後場コメント No.1 ココカラファイン、ワイヤレスゲート、ベネッセ、光通信、プレステージなど

2019/08/14(水) 15:00
★12:30  ココカラファイン-急伸 マツモトキヨシと経営統合に向けた協議の方針 前引け後に正式発表
 ココカラファイン<3098.T>が急伸。同社がマツモトキヨシホールディングス<3088.T>との経営統合に向けた協議に入る方針を固めたと、日本経済新聞・電子版で8月14日11時23分に伝えられている。また、ココカラFでは12時05分に同内容を正式に発表。
 日経の記事によると、スギホールディングス<7649.T>からも経営統合を打診されていたが、ココカラが設けた特別委員会はマツキヨの提案を支持。ココカラの取締役会でも検討し、マツキヨと組む方が相乗効果が大きいと判断したとされる。両社の統合が実現すれば、売上高1兆円規模となり、ドラッグストア業界で国内首位になると報じられている。

★12:31  ワイヤレスゲート-後場上げ幅縮小 上期営業益83%減 販売費用の増加響く
 ワイヤレスゲート<9419.T>が後場上げ幅縮小。同社は14日11時30分に、19.12期上期(1-6月)の連結営業利益は5500万円(前年同期比82.7%減)だったと発表した。通期の会社計画4100万円を2Qで上回っている。
 ヨドバシカメラとの間で締結していた従来の販売業務委託契約を18.12期中に解約し、新たな販売業務委託契約を締結したことに伴い販売費用が増加したことが響いた。

★12:33  ベネッセ-続落 「進研模試」実施日のずれを悪用したネット売買が横行と報道
 ベネッセホールディングス<9783.T>が続落。同社が実施する「進研模試」について、実施日のずれを悪用したインターネット売買が横行していると、西日本新聞が8月14日付けで伝えている。また、同記事はヤフーニュースのトップに昼ごろより掲載されている。
 「インターネット上で進研模試の『ネタバレ』が売買されています」と、高校1年生の子どもを持つ母親から西日本新聞に声が届いたとし、取材を開始。進研模試は通信教育大手ベネッセコーポレーションが実施し、全国の高校約3000校で約40万人が受検する民間模試。参加校で実施日が異なる点を利用し、問題と解答・解説が会員制交流サイト(SNS)などで出回っているとされる。調べてみると、他の模試も含めて不正は10年以上横行していたとした。

★12:35  光通信-後場買い気配 1Q営業益52%増 増配も発表
 光通信<9435.T>が後場買い気配。同社は14日12時、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)は246億円(前年同期比51.5%増)だったと発表した。市場コンセンサスは179億円。
 法人サービス事業、個人サービス事業ともに堅調に推移しており、大幅なセグメント増益となった。取次販売事業も好調だった。
 併せて、20.3期の期末配当予想を93円から96円(前期は81円)に修正すると発表した。なお、年間配当は384円(前期は351円)となる。

★12:38  プレステージ-東海東京が目標株価引き上げ 20.3期もロードアシスト事業がけん引
 プレステージ・インターナショナル<4290.T>がもみ合い。東海東京調査センターでは、今20.3期もロードアシスト事業がけん引し、2ケタ成長を想定。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を1600円→2000円と引き上げた。
 今20.3期1Q(4~6月)売上高は100億円(前年比15.9%増)、営業利益は13億円(同31.7%増)と増収増益のスタート。新規に獲得した大型案件の寄与によりロードアシストが伸長し、ワランティが回復。ただし、成長投資は遅れ気味。
 今20.3期の東海東京予想は、売上高が420億円(前年比12.9%増)、営業利益が57億円(同21.6%増)。ロードアシストにおいて、1Qは遅れ気味であった成長投資を実行。その成果として、大型案件の受託や既存受託契約におけるクライアント数や契約数の増加によるオーガニック成長が見込まれる。また、民法改正が追い風となるワランティにおいても保証事業が拡大する見通し。


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