前場コメント No.2 ソニーFH、ユナイテッドアローズ、住友ゴム、KTK、ピーエイなど

2019/07/03(水) 11:30
★9:01  ソニーFH-みずほが「UP」へ引き下げ ファンダメンタルズからカイ離した株価
 ソニーフィナンシャルホールディングス<8729.T>が4日ぶり反落。みずほ証券では、ファンダメンタルズからカイ離した株価とみて、投資判断を「中立」→「アンダーパフォーム」と引き下げた。目標株価は2100円→2150円と引き上げた。
 現在のバリュエーションは他社対比で割高と判断。株価は2018年末からここまで3割近く上昇し、保険セクター内で大きくアウトパフォームしている。この背景には、ソニー(6758)による完全子会社化あるいは第三者への売却が行われた場合を想定したプレミアム期待があると推測されるが、みずほでは、いずれのケースも起こらないと考えているとした。「当面動きなし」は実証も反証も難しく、積極的なショートポジション構築に動きづらい点は承知しているとしたものの、あくまでもファンダメンタルズから適正株価を評価すべきとのスタンスをとるとした。

★9:01  ユナイテッドアローズ-反発 6月の小売+ネット通販既存店売上高4%増
 ユナイテッドアローズ<7606.T>が反発。同社は2日の大引け後に、6月の小売+ネット通販既存店売上高が前年同月比3.5%増だったと発表した。全社売上高は同4.4%増。
 6月は月中旬の気温上昇などにより、メンズではビジネス衣料のジャケットやパンツ、カジュアルの半袖シャツ、半袖カットなどが、ウィメンズでは夏物衣料の半袖シャツ、半袖カット、スカート、ワンピースなどの動きが目立った。 6月は前年同月に比べて休日が1日多く、小売+ネット通販既存店売上高前期比に対して+1.9%程度の影響があったと推測されるとしている。

★9:01  住友ゴム-みずほが目標株価引き下げ カバレッジ内の相対順位は低位とみる
 住友ゴム<5110.T>が5日ぶり反落。みずほ証券では、カバレッジ内の相対順位は低位とみるとコメント。投資判断「アンダーパフォーム」を継続、目標株価を1200円→1170円と引き下げた。
 新興国を中心にタイヤ販売が伸び悩む中で、同社は生産能力を増強中であり、固定費負担が重い。足元では、円高や天然ゴム価格の上昇といった外部環境の悪化もみられ、今19.12期の営業利益予想を引き下げ。自動車部品/タイヤセクター相対で利益が低迷していることから、当面は選好されにくいというみずほの見方は不変であるとした。

★9:02  KTK-買い気配 3Q累計営業益8%増 製造コストと調達コストの削減が寄与
 ケイティケイ<3035.T>が買い気配。同社は2日に、19.8期3Q累計(8月21日-5月20日)の連結営業利益は2.8億円(前年同期比8.4%増)だったと発表した。製造コストと調達コストの削減を実現し、業務効率を向上させたことが寄与した。なお、通期の会社計画2.4億円を3Qで上回っている。

★9:02  ソニー-3日続伸 投資ファンド200億円 新興の技術取り込む 日経報道
 ソニー<6758.T>が3日続伸。2日付の日本経済新聞朝刊は、同社と大和証券グループ本社<8601.T>が有望な未上場企業の育成に向けて提携し、共同出資会社を通じて年内に総額200億円超のファンドを立ち上げると報じた。
 記事によれば、外部資金を活用し、自社単独の投資に比べて対象の企業数や規模を増やす。デジタル分野を中心に国内外の新興企業に投資し、将来の自社成長に役立てるとしている。

★9:02  ピーエイ-買い気配 ベトナム「バンブーエアウェイズ」の機内誌の取り扱い開始
 ピーエイ<4766.T>が買い気配。同社は7月2日大引け後に、ベトナムの連結子会社であるPA Vietnam Advertisementが、ベトナムの新規航空会社である「バンブーエアウェイズ」の機内誌である「Look」に関する広告販売代理店契約を締結したと発表した。日本企業のサービス、取り組み、商品の魅力を伝えることで、広告主である企業のベトナム国内での活動を支援するとした。


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