前場コメント No.6 NOK、富士通、モノタロウ、東京センチュリー、アテクトなど

2019/09/11(水) 11:30
★9:15  出光興産-5日続伸 米コロラド州で太陽光発電プロジェクトを開始
 出光興産<5019.T>が5日続伸。同社は10日、子会社がGCL New Energy(本社:香港)から、米コロラド州における建設前段階のメガソーラープロジェクトを8月1日付で買収したと発表した。発電規模は100MWp、商業運転開始は2020年の予定。
 昨年買収したカリフォルニア(発電規模:210MWp)に続く米国で2番目の発電所建設・売電事業としている。

★9:16  NOK-TIWが「2」継続 1Qは電子部品低迷にシール悪化が重なる厳しい決算
 NOK<7240.T>が小高い。投資情報会社のTIWでは、1Qは電子部品低迷にシール悪化が重なる厳しい決算と判断。投資評価「2(Neutral)」を継続した。
 1Qはシール事業利益が前年同期比34.7%減の60億円、電子部品事業利益が101億円の損失(前年同期は46億円の営業損失)となり、全体で39億円の営業赤字となった。同社計画で営業利益は2Q(7~9月)が54.4億円、下期が190億円を想定。2Qからのスマートフォン用新機種向け出荷開始による数量増や構成改善、主力2事業での合理化進展などによって後半にかけ、業績は上向く見込み。同社は為替前提を1米ドル110円で据え置いているが、TIWでは110円→105円に修正、計画下振れを見込むとした。

★9:19  富士通-みずほが目標株価引き上げ コア事業の成長性が高まるまでは様子見
 富士通<6702.T>が3日続落。みずほ証券では、コア事業の成長性が高まるまでは様子見として、投資判断「中立」を継続した。目標株価は7600円→8200円と引き上げた。
 ビジネスモデル変革費用を織り込み、今20.3期営業利益予想を引き下げるとしたが、会社予想は上ぶれ余地が大きく、来21.3期営業利益も着実な増益基調を見込めることから、目標株価は増額。長年、収益の足を引っ張っていたノンコア事業や海外サービス事業は、非連結化やリストラが相応に進み、コア事業の持続的成長力が高まれば、会社全体の利益成長に直結しやすい構造となってきた。ただし、現状ではコア事業に内在する通信機器や大型ハードウェアなど中期的な縮減要因を吸収してなお利益成長トレンドにあるとは言い難く、コア事業の成長性が一段と高まるまでは様子見姿勢が妥当と判断するとした。

★9:20  モノタロウ-3日続落 8月度売上高は16%増 新規顧客獲得数6万7400アカウント
 MonotaRO<3064.T>が3日続落。同社は10日の大引け後に、8月度月次業績を発表し、売上高は前年同月比16.0%増の98億円となった。新規顧客獲得数は6万7400アカウントだった。

★9:23  東京センチュリー-JPモルガンが目標株価引き上げ 米航空機リース会社を完全子会社化
 東京センチュリー<8439.T>が5日続伸。JPモルガン証券では、米航空機リース会社を完全子会社化、ポジティブな印象とコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を7600円→7700円と引き上げた。
 9月9日に、同社は持ち分法適用会社である米国航空機リース大手Aviation Capital Groupの完全子会社化を発表。株式取得のために、約3200億円を投資する。JPMでは同買収により、来21.3期以降の経常利益は従来予想比200億円程度押し上げられると見込んでいるとし、非常にポジティブな印象とした。

★9:27  アテクト-急騰 新型アップルウォッチにチタン採用で思惑
 アテクト<4241.T>が急騰。10日に発表された米アップルの新型アップルウォッチでチタンモデルが発売されることが材料視されている。
 同社は2018年11月に世界最大手のウエアラブルデバイスを手掛けるメーカーより依頼のあったチタン合金用フィードスタックを、同メーカーに独占販売すると発表しており、これがアップル社の新型アップルウォッチであるとの思惑から買いが向かっているもよう。
 また、同様に新型アップルウォッチに電子コンパスが採用されたことから、同製品を製造する旭化成<3407.T>も高い。


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