前場コメント No.14 豊田合成、夢真ＨＤ、伊藤園、ニプロ、前田建設など
★10:21 豊田合成－東海東京が目標株価引き下げ 新興国やトヨタ外への拡販が始まる
豊田合成<7282.T>が続伸。東海東京調査センターでは、新興国やトヨタ外への拡販が始まると注目。レーティング「Outperform」を継続も、目標株価は3180円→2800円と引き下げた。
今20.3期を売上収益8500億円（前年比1.1％増）、営業利益420億円（同15.0％増）と予想。原材料価格や労務費の高騰は続く可能性があるが、原価改善努力のいっそうの積み上げでカバーすると見込まれる。為替前提は110円/ドル（前回105円/ドル）に改定。営業利益予想では、来21.3期に470億円（同11.9％増）、22.3期520億円（同10.6％増）とみられる。売上営業利益率では、22.3期にて5.7％と予想。先行き予断は許さないが、欧州事業の収益改善や新規顧客への拡販、新製品投入などを通じて、目標達成は視野に入っていると見込まれるとした。
豊田合成<7282.T>が続伸。東海東京調査センターでは、新興国やトヨタ外への拡販が始まると注目。レーティング「Outperform」を継続も、目標株価は3180円→2800円と引き下げた。
今20.3期を売上収益8500億円（前年比1.1％増）、営業利益420億円（同15.0％増）と予想。原材料価格や労務費の高騰は続く可能性があるが、原価改善努力のいっそうの積み上げでカバーすると見込まれる。為替前提は110円/ドル（前回105円/ドル）に改定。営業利益予想では、来21.3期に470億円（同11.9％増）、22.3期520億円（同10.6％増）とみられる。売上営業利益率では、22.3期にて5.7％と予想。先行き予断は許さないが、欧州事業の収益改善や新規顧客への拡販、新製品投入などを通じて、目標達成は視野に入っていると見込まれるとした。
★10:22 夢真ＨＤ－続伸 韓国・ソウルに「夢テクノロジーコリア」新設
夢真ホールディングス<2362.T>が続伸。同社は27日に、韓国・ソウルにて「夢テクノロジーコリア」を新設したと発表した。同社は、韓国の理工系学生およびエンジニアキャリアのある有能な人材に対し、日本語教育を施すことにより、日本での就労機会を提供するとしている。
夢真ホールディングス<2362.T>が続伸。同社は27日に、韓国・ソウルにて「夢テクノロジーコリア」を新設したと発表した。同社は、韓国の理工系学生およびエンジニアキャリアのある有能な人材に対し、日本語教育を施すことにより、日本での就労機会を提供するとしている。
★10:26 日本取引所Ｇ－反落 東商取のTOB開始を延期と日経報道 買収価格で隔たり
日本取引所グループ<8697.T>が反落。同社が東京商品取引所に対するTOB（株式公開買い付け）の開始を7月以降に延期する方針を固めたと、日本経済新聞・電子版で6月28日10時20分に伝えられた。
記事によると、6月末にも開始する予定だったが、TOB価格を巡って両社で折り合わなかったとされている。両社は3月、東商取がＪＰＸの傘下に入る形で統合し、来年度上期にも総合取引所を発足させることで基本合意していた。買い取り価格をなるべく高く設定したい東商取と、収益性に見合った価格を模索するＪＰＸとの間で価格の隔たりが埋まらなかったとみられるとした。
日本取引所グループ<8697.T>が反落。同社が東京商品取引所に対するTOB（株式公開買い付け）の開始を7月以降に延期する方針を固めたと、日本経済新聞・電子版で6月28日10時20分に伝えられた。
記事によると、6月末にも開始する予定だったが、TOB価格を巡って両社で折り合わなかったとされている。両社は3月、東商取がＪＰＸの傘下に入る形で統合し、来年度上期にも総合取引所を発足させることで基本合意していた。買い取り価格をなるべく高く設定したい東商取と、収益性に見合った価格を模索するＪＰＸとの間で価格の隔たりが埋まらなかったとみられるとした。
★10:30 伊藤園－みずほが目標株価引き下げ 営業最高益ながら構造課題が今後の成長抑制要因
