前場コメント No.15 九電工、タツミ、コムシス、テクノスジャパン、ジャパンディスプレイなど
★10:17 九電工－東海東京が目標株価引き下げ 20.3期は完工引き渡し案件増加を主因に収益拡大へ
九電工<1959.T>が小安い。東海東京調査センターでは、今20.3期は完工引き渡し案件増加を主因に収益拡大とみて、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は6000円→4700円と引き下げた。
今20.3期は完成引き渡し案件の増加により、増収増益が見込まれる。連結営業利益は前年比12％増を予想。今20.3期の期首における当年度完工引き渡し案件は前年に比べて約330億円多い。当年度の完成引き渡し案件の増加は、増収および利益率の改善にも貢献すると考えられる。同社においては、完工引き渡し（引き渡し済み）案件は未引き渡し案件に比べ、利益率が5pt程度高いため。来21.3期も豊富な手持ち工事と堅調な受注を背景に収益拡大を見込むとした。
九電工<1959.T>が小安い。東海東京調査センターでは、今20.3期は完工引き渡し案件増加を主因に収益拡大とみて、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は6000円→4700円と引き下げた。
今20.3期は完成引き渡し案件の増加により、増収増益が見込まれる。連結営業利益は前年比12％増を予想。今20.3期の期首における当年度完工引き渡し案件は前年に比べて約330億円多い。当年度の完成引き渡し案件の増加は、増収および利益率の改善にも貢献すると考えられる。同社においては、完工引き渡し（引き渡し済み）案件は未引き渡し案件に比べ、利益率が5pt程度高いため。来21.3期も豊富な手持ち工事と堅調な受注を背景に収益拡大を見込むとした。
★10:21 タツミ－ストップ高買い気配 金属と樹脂パーツを一体成形 日経報道
タツミ<7268.T>がストップ高買い気配。20日付の日本経済新聞朝刊は、同社が金属部品に樹脂部品も組み合わせた電動ブレーキ部品の量産化を目指すと報じた。
記事によれば、同社は同じミツバ<7280.T>グループで樹脂成形が得意なモミモ（本社：群馬県桐生市）と連携し、金属加工から樹脂成形まで一貫して手がける。金属部品単体の納入に比べて付加価値を高め、利便性向上による納入先の拡大につなげるとしている。
タツミ<7268.T>がストップ高買い気配。20日付の日本経済新聞朝刊は、同社が金属部品に樹脂部品も組み合わせた電動ブレーキ部品の量産化を目指すと報じた。
記事によれば、同社は同じミツバ<7280.T>グループで樹脂成形が得意なモミモ（本社：群馬県桐生市）と連携し、金属加工から樹脂成形まで一貫して手がける。金属部品単体の納入に比べて付加価値を高め、利便性向上による納入先の拡大につなげるとしている。
★10:23 コムシス－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 業績はコンセンサス並みにとどまる
コムシスホールディングス<1721.T>が小高い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、堅調な業績推移を見込むが、コンセンサス並みにとどまると想定。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2950円→2900円と引き下げた。
通信インフラ（4G、5G向け）整備、ITソリューション、M&A（合併・買収）活用での売上高拡大による利益成長の見方に変更はないとしたが（1）利益成長はコンセンサス並みにとどまる、（2）株価バリュエーションに割安感がないことから「Neutral」を継続。
営業利益予想は、利益率前提引き下げから下方修正。主因は（1）19.3期に買収した3社の利益率が想定を下回ること、（2）売上高ミックスの悪化の織り込みであるとした。
コムシスホールディングス<1721.T>が小高い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、堅調な業績推移を見込むが、コンセンサス並みにとどまると想定。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2950円→2900円と引き下げた。
