後場コメント No.1 ラクトジャパン、カイノス、シルバーエッグ、アドバンテスト、日立ハイテクなど

2019/07/25(木) 15:01
★12:30  ラクトジャパン-「強気」継続 自由貿易協定は中長期的にフォローの風
 ラクト・ジャパン<3139.T>が続落。エース経済研究所では、投資判断「強気」、目標株価5000円を継続した。
 今19.11期2Q(累)は3%減収、11%経常増益で、アジアのチーズ製造販売が好調。主力の乳原料・チーズ事業の脱脂粉乳需要の反動減、食肉加工品部門の販売減で3%減収。アジアのチーズ製造販売部門は2Q(累)ベースで、過去最高の売上高、販売数量を達成。為替の影響(売上原価と営業外損益)は▲9800万円(前年同期▲2億4500万円、同社資料より)。自由貿易協定は、中長期的にフォローの風との見方を示した。

★12:31  カイノス-急落 1Q営業益56%減 一部商品の販売数量が響く
 カイノス<4556.T>が急落。同社は25日11時、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が8700万円(前年同期比55.8%減)だったと発表した。上期の会社計画2.5億円に対する進ちょくは34.8%。
 免疫検査分野において、アレルギー診断薬などの商品の販売終了による減収のほか、販管費の増加なども利益を押し下げた。

★12:33  三菱自動車-野村が目標株価引き下げ 1Qは北米中心の在庫調整を考慮しても低調
 三菱自動車<7211.T>が続落。野村証券では、1Qは北米中心の在庫調整を考慮しても低調と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は560円→475円と引き下げた。
 1Qの大幅減益や円高前提を踏まえて業績予想を下方修正し、今20.3期会社計画達成は難しいとの見方に変更。1Qの悪化は北米などでの在庫調整という一時的な要素を含むが、その点を考慮しても低調。日本の軽自動車を除き、全面改良が少ない中では、欧米や中国、豪州で販売モメンタムの改善は難しいとみられるとした。

★12:37  シルバーエッグ-急騰 Repro社と業務提携契約を締結
 シルバーエッグ・テクノロジー<3961.T>が急騰。同社は25日、カスタマー・エンゲージメント・プラットフォーム「Repro」を提供するRepro(本社:東京都渋谷区)と、業務提携契約を締結したと発表した。
 今後、最速&最適の顧客エンゲージメントの実現を目指して、技術開発とビジネス協業を推進するとしている。

★12:37  アドバンテスト-野村が目標株価引き下げ 5G特需が早くも到来で順調なスタート
 アドバンテスト<6857.T>が大幅に5日続伸。野村証券では、5G特需が早くも到来で順調なスタートと判断。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は4054円→3936円と引き下げた。
 4~6月期売上高は662億円(前年同期比6.7%減収)、営業利益は152億円(同4.2%減益)。受注高は659億円(前四半期比0.3%増)。当初、会社は前四半期比で減少を見込んでいたが、SoCテスターの受注が会社の想定を大幅に上振れた。決算を受けて、業績予想を微修正し、引き続き会社よりも強気な業績を予想。
 4~6月期のSoCテスターの受注は、5G関連のテスターの需要が複数の大手半導体メーカーからあり、会社計画を150億円上振れた。会社は5G関連のテスター需要について、2020年からさらに本格化すると予想しているとした。

★12:46  日立ハイテク-野村が目標株価引き上げ メモリー投資減速で短期の業績は不透明
 日立ハイテクノロジーズ<8036.T>が3日ぶり反落。野村証券では、メモリー投資減速で短期の業績は不透明とコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は5985円→6612円と引き上げた。
 4~6月期売上収益は1616億円と前年同期比7%減収、EBITは同10%減益の144億円となった。事業セグメント別では、MPUメーカー、大手ロジックファウンドリ向けの売り上げが好調だったナノテクノロジー・ソリューション事業が前年同期比で増収増益となったが、他の事業が伸び悩んだ。会社は今20.3期の業績計画を変更していない。
 野村では足元の半導体製造装置の市場環境の変化を織り込んで、業績予想を修正。基本的な見方は変わらず「Buy」に変更はないとした。


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