前場コメント No.13 コナミ、五洋建設、日本電波工業、パーソル、ファンデリーなど

2019/08/19(月) 11:31
★10:26  三井住友-大和が目標株価引き下げ 今期予想配当利回り5.5%・総還元利回り7.6%
 三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が7日ぶり反発。大和証券では、今期予想配当利回り5.5%・総還元利回り7.6%と注目。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は4250円→4000円と引き下げた。
 2019年度上期の連結中間純利益は銀行目標を上回る3900億円となる見込み。2019年度通期の連結当期純利益も7200億円と、目標上振れを予想。米ドル金利低下で市場好調/持続的な増配・自己株式取得を期待するとした。

★10:28  コナミ-続伸 小中のプール授業を受託 設備老朽化で商機 日経報道
 コナミホールディングス<9766.T>が続伸。19日付の日本経済新聞朝刊は、同社傘下のコナミスポーツが8月下旬から小中学校向けにプール授業の受託事業を始めると報じた。
 記事によれば、プールがある約120カ所のスポーツクラブを使うほか、スイミングスクールを担当するコーチが指導する。学校では高度経済成長期に造られたプールの老朽化などが課題になっているほか、水難事故防止に向けたリスク管理からも需要は大きいとみるとしている。

★10:30  五洋建設-大和が目標株価引き下げ 短期業績のみならず中長期の業績拡大にも期待
 五洋建設<1893.T>が3日ぶり反発。大和証券では、短期業績のみならず、中長期の業績拡大にも期待するとして、投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は670円→610円と引き下げた。今20.3期大和予想の連結営業利益を上方修正。今期は国内海上土木工事の受注拡大を見込むとした。中長期では洋上風力発電建設工事、中部国際空港沖の埋立に期待。

★10:30  日本電波工業-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 収益改善策を実施中
 日本電波工業<6779.T>が小高い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、厳しい事業環境の中、黒字体質確立に向けた収益改善策を実施中と注目。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は450円→440円と引き下げた。
 エクイティストーリーは車載、および基地局向け水晶デバイス需要拡大に伴う業績成長。ただし、短期的には景気減速に伴う需要低迷が業績にマイナス影響している現実も踏まえ「Neutral」を継続。
 同社では今20.3期に固定費は前年比10億円減少を計画。拠点再編では、1Qで小型品を狭山から函館へ移管完了。2Q(7~9月)では発振器の一部を狭山から古川へ、2Q~3Qに掛けて音さ型振動子を古川からマレーシアへ移管する予定。収益改善策は着実に実施されている。また、2Q以降は前19.3期から取り組む価格是正が収益貢献を始める同社見通し。5G基地局向け需要拡大に向け、原石からフォトリソブランクまでの一貫生産による強みを発揮し、黒字体質を確立する重要な年と考えるとした。

★10:35  パーソル-野村が目標株価引き下げ 人材紹介減速や海外不調を反映
 パーソルホールディングス<2181.T>が続落。野村証券では、レーティング「Neutral」を継続も、人材紹介減速や海外不調を反映させ、目標株価は2840円→2450円と引き下げた。
 今20.3期Q1決算や「an」サービス終了を受け、業績予想および目標株価を修正。Q1決算は派遣・BPOおよびその他を除く各セグメントで野村予想を下回る結果。成長ドライバーである人材紹介事業の減速や豪州を中心とした海外事業の不調を反映した結果、来21.3期以降の営業利益予想を下方修正。人材サービス大手7社平均に対して10%ディスカウントとするバリュエーションの手法に変更はないとしたが、セクター平均PERの下落を反映し、今20.3期予想基準PER17倍(従来18倍)を目安に目標株価を2450円と算出。

★10:37  ファンデリー-続伸 国産食材のみを使用 栄養価を調整した「私のおせち」を発売
 ファンデリー<3137.T>が続伸。同社は19日10時に、国産食材のみを使用し、栄養価を調整した「私のおせち」を発売すると発表した。
 食事制限がある人の体に合わせ、ヘルシータイプ、たんぱく質調整タイプの2種類を用意した。10月1日より、「ミールタイム」で発売する。


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