前場コメント No.11 GameWith、日立化成、日本精工、UTグループ、第一生命など

2019/08/16(金) 11:30
★10:02  GameWith-大幅に反発 きょう東証1部に市場変更で需給思惑の買い
 GameWith<6552.T>が大幅に反発。同社は16日9時、同日に東証マザーズから東証1部に市場変更されたと発表した。
 「ゲームをより楽しめる世界を創る」という経営理念のもと、今後も更なる業容の拡大と企業価値向上に努めるとしている。
 株価はインデックスファンドの組み入れなど需給面での思惑から買いが向かっており、前日比で4%超上昇している。

★10:10  日立化成-みずほが目標株価引き下げ 業績は不透明感大との判断を再確認
 日立化成<4217.T>が大幅反発。みずほ証券では、業績は不透明感大との判断を再確認とコメント。投資判断「アンダーパフォーム」を継続、目標株価は2200円→2100円と引き下げた。
 先端部品・システムの営業利益予想の下方修正を中心に業績予想を見直し、目標株価を2100円へ下方修正。日立製作所(親会社)による同社株式売却に関する観測報道により、株価は被買収プレミアムを織り込み済みと判断。化学企業の株価バリュエーションがおおむね低位にある中、あえて同社を選好する必要性は乏しい。
 ただし、同社が親会社の保有全株式を借入金により時価で買入消却した場合、株数減少に伴って今20.3期予想EPSが300円程度まで増加し、短期的には4000円程度の株価を正当化できる可能性があるとの判断にも変更なし。ショートポジション構築はリスク大との判断を維持するとした。

★10:10  日本精工-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 事業環境悪化の影響を受けやすい
 日本精工<6471.T>が小安い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、物量増に依存しているため、事業環境悪化の影響を受けやすいと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は980円→830円と引き下げた。
 営業利益予想は、為替前提変更(ドル110→105円、ユーロ125→120円)、自動車事業と産業機械事業の外部環境悪化による販売低迷を従来想定よりも強く織り込み、下方修正。自動車事業は、中国の自動車市場の低迷により、自動車軸受、AT関連製品、EPS(電動パワーステアリング)などの主力製品の販売が悪化している。EPSは6月にドイツ完成車大手と提携を発表したことはポジティブだが、再成長フェーズは23.3期以降というシナリオは変わらない。産業機械事業は、貿易摩擦により精機製品の調整局面は従来想定よりも長期化する可能性が高まっていると考えるとした。

★10:16  UTグループ-岩井コスモが目標株価引き下げ 人材派遣サービスの拡大が続こう
 UTグループ<2146.T>が大幅反発。岩井コスモ証券では、人材派遣サービスの拡大が続くとみて、投資判断「A」を継続した。目標株価は3800円→3000円と引き下げた。
 第1四半期の営業利益は前年同期並みにとどまったが、一時的な費用が発生したことが影響していることを考えれば過度にネガティブにとらえる必要はないと判断。第2四半期以降は増益率が回復し、派遣人材への需要が強い自動車関連分野向け人材派遣サービスをけん引役に、今20.3期は会社予想を達成する前期比2割強の営業増益が期待可能。現状の株価水準などを考えて当面の目標株価は3000円へ見直すが、第2四半期以降の増益率回復とともに株価の回復が期待できると考えて、投資判断は「A」を継続するとした。

★10:23  第一生命-底堅い スマホなどで加入申込や請求手続きが完結する新サービス
 第一生命ホールディングス<8750.T>が底堅い。同社傘下の第一生命保険が8月15日から、スマートフォンなどで保険の加入申込や保険金の請求手続きが完結する新たなサービスを開始しており、材料視する向きもあるようだ。
 このほど産経新聞が掲載した記事では、レジャー時のケガや他人への賠償を保障するミニ保険(少額短期保険)を販売する。価値観の多様化により従来の保険では開拓が難しかった若年層を取り込むことが狙い。ネット上で保険の加入や請求が完結する取り組みを大手生保の本体が手がけるのは初めてとされる。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,239.66 +153.86
ナスダック総合 15,927.90 +316.14
ドル/円 159.35 +1.23
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