前場コメント No.11 コナミ、ＳＵＭＣＯ、ＥＰＳ、フクビ化学、ＧＣＡなど
★9:26 日本アジアＧ－反落 木村産業の製材・木材加工事業を取得
日本アジアグループ<3751.T>が反落。同社は8月1日大引け後に、連結子会社であるＪＡＧフォレストが、大手製材事業者である木村産業（岩手県一戸町）の製材・木材加工事業のすべてを取得したと発表した。
製材加工から生じる端材は木質チップなどに加工し、近隣のバイオマス発電所や製紙会社等に出荷している。日本アＧは2017年10月に木村産業の14.9％の株式を取得し、良好な関係を維持しつつ、事業の活性化に努めてきた。今般、資本関係を強化する諸条件が整ったことから、製材・木材加工事業を取得することに合意。これにより、ＪＡＧフォレストが推進する林業バリューチェーンの川中（製材・木材加工）部門は一層強化されるとした。
日本アジアグループ<3751.T>が反落。同社は8月1日大引け後に、連結子会社であるＪＡＧフォレストが、大手製材事業者である木村産業（岩手県一戸町）の製材・木材加工事業のすべてを取得したと発表した。
製材加工から生じる端材は木質チップなどに加工し、近隣のバイオマス発電所や製紙会社等に出荷している。日本アＧは2017年10月に木村産業の14.9％の株式を取得し、良好な関係を維持しつつ、事業の活性化に努めてきた。今般、資本関係を強化する諸条件が整ったことから、製材・木材加工事業を取得することに合意。これにより、ＪＡＧフォレストが推進する林業バリューチェーンの川中（製材・木材加工）部門は一層強化されるとした。
★9:27 コナミＨＤ－反発 1Q純利益12％減 アミューズメント事業などで大幅減益
コナミホールディングス<9766.T>が反発。同社は1日、20.3期1Q（4-6月）の連結純利益（IFRS）が72.8億円（前年同期比12.0％減）だったと発表した。通期の会社計画300億円に対する進ちょくは24.3％。
デジタルエンタテインメント事業は好調に推移した一方、アミューズメント事業において、製品投入時期の遅れから大幅な減益となった。スポーツ事業も直営店の退店などが影響し、セグメント利益が前年同期比42.9％減となったことが響いた。
株価が足もと安値圏で推移しており、悪材料出尽くしから買いが優勢となっている。
コナミホールディングス<9766.T>が反発。同社は1日、20.3期1Q（4-6月）の連結純利益（IFRS）が72.8億円（前年同期比12.0％減）だったと発表した。通期の会社計画300億円に対する進ちょくは24.3％。
デジタルエンタテインメント事業は好調に推移した一方、アミューズメント事業において、製品投入時期の遅れから大幅な減益となった。スポーツ事業も直営店の退店などが影響し、セグメント利益が前年同期比42.9％減となったことが響いた。
株価が足もと安値圏で推移しており、悪材料出尽くしから買いが優勢となっている。
★9:27 ＳＵＭＣＯ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ ウエハー販売数量は増加基調に戻る
ＳＵＭＣＯ<3436.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今19.12期3Q中にウエハー販売数量は増加基調に戻ると予想し、投資判断「Overweight」を継続した。業績予想を下方修正し、目標株価は3100円→2040円と引き下げた。
半導体ウエハー市場は18年後半からの調整局面が終盤に差し掛かっており、出荷数量のモメンタムは7～9月期中に改善を示す見通し。4～6月期の世界の半導体ウエハーの出荷数量は前年比5.6％減少（前四半期比2.2％減）した。同社の出荷数量も同様に減少したと推定。特にスポット取引比率が高い台湾拠点の販売が減少したとみるため。
ただし、7月までのウエハー調達の抑制からメモリーメーカー側でのウエハー在庫は低下してきており、遅くとも10～12月期には再び半導体ウエハーの販売数量が前年同期比で増加に転じると考えられる。株価はこれらの点を織り込んでいないとの見方を示した。
ＳＵＭＣＯ<3436.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今19.12期3Q中にウエハー販売数量は増加基調に戻ると予想し、投資判断「Overweight」を継続した。業績予想を下方修正し、目標株価は3100円→2040円と引き下げた。
