後場コメント No.2 GAテクノロジーズ、イオンリート、モルフォ、ユーザーローカル、UTグループなど

2019/09/18(水) 15:00
★13:04  GAテクノロジーズ-大幅に続伸 「デジタルベースキャピタル」組成の第1号ファンドへ出資
 GA technologies<3491.T>が大幅に続伸。同社は17日、日本初の「PropTech[プロップテック](不動産テック)」特化型VCであるデジタルベースキャピタル(本社:東京都千代田区)が組成する第1号ファンドに出資すると発表した。
 今後、PropTechスタートアップの支援を通じて業界全体の活発化を目指すとともに、PropTechサービスとの連携強化により、高付加価値でユーザー利便性の高い不動産体験を創出するとしている。

★13:10  イオンリート-野村が目標株価引き上げ 巡航DPSを3%増加させる増資を実行
 イオンリート投資法人<3292.T>が底堅い。野村証券では、巡航DPS(1口当たり分配金)を3%増加させる増資を実行と注目。レーティング「Buy」を継続、目標株価は17.40万円→17.90万円と引き上げた。
 物件運営は順調と言える状況。ポートフォリオのエンドテナントベースの稼働率は、5月末時点で99.2%と高かった。また、保有物件のエンドテナントの売上高は3~5月に前年同期比100.4%、同期間におけるマスターリース会社の賃貸収益は前年同期比100.6%。既存物件の安定収益を維持しつつ、今後も主に外部成長の効果でDPSを増加させる方針。9月には増資を通じて「イオンモール福津」を取得し、20年2月には「イオンモール多摩平の森」を取得する。当該2物件の取得価格合計は277億円で、加重平均鑑定NOI、同償却後利回りは各5.6%、3.9%。今後の取得パイプラインは、イオングループの直接保有と過去の流動化物件を合わせて2000億円程度ある。今後それらについて、既存ポートフォリオの平均償却後利回り3.9%を目線に取得する方針とした。

★13:16  モルフォ-底堅い 資生堂「肌パシャ」機能充実リニューアルに画像処理技術が採用
 モルフォ<3653.T>が底堅い。同社は9月18日10時に、資生堂ジャパン(東京都中央区)が提供する肌測定アプリケーション「肌パシャ」の機能充実のためのリニューアルに、画像処理技術が採用されたと発表した。
 2017年9月に無料公開された肌パシャは、専用デバイスやアタッチメント不要で、スマートフォンのみで本格的な肌測定が可能なアプリ。2018年9月に、モルフォの強みであるスマートフォン向け画像処理技術の開発における知識と経験が評価され、肌測定アプリの開発にあたり、モルフォの画像処理技術が採用されたとした。

★13:18  ユーザーローカル-大幅に続伸 AIコメントシステムをプレジデント社に提供を引き続き材料視
 ユーザーローカル<3984.T>が大幅に続伸。同社は17日に、メディアにコメント機能を実装する「AIコメントシステム」を、プレジデント社(本社:東京都千代田区)が運営する「プレジデントオンライン」に提供開始したと発表した。
 これを受けて、同日の株価は前日比で約7%上昇したが、きょうも引き続き材料視されているもようだ。13時の時点で前日比6%超の水準で推移している。

★13:23  UTグループ-野村が目標株価引き下げ 需要は回復傾向 中期ストーリーは不変
 UTグループ<2146.T>が3日続落。野村証券では、需要は回復傾向であり、中期ストーリーは不変として、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は3520円→3000円と引き下げた。
 Q1決算を受け、業績予想および目標株価を修正。Q1は半導体・電子部品分野を中心に一部顧客からの需要が減少し、厳しい結果となった。需要状況を踏まえて短期業績を下方修正するとともに、Q4以降の需要回復ペースを従来よりも保守的な想定としたとしている。他方、半導体・電子部品分野ではQ1を底に若干の需要回復が見られるほか、自動車分野からの需要も引き続き旺盛。中期的には、製造派遣業界は最大手の同社でもシェアが5%程度と低く、大手への集約が進むと予想されるほか、自動車業界を中心にメーカー直接雇用の期間労働者から派遣労働者への移行も続く見通し。目標株価は今20.3期PER17倍を目安に3000円と算出。


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