前場コメント No.14 Ｍ＆Ａキャピタル、日本電産、セプテーニ、双日、ＳＭＳなど
★9:52 Ｍ＆Ａキャピタル－急騰 3Q累計営業益72％増 成約案件が順調に増加
Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ<6080.T>が急騰。同社は30日に、19.9期3Q累計（10-6月）の連結営業利益は47.2億円（前年同期比72.1％増）だったと発表した。業界の偏りなく成約案件が順調に増加したことにより、大幅な増収となったことが寄与した。通期の会社計画51.8億円に対する進ちょくは91.1％となっている。
Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ<6080.T>が急騰。同社は30日に、19.9期3Q累計（10-6月）の連結営業利益は47.2億円（前年同期比72.1％増）だったと発表した。業界の偏りなく成約案件が順調に増加したことにより、大幅な増収となったことが寄与した。通期の会社計画51.8億円に対する進ちょくは91.1％となっている。
★9:56 ＮＴＴデータイントラマート－反落 中国TIZAグループの「MBP SMARTEC」に資本参加
ＮＴＴデータ・イントラマート<3850.T>が3日ぶり反落。同社は7月30日大引け後に、中国の先進的なデジタル化技術を用いたソリューションの日本市場展開を目的に、中国TIZA（南京市）の戦略子会社であるMBP SMARTEC（東京都）に資本参加すると発表した。
中国の先進デジタルソリューションをいち早く日本市場で展開し、早期のブランドの確立を目指していくもの。特に、IoTやビッグデータを中心にTIZAグループが蓄積する幅広い技術力とイントラマート社の自動化ノウハウを融合して、日本の企業の業務効率化を加速するサービスの提供を進めていく予定とした。
ＮＴＴデータ・イントラマート<3850.T>が3日ぶり反落。同社は7月30日大引け後に、中国の先進的なデジタル化技術を用いたソリューションの日本市場展開を目的に、中国TIZA（南京市）の戦略子会社であるMBP SMARTEC（東京都）に資本参加すると発表した。
中国の先進デジタルソリューションをいち早く日本市場で展開し、早期のブランドの確立を目指していくもの。特に、IoTやビッグデータを中心にTIZAグループが蓄積する幅広い技術力とイントラマート社の自動化ノウハウを融合して、日本の企業の業務効率化を加速するサービスの提供を進めていく予定とした。
★9:56 日本電産－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ EVトラクションモーターは急拡大
日本電産<6594.T>が小安い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、EVトラクションモーターは急拡大、今後は収益改善にもスピード感とコメント。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は17500円→17000円と引き下げた。
エクイティストーリーはEV・ロボット・家電分野での成長。米中貿易摩擦に伴う需要減に向けた施策WPR3も評価。営業利益予想は今20.3期を旧予想比300億円減の1700億円へ、来21.3期を同200億円減の2300億円へ、22.3期を同150億円減の2800億円へ修正。中国市場減速に伴う車載・ACI向けなどの需要回復期遅延を考慮するもの。
1Q（4～6月）実績の営業利益280億円には一時費用としてトラクションモーター開発先行費用45億円、メキシコ新製品立ち上げ遅れ24億円が含まれる。一方、2Q（7～9月）以降の事業環境に回復感は見られない。今後の販売数量見通しが急拡大するEVトラクションモーターのスピード感を持った収益改善、台湾CCIの拡大、ニアラインHDD向けスピンドルモーターの需要増加などで今20.3期計画を死守する方針。中計（21.3期営業利益3000億円）達成は、やや厳しくなった印象を持つとした。
日本電産<6594.T>が小安い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、EVトラクションモーターは急拡大、今後は収益改善にもスピード感とコメント。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は17500円→17000円と引き下げた。
エクイティストーリーはEV・ロボット・家電分野での成長。米中貿易摩擦に伴う需要減に向けた施策WPR3も評価。営業利益予想は今20.3期を旧予想比300億円減の1700億円へ、来21.3期を同200億円減の2300億円へ、22.3期を同150億円減の2800億円へ修正。中国市場減速に伴う車載・ACI向けなどの需要回復期遅延を考慮するもの。
