前場コメント No.2 ユニチャーム、ＳＯＭＰＯ、ＪＦＥＨＤ、日本ケミコン、ファイバーゲートなど
★9:01 ユニチャーム－野村が目標株価引き下げ 上期低調を踏まえて予想を減額
ユニ・チャーム<8113.T>が4日ぶり反落。野村証券では、上期低調を踏まえ、業績予想を減額。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は4520円→4210円と引き下げた。
今19.12期上期（1～6月）は野村想定より中国の子供用おむつの在庫調整の影響が大きく、利益は低調。これを踏まえ、今19.12期の野村のコア営業利益予想を前期比3％増の979億円に減額修正（従来予想1050億円、会社計画1000億円）。下期は在庫調整の進展によりおむつの出荷増が見込め、原材料価格も下落に転じると見られるため、利益は前年同期比で改善に転じると予想。一方、同社の中国向け子供用おむつは日本からの輸出が多く、足元で急激に進行した中国元安は利益にマイナス影響がある。これを考慮し、来20.12期以降の予想も減額修正。在庫調整や原材料価格変動の影響で短期的な業績変動はあるものの、東南アジアやインドにおいて中期的な業績拡大のトレンドに変化はないと見ているとした。
ユニ・チャーム<8113.T>が4日ぶり反落。野村証券では、上期低調を踏まえ、業績予想を減額。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は4520円→4210円と引き下げた。
今19.12期上期（1～6月）は野村想定より中国の子供用おむつの在庫調整の影響が大きく、利益は低調。これを踏まえ、今19.12期の野村のコア営業利益予想を前期比3％増の979億円に減額修正（従来予想1050億円、会社計画1000億円）。下期は在庫調整の進展によりおむつの出荷増が見込め、原材料価格も下落に転じると見られるため、利益は前年同期比で改善に転じると予想。一方、同社の中国向け子供用おむつは日本からの輸出が多く、足元で急激に進行した中国元安は利益にマイナス影響がある。これを考慮し、来20.12期以降の予想も減額修正。在庫調整や原材料価格変動の影響で短期的な業績変動はあるものの、東南アジアやインドにおいて中期的な業績拡大のトレンドに変化はないと見ているとした。
★9:02 ＳＯＭＰＯ－反落 1Q最終益45％減 保険引受費用の増加響く
ＳＯＭＰＯホールディングス<8630.T>が反落。同社は9日に、20.3期1Q（4-6月）の連結純利益は306億円（前年同期比44.9％減）だったと発表した。
経常費用が、保険引受費用が7977億円（前年同期は7482億円）、資産運用費用が75億円（前年同期は75億円）、営業費および一般管理費が1339億円（前年同期は1344億円）、その他経常費用が345億円（前年同期は309億円）となった結果、前年同期に比べて526億円増加したことが響いた。
ＳＯＭＰＯホールディングス<8630.T>が反落。同社は9日に、20.3期1Q（4-6月）の連結純利益は306億円（前年同期比44.9％減）だったと発表した。
経常費用が、保険引受費用が7977億円（前年同期は7482億円）、資産運用費用が75億円（前年同期は75億円）、営業費および一般管理費が1339億円（前年同期は1344億円）、その他経常費用が345億円（前年同期は309億円）となった結果、前年同期に比べて526億円増加したことが響いた。
★9:02 ＪＦＥＨＤ－売り気配 通期事業益を下方修正 1Qは63％減益着地
ジェイ エフ イー ホールディングス<5411.T>が売り気配。同社は9日に、20.3期通期の連結事業利益（IFRS基準）予想を従来の1800億円から1400億円（前期比39.7％減）に引き下げると発表した。鉄鋼事業における原料価格および販売価格の交渉の進ちょくなどを踏まえた。なお、事業利益は税引前利益から金融損益および金額に重要性のある一過性の項目を除いた利益としている。
20.3期1Q（4-6月）の連結事業利益は308億円（前年同期比63.1％減）だった。
併せて、従来未定としていた20.3期の中間配当予想を20円（前期は45円）に修正することも発表した。
ジェイ エフ イー ホールディングス<5411.T>が売り気配。同社は9日に、20.3期通期の連結事業利益（IFRS基準）予想を従来の1800億円から1400億円（前期比39.7％減）に引き下げると発表した。鉄鋼事業における原料価格および販売価格の交渉の進ちょくなどを踏まえた。なお、事業利益は税引前利益から金融損益および金額に重要性のある一過性の項目を除いた利益としている。
