前場コメント No.15 ファンドクリエーションG、アイリッジ、SUBARU、アドテックプラズマ、アクティビアなど

2019/07/16(火) 11:31
★10:05  ファンドクリエーションG-急落 上期営業赤字転落 インベストメントバンク事業の減益響く
 ファンドクリエーショングループ<3266.T>が急落。同社は12日に、19.11期上期(12-5月)の連結営業損益は7500万円の赤字(前年同期は1億4500円の黒字)だったと発表した。アセットマネジメント事業、インベストメントバンク事業ともに大幅な減益となったことが響いた。なお、通期の会社計画1億9500万円の黒字は据え置いた。

★10:06  アイリッジ-続落 電子通貨「さるぼぼコイン」が高山市の市税支払いに対応
 アイリッジ<3917.T>が続落。同社は7月12日大引け後に、連結子会社でフィンテック事業を展開するフィノバレー(東京都港区)の電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を利用した、岐阜県飛騨・高山地域を対象とする電子地域通貨「さるぼぼコイン」が、7月16日より高山市の市税などの支払いに対応すると発表した。
 「さるぼぼコイン」は飛驒信用組合(岐阜県高山市)とフィノバレーが取り組む地域通貨で、スマートフォンアプリ上で利用できる電子通貨。

★10:07  SUBARU-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 20.3期業績予想を引き上げ
 SUBARU<7270.T>が底堅い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今20.3期業績予想を引き上げ。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は2800円→2850円と引き上げた。
 1Q(4~6月期)の米国小売販売(前年比5.6%増)、日本小売販売(同3.8%増)などから推定すると、出荷台数は前年を上回ったと考えられる。1Qは研究開発費の増加や原材料費の上昇なども見込まれるが、出荷の伸びがこれらを吸収し、営業利益は前年並みの水準となりそう。もっとも、好調な米国販売を支えている「Outback」は旧モデルの売り切りの局面にあり、新モデルが投入される秋口までの一時的な押し上げと考えられる。また、好調な旧モデルの販売が新型の潜在需要を先食いしている可能性もある。今後の注目は新型「Legacy/Outback」の価格設定とした。

★10:12  アドテックプラズマテクノロジー-急落 通期営業益を下方修正 3Q累計は68%減益着地
 アドテック プラズマ テクノロジー<6668.T>が急落。同社は12日に、19.8期通期の連結営業利益予想を従来の11.0億円から5.1億円(前期比72.1%減)に引き下げると発表した。売上高の減少などに伴う生産量低下により、前回予想より売上総利益が大幅に減少する見込みであるとともに、新製品開発のための試験研究費の増加などが響く。
 併せて発表した、19.8期3Q累計(9-5月)の連結営業利益は4.9億円(前年同期比68.4%減)だった。半導体・液晶関連事業の売り上げが、スマホなどの主要端末メーカーの減産およびメモリー需要の調整による半導体メーカーの設備投資の延期などが長期化したことにより、低調に推移したことなどが響いた。

★10:12  アクティビア-野村が目標株価引き上げ オフィス運営の好調さが際立っている
 アクティビア・プロパティーズ投資法人<3279.T>が反発。野村証券では、オフィス運営の好調さが際立っていると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を54.20万円→55.60万円と引き上げた。
 オフィスの運営が好調。19.5期は東京圏に保有するオフィスの既存契約更新面積のうち8割弱で賃料を増額し、平均増額率は9%強となった。また、オフィスの新規入居6件のうち5件で賃料が従前テナント比上昇し、平均上昇率は18%。東京圏のオフィスの賃料ギャップ(現行平均-相場)は-10%と、6カ月前の-9%から拡大。
 都市型商業施設では「東急プラザ表参道原宿」の19.5期の売上高が前年同期並み(改装の影響除く)も、「デックス東京ビーチ」は同11%増加。ホテルの19.5期の売上歩合賃料は同約4%減となったが(神戸)、19.11期は地震の影響が残りながらも当初計画を31%上回る同6%減にとどまる見通しに引き上げられた(札幌と赤坂)と注目。


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