1Q（4～6月）実績の営業利益280億円には一時費用としてトラクションモーター開発先行費用45億円、メキシコ新製品立ち上げ遅れ24億円が含まれる。一方、2Q（7～9月）以降の事業環境に回復感は見られない。今後の販売数量見通しが急拡大するEVトラクションモーターのスピード感を持った収益改善、台湾CCIの拡大、ニアラインHDD向けスピンドルモーターの需要増加などで今20.3期計画を死守する方針。中計（21.3期営業利益3000億円）達成は、やや厳しくなった印象を持つとした。
★9:58 セプテーニ－急騰 通期最終赤字に転落見込みも本業は好調
セプテーニ・ホールディングス<4293.T>が急騰。同社は30日、19.9期通期の連結純損益予想（IFRS）を従来の13.0億円の黒字から7.3億円の赤字（前年同期は8.5億円の黒字）に引き下げると発表した。海外子会社ののれんに伴う減損18.1億円を計上したことから、計画を下回る見通しとしている。
併せて発表した19.9期3Q累計（10-6月）の連結純損益は10.1億円の赤字（前年同期は7.7億円の黒字）だった。一方、減損や固定資産の売却損益などの一時的な要因を調整したNon－GAAP営業利益は16.2億円（同94.1％増）となった。
株価は減損の影響を除いた事業の好調さを評価した買いが優勢となっている。
セプテーニ・ホールディングス<4293.T>が急騰。同社は30日、19.9期通期の連結純損益予想（IFRS）を従来の13.0億円の黒字から7.3億円の赤字（前年同期は8.5億円の黒字）に引き下げると発表した。海外子会社ののれんに伴う減損18.1億円を計上したことから、計画を下回る見通しとしている。
併せて発表した19.9期3Q累計（10-6月）の連結純損益は10.1億円の赤字（前年同期は7.7億円の黒字）だった。一方、減損や固定資産の売却損益などの一時的な要因を調整したNon－GAAP営業利益は16.2億円（同94.1％増）となった。
株価は減損の影響を除いた事業の好調さを評価した買いが優勢となっている。
★9:59 双日－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き下げ コモディティ市況と新興国事業の動向に注目
双日<2768.T>が小高い。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、コモディティ市況と新興国事業の動向に注目。投資判断「Equal-Weight」を継続、目標株価は430円→370円と引き下げた。
目標株価と現株価水準のかい離についての業界内での相対感に基づき「EW」を継続。18年度スタートの新中計において、財務体質改善重視、投資リターン期待値の明示など、踏み込んだアピールが、市場からの同社収益への期待値を底上げする。ROE予想は10％台での高位安定シナリオがメインになるとした。
双日<2768.T>が小高い。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、コモディティ市況と新興国事業の動向に注目。投資判断「Equal-Weight」を継続、目標株価は430円→370円と引き下げた。
目標株価と現株価水準のかい離についての業界内での相対感に基づき「EW」を継続。18年度スタートの新中計において、財務体質改善重視、投資リターン期待値の明示など、踏み込んだアピールが、市場からの同社収益への期待値を底上げする。ROE予想は10％台での高位安定シナリオがメインになるとした。
★10:01 ＳＭＳ－急落 1Q営業益4％増も材料出尽くし
エス・エム・エス<2175.T>が急落。同社は30日に、20.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は14.3億円（前年同期比4.2％増）だったと発表した。キャリアパートナーを大幅に増員したことなどが寄与した。上期の会社計画25.9億円に対する進ちょくは55.4％となっている。しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
エス・エム・エス<2175.T>が急落。同社は30日に、20.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は14.3億円（前年同期比4.2％増）だったと発表した。キャリアパートナーを大幅に増員したことなどが寄与した。上期の会社計画25.9億円に対する進ちょくは55.4％となっている。しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
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