20.3期1Q（4-6月）の連結事業利益は308億円（前年同期比63.1％減）だった。
併せて、従来未定としていた20.3期の中間配当予想を20円（前期は45円）に修正することも発表した。
★9:02 日本ケミコン－売り気配 三菱ＵＦＪＭＳが「Neutral」へ引き下げ 四半期業績低迷はしばらく続く
日本ケミコン<6997.T>が売り気配。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、四半期業績低迷がしばらく続くと想定。投資判断を「Overweight」→「Neutral」、目標株価を2600円→1450円と引き下げた。
エクイティストーリーはアルミ電解コンデンサーの拡大に伴う業績成長。中長期的には車載・産機・白物家電の堅調な需要増加を見込むが、短期的な需要減速に伴う四半期業績の低迷を考慮し、「Neutral」に変更するとした。営業利益は今20.3期を旧予想比51億円減額の4億円、来21.3期を同46億円減額の38億円、22.3期を同46億円減額の62億円と変更。主にアルミ電解コンデンサー需要の減速を織り込んだとした。
日本ケミコン<6997.T>が売り気配。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、四半期業績低迷がしばらく続くと想定。投資判断を「Overweight」→「Neutral」、目標株価を2600円→1450円と引き下げた。
エクイティストーリーはアルミ電解コンデンサーの拡大に伴う業績成長。中長期的には車載・産機・白物家電の堅調な需要増加を見込むが、短期的な需要減速に伴う四半期業績の低迷を考慮し、「Neutral」に変更するとした。営業利益は今20.3期を旧予想比51億円減額の4億円、来21.3期を同46億円減額の38億円、22.3期を同46億円減額の62億円と変更。主にアルミ電解コンデンサー需要の減速を織り込んだとした。
★9:02 ファイバーゲート－買い気配 今期営業益14％増 株式分割も発表
ファイバーゲート<9450.T>が買い気配。同社は9日、20.6期通期の連結営業利益予想を10.7億円（前期比14.3％増）だと発表した。
契約戸数やアクセスポイントの増加を前提に、レジデンスWi-Fi、フリーWi-Fi両事業とも伸長を想定している。
19.6期通期の連結営業利益は9.4億円（前の期比67.2％増）だった。レジデンスWi-Fi事業が前の期比42％増収、フリーWi-Fi事業が同23％増収と好調だったことが寄与した。
併せて、株式分割を行うと発表した。8月31日を基準日として普通株式を1株につき2株の割合で分割する。
ファイバーゲート<9450.T>が買い気配。同社は9日、20.6期通期の連結営業利益予想を10.7億円（前期比14.3％増）だと発表した。
契約戸数やアクセスポイントの増加を前提に、レジデンスWi-Fi、フリーWi-Fi両事業とも伸長を想定している。
19.6期通期の連結営業利益は9.4億円（前の期比67.2％増）だった。レジデンスWi-Fi事業が前の期比42％増収、フリーWi-Fi事業が同23％増収と好調だったことが寄与した。
併せて、株式分割を行うと発表した。8月31日を基準日として普通株式を1株につき2株の割合で分割する。
★9:03 ズーム－反落 Zoom North Americaの持ち分を追加取得へ 子会社化の方針
ズーム<6694.T>が反落。同社は8月9日大引け後に、持ち分法適用関連会社で音楽用電子機器の販売を行う、Zoom North Americaの持ち分を追加取得し、連結子会社化することを目的として基本合意したと発表した。株式取得は2020年1月30日を予定。基本合意書締結後、デューデリジェンスなど、買収価格の妥当性を確認するために必要な手続きを行う。
ズーム<6694.T>が反落。同社は8月9日大引け後に、持ち分法適用関連会社で音楽用電子機器の販売を行う、Zoom North Americaの持ち分を追加取得し、連結子会社化することを目的として基本合意したと発表した。株式取得は2020年1月30日を予定。基本合意書締結後、デューデリジェンスなど、買収価格の妥当性を確認するために必要な手続きを行う。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
