前場コメント No.3 スシロー、日本ハム、野村HD、クオール、パルGHDなど

2019/06/19(水) 11:30
★9:01  スシロー-売り気配 元気寿司との経営統合白紙に 資本業務提携を解消
 スシローグローバルホールディングス<3563.T>が売り気配。同社は18日、同社と神明ホールディングス(本社:兵庫県明石市)および元気寿司<9828.T>との資本業務提携を解消すると発表した。
 同社と元気寿司とは経営統合に向けて協議を重ねてきたが、両社の国内市場における将来的なブランド戦略の違い、海外市場、特にアジア地域における店舗展開方式の違いなどが明確となり、経営統合するよりも独立した企業としてそれぞれの戦略を推し進めていくことが両社の企業価値を高めるために最適であるとの結論に至ったとしている。
 なお、資本業務提携の解消に伴い、神明ホールディングスが保有する同社株の一部について株式売り出しを実施する。
 また、資本業務提携を解消した元気寿司も売り気配となっている。

★9:02  スシロー-売り気配 660万株を売り出し 神明HDが放出
 スシローグローバルホールディングス<3563.T>が売り気配。同社は18日に、神明ホールディングス(本社:兵庫県神戸市)を売出人とする660万株の売り出し、上限99万株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。発行条件は6月26日~7月1日のいずれかの日に決める。

★9:03  日本ハム-買い気配 SMBC日興が「2」へ引き上げ 市況高を追い風に業績改善は続く
 日本ハム<2282.T>が買い気配。SMBC日興証券では、市況高を追い風に業績改善は続くと想定。投資評価を「3(アンダーパフォーム)」→「2(中立)」、目標株価を3640円→5000円と引き上げた。
 加工事業は売り上げよりも利益を追求する体制へと変化、コスト改革が実行され、利益率は緩やかだが持続的に改善する可能性が高い。そして、中国豚コレラの影響は長期化の様相を呈しており、想定以上に畜肉市況が強まり、同社業績には追い風になると考えられる。カタリストは、国内鶏肉相場の反転、豪州の想定以上の収益改善、加工のコスト削減の加速などとした。

★9:03  野村HD-買い気配 3億株・1500億円の自己株取得枠を設定 割合は8.6%
 野村ホールディングス<8604.T>が買い気配。同社は18日、3億株・1500億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は6月19日~2020年3月31日。なお、上限3億株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は8.6%となる。
 併せて、同社が保有する野村総合研究所<4307.T>の普通株式1億191万700株について、同日付で野村総合研究所が発表した自己株式のTOB(株式公開買い付け)に応じると発表した。
 保有株全株が買い付けられた場合の同社(100%子会社保有8.96%を含む)の野村総研株の保有比率は36.59%から23.07%に低下し、引き続き同社の持分法適用関連会社となる見込み。
 野村総研は6月末に株式1株を3株に分割する予定で、買い付け価格は1株1570円。総額は約1600億円。

★9:03  クオールHD-買い気配 120万株・15億円の自己株取得枠を設定 割合は3.08%
 クオールホールディングス<3034.T>が買い気配。同社は18日、120万株・15億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は6月19日~9月20日。なお、上限120万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.08%となる。

★9:04  パルGHD-続伸 衣料・雑貨事業を行うノーリーズと資本業務提携
 パルグループホールディングス<2726.T>が続伸。同社は18日に、衣料、雑貨事業を行うノーリーズ(東京都中央区)と資本業務提携契約を締結すると発表した。
 「出店精度の向上を目的とした店舗開発の共通化」、「リクルート活動の支援、協力による人材確保の強化」、「Eコマース強化のための共同プロジェクト展開」、「管理部門の共通化による経営の高度化」などを想定している。
 資本提携としては、同社がノーリーズの発行済株式のうち、1758株(株式保有比率39.01%)を取得し、持分法適用関連会社するとしている。


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