半導体ウエハー市場は18年後半からの調整局面が終盤に差し掛かっており、出荷数量のモメンタムは7～9月期中に改善を示す見通し。4～6月期の世界の半導体ウエハーの出荷数量は前年比5.6％減少（前四半期比2.2％減）した。同社の出荷数量も同様に減少したと推定。特にスポット取引比率が高い台湾拠点の販売が減少したとみるため。
ただし、7月までのウエハー調達の抑制からメモリーメーカー側でのウエハー在庫は低下してきており、遅くとも10～12月期には再び半導体ウエハーの販売数量が前年同期比で増加に転じると考えられる。株価はこれらの点を織り込んでいないとの見方を示した。
★9:28 ＥＰＳ－急落 通期営業益を下方修正 3Q累計は30％減益着地
ＥＰＳホールディングス<4282.T>が急落。同社は1日に、19.9期通期の連結営業利益予想を従来の72.0億円から57.0億円（前期比20.8％減）に引き下げると発表した。
CRO事業が、試験規模が小型化していることに加え、グローバルCROとの競争環境が厳しくなっていること、いくつかの案件の実行においてプロジェクトマネジメントがうまく機能していないことなどにより、大幅に予算未達の見込みとなった。
併せて発表した、19.9期3Q累計（10-6月）の連結営業利益は38.4億円（前年同期比30.1％減）だった。CRO事業、Global Research事業における大型案件の失注や稼働中試験の中止などの影響を受け、稼働率が低下したことが響いた。
ＥＰＳホールディングス<4282.T>が急落。同社は1日に、19.9期通期の連結営業利益予想を従来の72.0億円から57.0億円（前期比20.8％減）に引き下げると発表した。
CRO事業が、試験規模が小型化していることに加え、グローバルCROとの競争環境が厳しくなっていること、いくつかの案件の実行においてプロジェクトマネジメントがうまく機能していないことなどにより、大幅に予算未達の見込みとなった。
併せて発表した、19.9期3Q累計（10-6月）の連結営業利益は38.4億円（前年同期比30.1％減）だった。CRO事業、Global Research事業における大型案件の失注や稼働中試験の中止などの影響を受け、稼働率が低下したことが響いた。
★9:30 フクビ化学－小動き 新商品「フェノバボード遮熱」を全国発売
フクビ化学工業<7871.T>が小動き。同社は8月1日大引け後に、新商品「フェノバボード遮熱」を全国発売すると発表した。業界最高クラスの断熱性（熱伝導率0.019Ｗ/(m・K)）を有するフェノバボード（フェノールフォーム断熱材）に遮熱性を付加した屋根用断熱材。
フクビ化学工業<7871.T>が小動き。同社は8月1日大引け後に、新商品「フェノバボード遮熱」を全国発売すると発表した。業界最高クラスの断熱性（熱伝導率0.019Ｗ/(m・K)）を有するフェノバボード（フェノールフォーム断熱材）に遮熱性を付加した屋根用断熱材。
★9:30 ＧＣＡ－4日続落 上期営業利益14％増 通期進ちょくは40％
ＧＣＡ<2174.T>が4日続落。同社は1日、19.12期上期（1-6月）の連結営業利益（IFRS）が13.6億円（前年同期比14.1％増）だったと発表した。通期の会社計画33.5億円に対する進ちょくは40.6％。
アドバイザリー事業の売上が複数の大型案件がクローズした日本地域で大幅に増加したが、米国地域、欧州地域の売上が前年同期比で減少し、全体では減収となった。一方で人件費の減少が寄与し、増益となった。
株価は寄り付き後一時1.5％上昇したが、その後地合いの悪さに連れ安している。
ＧＣＡ<2174.T>が4日続落。同社は1日、19.12期上期（1-6月）の連結営業利益（IFRS）が13.6億円（前年同期比14.1％増）だったと発表した。通期の会社計画33.5億円に対する進ちょくは40.6％。
アドバイザリー事業の売上が複数の大型案件がクローズした日本地域で大幅に増加したが、米国地域、欧州地域の売上が前年同期比で減少し、全体では減収となった。一方で人件費の減少が寄与し、増益となった。
株価は寄り付き後一時1.5％上昇したが、その後地合いの悪さに連れ安している。
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