前場コメント No.2 バンダイナムコ、ソフトバンク、グレイステクノロジー、日新電機、学情など

2019/07/18(木) 11:30
★9:01  バンダイナムコ-SMBC日興が「2」へ引き下げ 中期安定成長は織り込み済み
 バンダイナムコホールディングス<7832.T>が小安い。SMBC日興証券では、中期的に安定成長を見込むも織り込み済みとして、投資評価を「1(アウトパフォーム)」→「2(中立)」と引き下げた。目標株価は5150円→5600円と引き上げた。
 今20.3期、来21.3期の利益予想を下方修正。一方で業績予想期間を24.3期まで拡大。中期的に緩やかな増益基調が続く想定で、ディスカウンテッド・キャッシュフロー法による目標株価は引き上げるとした。しかし、株価は過去1年間で28.0%上昇、TOPIXを38.1pptアウトパフォームするなど好調に推移し、今20.3期予想PER21.6倍とカバレッジのゲームソフトメーカー同業他社(スクウェア・エニックスHD、カプコン、コナミHD)平均19.4倍を上回る水準となるなど、バリュエーション面での割安感がなくなったと判断。

★9:02  ソフトバンク-反発 米VANTIQとIoT事業分野で提携 リアルタイムなデータ処理を可能に
 ソフトバンク<9434.T>が4日ぶり反発。同社は7月17日大引け後に、米国のイベント・ドリブン型アプリケーション開発プラットフォームを提供するVANTIQ Inc.(米国カリフォルニア州)と、IoT事業分野で資本・業務提携することに合意したと発表した。
 提携により、ソフトバンクのIoTプラットフォームとVANTIQのイベント・ドリブン型アプリケーション開発プラットフォームが連携し、よりリアルタイムなデータ処理を可能にするIoTサービスを提供するとした。
 連携の第1弾として、東急不動産がすすめる「(仮称)竹芝地区開発計画」において、ソフトバンクは、VANTIQと連携したIoTプラットフォームを提供する予定。これにより、ビルや街の人流データ、気象・交通・空調などの環境データをリアルタイムで処理・解析することが可能。

★9:02  グレイステクノロジー-買い気配 20.3期1Q営業益は約5倍の1億5000万円強 日経報道
 グレイステクノロジー<6541.T>が買い気配。18日付の日本経済新聞朝刊は、同社の2019年4~6月期の単独営業利益は前年同期と比べ約5倍の1億5000万円強になったようだと報じた。
 記事によれば、単価の高い家電メーカーなど向けに大口受注を確保し、利益を押し上げたという。決算発表は8月7日に予定するが、20年3月期通期の業績見通しは従来予想を据え置く公算が大きいとしている。

★9:03  日新電機-大和が新規「2」 「電力機器好調+イオン注入回復=来期大幅増益へ」
 日新電機<6641.T>が反発。大和証券では、「電力機器好調+イオン注入回復=来期大幅増益へ」とコメント。投資判断「2(アウトパフォーム)」、目標株価1550円として、カバレッジを開始した。
 19年度会社計画は営業利益140億円(前年比-15%)と減益の計画ながら、FPD製造用イオン注入装置の受注回復を背景に、20年度は中計の営業利益目標(180億円)を達成できるとの見通しが示された。大和では中期営業利益を19年度:140億円(前年比-15%)→20年度:180億円(同+29%)→21年度:180億円(同横ばい)と予想。会社想定どおり、20年度はFPD製造用イオン注入装置の回復、および電力機器を中心とする他事業の伸長により3割近い増益を見込むとした。

★9:03  学情-買い気配 三菱UFJMSが新規「Buy」 「就職博」の会社から「Re就活」の会社へ
 学情<2301.T>が買い気配。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、「就職博」の会社から「Re就活」の会社へとコメント。投資判断「Buy」、目標株価1900円として、カバレッジを開始した。
 レーティング「Buy」の理由は、主力「就職博」に次ぐ第2の柱の「Re就活」の高い成長を評価すること。一方、予想PERは同業比で低く、「Re就活」による今後の成長が織り込まれていないと判断。
「Re就活」の高い成長を予想する理由は以下の3点とした。(1)20代採用増の追い風が吹いてきたこと、(2)20代特化型求人サイトでポジショニングが良好なこと、(3)先行投資を終えて、本格的な成長フェーズに入ったこと。


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