前場コメント No.8 YKT、ユニチカ、ソルクシーズ、ウィル、DTSなど

2019/07/30(火) 11:30
★9:10  ALBERT-続伸 19.12期上期の営業益は3倍の8000万円弱 日経報道
 ALBERT<3906.T>が続伸。30日付の日本経済新聞朝刊は、同社の2019年1~6月期の単独営業利益は前年同期と比べ約3倍の8000万円弱になったようだと報じた。
 記事によれば、大企業を中心にビッグデータ活用の需要が強く、データ分析の受託案件が伸びた。人材採用に伴う費用が膨らみ従来予想(3.8倍の1億円)には届かなかった。19年1~6月期の単独決算は31日に発表する予定。19年12月期の業績見通しは従来予想を据え置く公算が大きいとしている。

★9:11  YKT-大幅反発 上期営業益を上方修正 工作機械の輸入販売が堅調
 YKT<2693.T>が大幅反発。同社は29日に、19.12期上期(1-6月)の連結営業利益予想を従来の2.5億円から3.1億円(前年同期比71.0%増)に引き上げると発表した。
 米中貿易摩擦の影響により中国での設備投資需要が停滞し、電子機器の輸出販売に落ち込みが見られたが、国内において工具研削盤などの工作機械の輸入販売が堅調に推移したことが寄与する。

★9:11  ユニチカ-3日続落 通期最終益を下方修正 訴訟損失引当金繰入額25億円の計上響く
 ユニチカ<3103.T>が3日続落。同社は29日に、20.3期通期の連結純利益を従来の27.0億円から2.0億円(前期比96.2%減)に引き下げると発表した。市場コンセンサスは37.9億円。
 同社が、愛知県豊橋市から1951年に譲り受けた工場用地を第3者に売却したことは、用地を譲り受けた際の契約に違反するとして、豊橋市住民が豊橋市長に対し、同社に対して損害賠償金の支払いなどを請求するよう求めていた訴訟(同社は補助参加人として参加)に関し、7月16日、名古屋高等裁判所より、豊橋市長に対し、約20億9400万円の損害賠償金および遅延損害金の支払いを請求するよう命じる判決が言い渡された。
 今後判決が確定した場合に備えるため、第2審判決に基づき合理的に算出した金額を見積もり、訴訟損失引当金繰入額25億円を20.3期第1Qにおいて 特別損失として計上することとしたことが響く。
 また、20.3期上期(4-9月)の連結純損益は従来の7.0億円の黒字から18.0億円の赤字(前年同期は38.8億円の黒字)に引き下げた。

★9:12  ソルクシーズ-急騰 通期営業益を上方修正 外注コストの低下や高利益率案件の増加が寄与
 ソルクシーズ<4284.T>が急騰。同社は29日に、19.12期通期の連結営業利益予想を従来の8.0億円から9.0億円(前期比14.3倍)に引き上げると発表した。上期の業績の進ちょく状況を勘案した。
 また、19.12期上期の連結営業利益予想は従来の2.5億円から3.7億円(前年同期比66.5%増)に引き上げた。
 前期において損失計上した不採算プロジェクトが収束する一方、クレジット、官公庁、流通向けのソフトウェア受託開発における外注コストの低下、製造業向けソフトウェア開発における大口案件の受注、自動車メーカーなどへの組み込み系システム開発支援における高利益率案件の増加などが寄与する。

★9:12  ウィル-急騰 上期営業益を上方修正 流通事業とリフォーム事業の業績が堅調
 ウィル<3241.T>が急騰。同社は29日に、19.12期上期(1-6月)の連結営業利益予想を従来の1.5億円から2.0億円(前年同期比66.1%増)に引き上げると発表した。
 流通店舗の来店件数(購入顧客)が前年同期と比べて20.8%増加するなど、流通事業とリフォーム事業の業績が堅調に推移したことから、前回予想を上回る見込みとなった。

★9:13  DTS-急騰 1Q営業益25%増 増収や不採算案件の減少が寄与
 DTS<9682.T>が急騰。同社は29日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は23.7億円(前年同期比25.3%増)だったと発表した。売上高の増加や不採算案件の減少が寄与した。


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