伊藤園<2593.T>が小安い。みずほ証券では、営業最高益ながら、構造課題が今後の成長抑制要因と判断。投資判断「アンダーパフォーム」を継続、目標株価は3950円→3700円と引き下げた。
前19.4期営業利益は228億1900万円で、15.4期（113億9300万円）のボトムから増益が続き、07.4期の最高益（227億9600万円）を上回った。しかし、単体の営業利益とOPMは07.4期の226億円（全社構成比99％）および7.6％から、前19.4期に159億円（同69％）および4.0％に悪化。営業最高益には07.4期に営業赤字であった米国事業とタリーズコーヒーが貢献したが、今後増益貢献ペースは鈍化するとみられる。営業利益のCAGRは15.4期以降、4年の19％に対し、今後3年は4％を予想するとした。
伊藤園<2593.T>が小安い。みずほ証券では、営業最高益ながら、構造課題が今後の成長抑制要因と判断。投資判断「アンダーパフォーム」を継続、目標株価は3950円→3700円と引き下げた。
前19.4期営業利益は228億1900万円で、15.4期（113億9300万円）のボトムから増益が続き、07.4期の最高益（227億9600万円）を上回った。しかし、単体の営業利益とOPMは07.4期の226億円（全社構成比99％）および7.6％から、前19.4期に159億円（同69％）および4.0％に悪化。営業最高益には07.4期に営業赤字であった米国事業とタリーズコーヒーが貢献したが、今後増益貢献ペースは鈍化するとみられる。営業利益のCAGRは15.4期以降、4年の19％に対し、今後3年は4％を予想するとした。
★10:31 ニプロ－3日続伸 マウス造血幹細胞培養用無血清培養液「HemEx-Type9A」を発売
ニプロ<8086.T>が3日続伸。同社は27日、マウス造血幹細胞培養用無血清培養液「HemEx-Type9A」を発売したと発表した。
従来培養が困難であった造血幹細胞を1カ月以上も未分化状態を維持したまま増幅培養できる特徴があり、安価かつ安定的に未分化状態を維持した造血幹細胞の増幅培養が可能としている。
ニプロ<8086.T>が3日続伸。同社は27日、マウス造血幹細胞培養用無血清培養液「HemEx-Type9A」を発売したと発表した。
従来培養が困難であった造血幹細胞を1カ月以上も未分化状態を維持したまま増幅培養できる特徴があり、安価かつ安定的に未分化状態を維持した造血幹細胞の増幅培養が可能としている。
★10:33 前田建設－3日ぶり反落 「前田建設ファンタジー営業部」映画化決定
前田建設工業<1824.T>が3日ぶり反落。同社は28日に、公式ホームページで公開しているwebコンテンツ「前田建設ファンタジー営業部」が実写映画化されることになったと発表した。
建設業のPRを目的として、2003年に若手有志職員のボトムアップ活動として始まった取り組みは、立ち上げ当初の苦戦を乗り越え、大手検索サイトでの紹介をきっかけにブレイク。その後、様々なメディアの関心を集め、書籍化、舞台化もされている。
今回、映画作品としての可能性を感じた映画プロデューサーの企画により実写映画化。来年全国公開される。建設業に興味のない人にも建設業の魅力を伝えられる作品になっているとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
前田建設工業<1824.T>が3日ぶり反落。同社は28日に、公式ホームページで公開しているwebコンテンツ「前田建設ファンタジー営業部」が実写映画化されることになったと発表した。
建設業のPRを目的として、2003年に若手有志職員のボトムアップ活動として始まった取り組みは、立ち上げ当初の苦戦を乗り越え、大手検索サイトでの紹介をきっかけにブレイク。その後、様々なメディアの関心を集め、書籍化、舞台化もされている。
今回、映画作品としての可能性を感じた映画プロデューサーの企画により実写映画化。来年全国公開される。建設業に興味のない人にも建設業の魅力を伝えられる作品になっているとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
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