前場コメント No.16 サッポロHD、山洋電気、椿本興業、コマニー、クスリのアオキなど

2019/07/29(月) 11:31
★10:49  サッポロHD-みずほが目標株価引き上げ 人口減少加速期を見据えた大胆な改革が関心事
 サッポロホールディングス<2501.T>が小高い。みずほ証券では、人口減少加速期を見据えた大胆な改革が市場関心事とコメント。投資判断「中立」を継続も、目標株価は2550円→2570円と引き上げた。
 日本酒類や国内食品飲料の販売停滞見通しを勘案し、営業利益予想を下方修正。今19.12期会社業績予想で30億円の費用計上が反映されている事業構造改革に注目し、投資判断の「中立」を継続。人口減少の加速期を見据えた、大胆な改革が株式市場の関心事と考えるとした。
 エイチ・アイ・エス(9603)は7月10日付けで、ホテル事業での協業を目的に、約2224億円の不動産含み益を有するユニゾホールディングスの株式約40%強の追加取得を目指す、最大約427億円のTOB(公開買い付け)を発表。不動産含み益企業の環境変化にも注目するとした。

★10:53  アイカ工業-大和が目標株価引き下げ 国内建装建材が鈍い滑り出し
 アイカ工業<4206.T>が小安い。大和証券では、国内建装建材が鈍い滑り出しと判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は4300円→3900円と引き下げた。今20.3期1Q営業利益は44億円(前年同期比+1.1%)。原材料安と買収効果を国内建装建材の稼働率低下が相殺。販管費抑制と国内非住宅分野の需要改善待ちとした。

★10:57  岡部-大和が目標株価引き下げ ベースパック停滞で2Qは営業減益
 岡部<5959.T>が小安い。大和証券では、ベースパック停滞で2Qは営業減益とコメント。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は1100円→990円と引き下げた。今19.12期上期営業利益は25億円(前年同期比+4.9%)。ベースパックの停滞で2Qでは営業減益。土木製品や海外建材販売は好調と指摘した。

★11:05  山洋電気-反発 1Q営業益98%減も悪材料出尽くし
 山洋電気<6516.T>が反発。同社は26日、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)が4000万円(前年同期比98.4%減)だったと発表した。
 主要な販売市場である工作機械・ロボット・半導体製造装置などの需要が大幅に減少したことが響いた。株価は25日に発表した下方修正を受けて調整したこともあり、悪材料出尽くしから反発している。

★11:07  椿本興業-4日続伸 1Q営業益88%増 大口の偏光板生産設備の売り上げが順調
 椿本興業<8052.T>が4日続伸。同社は26日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は11.8億円(前年同期比88.4%増)だったと発表した。大口の偏光板生産設備が順調に売り上げ計上していることや、前期末の受注残高を着実に売り上げ計上していることにより、増収となったことが寄与した。上期の会社計画26.5億円に対する進ちょくは44.4%となっている。

★11:12  コマニー-急落 1Q営業赤字拡大 納入に関わる調達コストや労務費の増加響く
 コマニー<7945.T>が急落。同社は26日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は4.2億円の赤字(前年同期は2.2億円の赤字)だったと発表した。納入に関わる調達コストが増加した。また、労務費の増加などにより、販管費が増加したことも響いた。なお、上期の会社計画1.6億円の黒字は据え置いた。

★11:14  クスリのアオキ-6日ぶり反発 7月度既存店売上高3%増 全店では15%増
 クスリのアオキホールディングス<3549.T>が6日ぶり反発。同社は26日、7月度(6月21日~7月20日)の月次営業速報を発表した。既存店売上高は前年比2.8%増、全店では同14.7%増だった。3カ月連続で既存店売上高が前年を上回って推移している。
 また、既存店客数は同1.5%増、同客単価は1.3%上昇だった。


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