通信インフラ（4G、5G向け）整備、ITソリューション、M&A（合併・買収）活用での売上高拡大による利益成長の見方に変更はないとしたが（1）利益成長はコンセンサス並みにとどまる、（2）株価バリュエーションに割安感がないことから「Neutral」を継続。
営業利益予想は、利益率前提引き下げから下方修正。主因は（1）19.3期に買収した3社の利益率が想定を下回ること、（2）売上高ミックスの悪化の織り込みであるとした。
★10:27 テクノスジャパン－続伸 子会社Ｌｉｒｉｋのカナダ・バンクーバー法人が本格営業開始
テクノスジャパン<3666.T>が続伸。同社は20日10時に、子会社のＬｉｒｉｋの100％子会社Ｌｉｒｉｋ Ｓｏｆｔｗａｒｅ Ｓｅｒｖｉｃｅｓ Ｃａｎａｄａが、カナダ・バンクーバーで6月下旬より本格営業を開始すると発表した。
米国における外国人雇用問題が浮上しているなか、カナダ・バンクーバーは、 Ｌｉｒｉｋが拠点を構えるアメリカ・サンノゼと比較して、外国人材の往来や人材採用が容易であることに加え、物価が低くコスト面でのメリットも享受できることから、今後の同社グループにおける北米ビジネスの中長期的な拡大に際して大きな価値をもたらす重要拠点とになるとしている。
テクノスジャパン<3666.T>が続伸。同社は20日10時に、子会社のＬｉｒｉｋの100％子会社Ｌｉｒｉｋ Ｓｏｆｔｗａｒｅ Ｓｅｒｖｉｃｅｓ Ｃａｎａｄａが、カナダ・バンクーバーで6月下旬より本格営業を開始すると発表した。
米国における外国人雇用問題が浮上しているなか、カナダ・バンクーバーは、 Ｌｉｒｉｋが拠点を構えるアメリカ・サンノゼと比較して、外国人材の往来や人材採用が容易であることに加え、物価が低くコスト面でのメリットも享受できることから、今後の同社グループにおける北米ビジネスの中長期的な拡大に際して大きな価値をもたらす重要拠点とになるとしている。
★10:29 ジャパンディスプレイ－急騰 新たな支援者に中国有機EL大手が浮上 日刊工報道
ジャパンディスプレイ<6740.T>が急騰。日刊工業新聞は20日、同社への金融支援をめぐり、中国の有機ＥＬパネル大手の維信諾（ビジョノックス）が新たな出資予定者として浮上していることが明らかになったと報じた。
記事によれば、中国家電大手のＴＣＬ集団も興味を示しているもようとしている。
ジャパンディスプレイ<6740.T>が急騰。日刊工業新聞は20日、同社への金融支援をめぐり、中国の有機ＥＬパネル大手の維信諾（ビジョノックス）が新たな出資予定者として浮上していることが明らかになったと報じた。
記事によれば、中国家電大手のＴＣＬ集団も興味を示しているもようとしている。
★10:29 アインＨＤ－みずほが目標株価引き下げ 20.4期～21.4期コンセンサス予想はまだ強い
アインホールディングス<9627.T>が続落。みずほ証券では、今20.4期～来21.4期コンセンサス予想はまだ強く、22.4期に最高益更新を予想。投資判断「中立」を継続、目標株価は7800円→7100円と引き下げた。
会社側も6月7日の説明会で認めているように、業績が本格回復するのは22.4期とみられる。今20.4期、来21.4期は先行投資期と位置付けられる。ガイダンスショックがまだ抜け切れていないことと、20年4月改定に向けてこれからニュースフローが悪化する中で、当面は株価の本格回復のきっかけを見出しにくい。22.4期のＶ字回復をいつ織り込みにいくかが注目点とした。
アインホールディングス<9627.T>が続落。みずほ証券では、今20.4期～来21.4期コンセンサス予想はまだ強く、22.4期に最高益更新を予想。投資判断「中立」を継続、目標株価は7800円→7100円と引き下げた。
会社側も6月7日の説明会で認めているように、業績が本格回復するのは22.4期とみられる。今20.4期、来21.4期は先行投資期と位置付けられる。ガイダンスショックがまだ抜け切れていないことと、20年4月改定に向けてこれからニュースフローが悪化する中で、当面は株価の本格回復のきっかけを見出しにくい。22.4期のＶ字回復をいつ織り込みにいくかが注目点とした。
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