今日の株式見通し-軟調か 米国では大幅な利下げへの期待が後退

2019/07/22(月) 07:27
 東京市場は堅調か。先週末の米国株は下落。ダウ平均は68ドル安の27154ドルで取引を終えた。主要3指数はそろって上昇して始まったものの、中東情勢緊迫化の懸念に加えて、FRBは0.50%の利下げは準備していないとウォールストリート・ジャーナルが報じたことなどから、終盤にかけて失速した。ドル円は足元では107円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて115円安の21265円、ドル建てが120円安の21270円で取引を終えた。  米国株の下落を受けて売りが優勢の展開を予想する。参院選は与党が改選過半数の63議席を上回ったものの、「改憲勢力」は3分の2を割り込んだと報じられている。政権の安定は担保される結果とはなったが圧勝とは言えず、マーケットへの反応も限定的となるだろう。週後半には4-6月期の決算発表が本格化し、翌週にはFOMCを控えるなか、安く寄った後は様子見姿勢の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは21200円-21450円。
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