前場コメント No.12 アクセル、マツダ、アドバンスクリエイト、東武鉄道、森永乳業など

2019/06/26(水) 11:31
★9:46  アクセル-4日続伸 ソフトウェア開発のbitcraftを買収
 アクセル<6730.T>が4日続伸。同社は25日、子会社のax(本社:東京都千代田区)が、bitcraft(本社:東京都渋谷区)の全株式を取得すると発表した。
 bitcraftは、メンバー全員が日本語を母国語としない人材で構成されており、グローバルな事業展開への貢献も期待するとしている。なお、取得価額については、守秘義務により非公表。

★9:52  マツダ-SMBC日興が「2」へ引き下げ 当面のカタリストは織り込まれた
 マツダ<7261.T>が小安い。SMBC日興証券では、当面のカタリストは織り込まれたと判断。投資評価を「1(アウトパフォーム)」→「2(中立)」、目標株価を1600円→1550円と引き下げた。
 投資評価引き下げは(1)新技術を伴った新車の投入、(2)中計発表と当面のポジティブな材料が出尽くしたほか、(3)米国でディーラー改革が順調に進ちょくしていること、(4)欧州ではCO2規制に対応するためにトヨタとオープン・プールを形成するなど、止血的アクションも進捗が確認でき、市場はそれを織り込んだと判断したことが背景。また、(5)追加関税賦課など墨米通商リスクについても2021年にアラバマ工場が稼働するまでは、潜在的なリスクにさらされる点も考慮したとしている。

★9:57  アドバンスクリエイト-底堅い 顧客情報一括登録「DECHI(丁稚)」外部販売開始
 アドバンスクリエイト<8798.T>が底堅い。同社は6月25日大引け後に、「共通プラットフォームシステム」上で機能する顧客情報一括登録システムを開発し、この4月から社内の顧客管理システム「御用聞き」との連携を開始した件に関し、6月より社外向けのASP方式で提供している「御用聞き」や他の顧客管理システムとも連携が可能となる顧客情報一括登録システム「DECHI(丁稚)」を、他の代理店向けに販売を開始したと発表した。
 複数の保険会社の保険商品を申し込む際に一度顧客情報を入力すれば、「DECHI(丁稚)」と連携されている複数の保険会社のシステムにその顧客情報が自動的に反映されるようになる。 したがって、保険申込手続きの効率化が実現し、複数の保険会社にまたぐ商品を申し込む際にも、顧客が何度も同じ情報を記入したり、入力したりする手間と時間が大きく削減されるとした。

★9:59  東武鉄道-底堅い 浅草と東京スカイツリータウンをつなぐ高架下複合施設を20年春に開業
 東武鉄道<9001.T>が底堅い。同社は25日に、東武スカイツリーライン浅草駅・とうきょうスカイツリー駅間の鉄道高架下において、浅草と東京スカイツリータウンの2大観光拠点をつなぐ、商業施設と宿泊施設が一体となった高架下複合施設を2020年春に開業すると発表した。
 この施設は、墨田区および東京都により整備が進む隅田公園と北十間川の親水テラスに囲まれた東武鉄道の高架下にあり、今般新設する隅田川橋梁歩道橋と合わせ浅草と東京スカイツリータウン間を楽しみながら歩いて回遊できる施設という。この施設の開業を通じて、浅草・東京スカイツリーエリアのさらなる活性化を図るとしている。

★10:02  森永乳業-東海東京が目標株価引き上げ BtoB事業と海外事業の利益貢献を期待
 森永乳業<2264.T>が5日ぶり反発。東海東京調査センターでは、BtoB事業と海外事業の利益貢献を期待。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を3390円→5480円と引き上げた。
 今20.3期通期業績は売上高5918億円、前年比1.4%増、営業利益231億円、同3.3%増と予想。前期4Q実績でBtoB事業と国際事業の利益挽回が確認されたことを考慮して、今20.3期以降の業績予想を見直し。ただし、消費者の高付加価値帯商品に対する消費需要が伸び悩むシナリオを想定し、BtoC事業の会社計画の売上高前年比2.0%の成長は厳しいとした。来21.3期以降においても、BtoB事業、海外事業の利益貢献が期待されるとした。


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