前場コメント No.11 ワールド、日本ペイント、吉野家、国際紙パルプ商事、ナレッジスイートなど
★10:00 ワールド－続落 6月度国内小売売り上げは2％減 中旬以降に盛夏物の動きが一部鈍化
ワールド<3612.T>が続落。同社は3日、6月度の国内小売売り上げが前年同月比2.2％減だったと発表した。内訳は店舗売り上げが同2.5％減、Eコマース売り上げが0.7％増となった。
上旬は気温の高さから夏物商材が良い滑り出しとなったものの、中旬以降は盛夏物の動きが一部鈍化したうえ、いくつかの商業施設においてはセール開始が一週間ほど後ろ倒しになった影響がみられた。加えて、店舗（既存店）販路とEC販路の両方において、前年同月の早期の在庫消化に伴う値引き前倒しの反動減が大きく、プロパー販売は前月に続いて好調を維持したものの、バーゲン販売が減少したことで売り上げ全体の伸びを抑えたとした。
ワールド<3612.T>が続落。同社は3日、6月度の国内小売売り上げが前年同月比2.2％減だったと発表した。内訳は店舗売り上げが同2.5％減、Eコマース売り上げが0.7％増となった。
上旬は気温の高さから夏物商材が良い滑り出しとなったものの、中旬以降は盛夏物の動きが一部鈍化したうえ、いくつかの商業施設においてはセール開始が一週間ほど後ろ倒しになった影響がみられた。加えて、店舗（既存店）販路とEC販路の両方において、前年同月の早期の在庫消化に伴う値引き前倒しの反動減が大きく、プロパー販売は前月に続いて好調を維持したものの、バーゲン販売が減少したことで売り上げ全体の伸びを抑えたとした。
★10:04 日本ペイント－みずほが目標株価引き上げ アジアの塗料需要の拡大が続く
日本ペイントホールディングス<4612.T>が反発。みずほ証券では、アジアの塗料需要の拡大が続くと想定。投資判断「中立」を継続も、目標株価は4300円→4400円と引き上げた。
アジア地域における汎用塗料や自動車用塗料の需要増、米DE社の収益改善、国内の経費削減などを背景に、中長期的な成長を見込む従前の見方を継続。今回、今19.12期1Qの中国の収益性向上、2019年4月に発表した豪州塗料メーカーDulux社ならびにトルコ塗料メーカーBetex社の買収を新たに織り込み、業績予想を上方修正。
みずほでは、中国・アジアで圧倒的なポジションの確立を目指す同社のビジネスモデルを評価する一方、各種塗料でのシェアアップを目指す過程や欧米での事業戦略、買収企業との相乗効果の発現に注目しているとした。
日本ペイントホールディングス<4612.T>が反発。みずほ証券では、アジアの塗料需要の拡大が続くと想定。投資判断「中立」を継続も、目標株価は4300円→4400円と引き上げた。
アジア地域における汎用塗料や自動車用塗料の需要増、米DE社の収益改善、国内の経費削減などを背景に、中長期的な成長を見込む従前の見方を継続。今回、今19.12期1Qの中国の収益性向上、2019年4月に発表した豪州塗料メーカーDulux社ならびにトルコ塗料メーカーBetex社の買収を新たに織り込み、業績予想を上方修正。
みずほでは、中国・アジアで圧倒的なポジションの確立を目指す同社のビジネスモデルを評価する一方、各種塗料でのシェアアップを目指す過程や欧米での事業戦略、買収企業との相乗効果の発現に注目しているとした。
★10:09 吉野家－続伸 キャッシュレス「iD」決済サービスを導入
吉野家ホールディングス<9861.T>が続伸。同社は4日10時、ＮＴＴドコモ<9437.T>が発行する電子マネーサービスの導入を開始したと発表した。随時、電子マネーの導入を進めるとしている。
吉野家ホールディングス<9861.T>が続伸。同社は4日10時、ＮＴＴドコモ<9437.T>が発行する電子マネーサービスの導入を開始したと発表した。随時、電子マネーの導入を進めるとしている。
★10:10 国際紙パルプ商事－急騰 Ｓｐｉｃｅｒｓの株式取得を豪州裁判所が認可
国際紙パルプ商事<9274.T>が急騰。同社は4日10時に、オーストラリア証券取引所に上場するＳｐｉｃｅｒｓの発行済株式の100％を取得し、完全子会社化する取引に関連して、Ｓｐｉｃｅｒｓは、オーストラリア会社法に基づくスキーム・オブ・アレンジメント（以下、SOA）が豪州裁判所で認可された旨を公表したとリリースした。なお、SOAの実行日は2019年7月16日の予定となっている。
