後場コメント No.3 京セラ、ロート製薬、ネクストジェン、日本電産、村田製作所など

2019/07/19(金) 15:00
★13:44  京セラ-SMBC日興が目標株価引き上げ 税引前利益2000億円突破を予想
 京セラ<6971.T>が5日ぶり反発。SMBC日興証券では、税引前利益2000億円突破を予想。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は6900円→7400円と引き上げた。
 SouthernCarlson買収が7月末に完了するとの前提で、業績を予想。のれん代などの内訳が不明であり、今後影響は変動する可能性がある。今20.3期は8カ月分、来21.3期は12カ月分が連結される。これ以外にも、ドイツのセラミックス部品事業の買収を実施。20/3 期は、M&Aで1000億円の現金支出となる見込み。これに伴い、今期の自社株買いは見送られると予想。
 来21.3期以降は余剰FCFが株主に還元されると予想。来21.3期400億円、22.3期500億円と予想。継続的な自社株買いにより、今後5年間のEPS成長率が、純利益の成長率に対して1.2%押し上げられると試算されるとした。

★13:52  TKP-大幅に3日ぶり反発 全国95拠点のリージャスのワークスペースを無料開放
 ティーケーピー<3479.T>が大幅に3日ぶり反発。同社は子会社である日本リージャスホールディングスが運営する全国95拠点のワークスペースを無料開放すると発表した。
 「テレワーク・デイズ2019」(実施期間:7月22日から9月6日)応援団体に参加することで実施する。指定のサイトから事前に申し込むことで5日間無料で使用することができるとしている。

★13:59  クリエイトレストランツ-いちよしがフェアバリュー引き上げ 業績が好調に推移
 クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387.T>が3日ぶり反発。いちよし経済研究所では、業績が好調に推移していると判断。レーティング「B」を継続も、フェアバリューは1100円→1600円と引き上げた。
 今20.2期1Q(3~5月)営業利益は前年同期比61.7%増の28.24億円で着地(いちよし予想16.3億円)。CRカテゴリー、専門店カテゴリーの既存店売上高が順調に推移したこと、SFPカテゴリーの収益性が改善したことなどが主な理由。
 いちよしでは、今20.2期1Q営業利益がいちよし予想を上回ったこと、ゴルフ場レストランの子会社化に伴う営業利益増要因(2億円)を考慮して、今20.2期以降の営業利益見通しを上方修正するとした。

★14:02  ロート製薬-3日ぶり反発 アトピーの皮膚バリア機能形成に関わる新たな因子を発見
 ロート製薬<4527.T>が3日ぶり反発。同社は19日、東京大学医学部皮膚科学教室ならびに人体病理学教室との共同研究にて、アトピー性皮膚炎患者の遺伝子解析を進めた結果、角層バリア機能の形成に関わる因子「KPRP」の発見とその機能の解明に至ったと発表した。
 KPRPを介して皮膚表面の角層バリア機能を高めることで、アトピー性皮膚炎の発症や重症化を予防することが期待されるとしている。

★14:07  ネクストジェン-後場急騰 住友商事が実施するローカル5Gを活用した実証実験に参画
 ネクストジェン<3842.T>が後場急騰。同社は19日14時に、住友商事<8053.T>が、総務省より5Gの実験用電波免許を取得し実施する、ローカル5Gを活用した国内初の屋内外実証実験へ参画すると発表した。
 実証実験は、通信距離の変化や建物などの障害物の有無、気象環境の変化が無線通信に及ぼす影響などを屋内外で検証するもので、同社は、他の企業とともにこれらの実験に協力するとしている。

★14:19  日本電産-反発 底堅い収益トレンドが確認される決算と想定 「買い(CL)」継続
 日本電産<6594.T>が5日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、投資判断「買い(コンビクション・リスト)」を継続も、目標株価は21100円→20600円と引き下げた。
 1Q営業利益は325億円と予想。事業環境は厳しいが、会社計画達成ペース(通期会社計画1750億円)との印象を残すと予想。注目点は、(1)7~9月以降の売上回復スピードに対する見解、(2)下期に向けたWPR(コスト改善施策)効果の再確認、(3)EVトラクションモーターの受注/生産見通し、(4)2020年度目標達成に向けた考え方など。自助努力による底堅い収益トレンドが確認される決算と想定。

★14:34  村田製作所-反発 中長期的な5G恩恵銘柄との評価を待つ 「買い」継続
 村田製作所<6981.T>が5日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、投資判断「買い」を継続、目標株価を6000円→6400円と引き上げた。
 1Q営業利益は480億円と予想。通期会社計画2200億円に対し、やや低めの進ちょくとの予想。チャネル在庫適正化や受注の季節回復など方向性は期初見解から不変も、その水準や回復スピードはややスローとの印象と想定。注目点は、(1)MLCC受注動向/価格動向/稼働率、(2)メトロサーク、SAWフィルター、RFモジュール、電池等主要製品の見通し、など。中長期的な5G恩恵銘柄との評価を待つとした。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,239.66 +153.86
ナスダック総合 15,927.90 +316.14
ドル/円 156.56 +0.92
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