、目標株価は600円→510円と引き下げた。
 2018年度実績は営業利益は224億円(前年比-10.1%)で、会社計画(250億円)、市場コンセンサス・ジェフリーズ予想(243億円)を下回った。2019年度会社予想は営業利益200億円、同様に市場コンセンサスを下回る水準。2019年度は時計は売上高+4.4%、営業利益+6億円。緩やかな回復を想定しているとしたが、スマートウオッチ開発などの費用増も想定。工作機械で25億円の減益を想定。ジェフリーズの業績予想見直し、目標株価は引き下げるとした。

★10:47  日本電子-ジェフリーズが目標株価引き上げ 次のステージへ
 日本電子<6951.T>が反発。ジェフリーズ証券では、次のステージへとコメント。投資判断「BUY」を継続、目標株価は2700円→2800円と引き上げた。
 同社は5月15日に、2018年度決算発表とともに2021年度までの新中期経営計画「Triangle Plan2022」を公表。新中期計画では、2021年度売上高1340億円、経常利益100億円を目標に「成長の加速と次の打ち手の実行」を掲げている。ここ数年の各分野での製品力強化、事業展開の進ちょくにより、成長と投資を両立することが可能な事業体質を築きつつある。ジェフリーズの業績予想を見直し、2021年度目標の達成は可能と予想するとした。

★10:49  東海ソフト-反発 19.5期配当 5円増配の25円に修正
 東海ソフト<4430.T>が反発。同社は12日、19.5期の期末配当予想を20円から25円(前の期は160円)に修正すると発表した。なお、同社は2018年10月19日付で1株を10株に分割している。

★10:50  NEC-もみ合い 米国オレゴン州の小学校周辺地域向けに蓄電システム提供
 NEC<6701.T>がもみ合い。同社とエネルギー関連子会社であるNECエナジーソリューションズは13日に、米国オレゴン州ユージンのハワード小学校に出力500キロワット、容量1000キロワット・アワーの中型蓄電システムを納入したと発表した。
 この蓄電システムは、ユージンにあるハワード小学校周辺地域の長期強靭性計画の一環として導入されたもので、同小学校の敷地内に設置され、太陽光発電とともにマイクログリッドを構成するとしている。

★10:55  太平洋工業-みずほが目標株価引き下げ TPMSとプレスによる成長性を評価
 太平洋工業<7250.T>が反落。みずほ証券では、TPMSとプレスによる成長性を評価するとし、投資判断「買い」を継続した。目標株価は2100円→1850円と引き下げた。
 TPMSとプレス両輪での業績拡大を果たすという基本的な見方に変化はなし。同社独自の成長要因に鑑みれば、セクター相対では選好されやすいとみられる。現状の株価は割安感があると判断し、投資判断は「買い」を維持。
 今20.3期営業利益ガイダンスは前期比3%の減少であるが、数量面や為替前提を慎重にみていると判断。みずほでは、今20.3期も営業増益を果たすと考えているとし、今20.3期1Qの業績の出方を確認したいとした。

★10:57  ユナイテッド-4日ぶり反落 「adstir」にAI搭載型アドフラウド対策ツール「SpiderAF」導入
 ユナイテッド<2497.T>が4日ぶり反落。同社は12日に、「adstir」においてPhybbit(東京都港区)が提供するAI搭載アドフラウド対策ツール「SpiderAF」の導入を開始したと発表した。
 これまで「adstir」では不正IPの検知やメディア審査強化など独自のアドフラウド対策を行っていたが、今回「SpiderAF」の導入を開始し、アドフラウド対策への取り組みを強化する。これにより、同サービスの機械学習による検知エンジンで不正なアクセスをはじき出すことができるうえに、巧妙化したアドフラウドのデータを蓄積することでより最適な広告運用に活用できるとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。


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