国際紙パルプ商事<9274.T>が急騰。同社は4日10時に、オーストラリア証券取引所に上場するＳｐｉｃｅｒｓの発行済株式の100％を取得し、完全子会社化する取引に関連して、Ｓｐｉｃｅｒｓは、オーストラリア会社法に基づくスキーム・オブ・アレンジメント（以下、SOA）が豪州裁判所で認可された旨を公表したとリリースした。なお、SOAの実行日は2019年7月16日の予定となっている。
★10:13 牧野フライス－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 受注は3Qからマイナス幅縮小へ向かおう
牧野フライス製作所<6135.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、前年同期比の受注は3Qからマイナス幅縮小へ向かおうとコメント。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は4200円→4870円と引き上げた。
日本工作機械工業会の統計では、中国の受注は電機・精密関連投資の失速により、2018年4月からマイナスに転じた。しかし、同社はスマホの多レンズ化、防水加工などハイエンド化投資を取り込めたこと、自動車関連需要を獲得したことから中国を含むアジアの受注は、前19.3期2Qまで好調であった。そのため、上期のハードルが高くなるが、今期は下期にかけてスマホの3Dガラス化など、モデルチェンジ時のスペック変更に関する受注の期待がある。航空機は国内、欧州、アメリカで期待案件があり、同社の受注を下支えする見込み。これらを受け、3Q以降は受注の減少幅が改善すると予想。
牧野フライス製作所<6135.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、前年同期比の受注は3Qからマイナス幅縮小へ向かおうとコメント。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は4200円→4870円と引き上げた。
日本工作機械工業会の統計では、中国の受注は電機・精密関連投資の失速により、2018年4月からマイナスに転じた。しかし、同社はスマホの多レンズ化、防水加工などハイエンド化投資を取り込めたこと、自動車関連需要を獲得したことから中国を含むアジアの受注は、前19.3期2Qまで好調であった。そのため、上期のハードルが高くなるが、今期は下期にかけてスマホの3Dガラス化など、モデルチェンジ時のスペック変更に関する受注の期待がある。航空機は国内、欧州、アメリカで期待案件があり、同社の受注を下支えする見込み。これらを受け、3Q以降は受注の減少幅が改善すると予想。
★10:21 ナレッジスイート－5日続伸 経産省の「IT導入支援事業者」に認定
ナレッジスイート<3999.T>が5日続伸。同社は4日10時15分に、経済産業省の実施する「2019年度 補正 サービス等生産性向上ＩＴ導入支援事業」において「IT導入支援事業者」に認定され、また 同社が提供する画面操作だけでデータベース型業務アプリケーションが簡単に作成できるビジネスアプリケーションプラットフォーム「 Shelter」 が「 Knowledge Suite」の汎用ツールとして 補助金対象のITツールに採択されたと発表した。
このIT補助金制度を活用し、同社が提供する「Shelter」を通じて、業務効率化・売り上げアップの支援および業務自動化を強力に推進するとしている。
ナレッジスイート<3999.T>が5日続伸。同社は4日10時15分に、経済産業省の実施する「2019年度 補正 サービス等生産性向上ＩＴ導入支援事業」において「IT導入支援事業者」に認定され、また 同社が提供する画面操作だけでデータベース型業務アプリケーションが簡単に作成できるビジネスアプリケーションプラットフォーム「 Shelter」 が「 Knowledge Suite」の汎用ツールとして 補助金対象のITツールに採択されたと発表した。
このIT補助金制度を活用し、同社が提供する「Shelter」を通じて、業務効率化・売り上げアップの支援および業務自動化を強力に推進するとしている。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
