前場コメント No.3 レシップHD、Jフロント、高島屋、農業総合研究所、大戸屋など

2019/10/02(水) 11:30
★9:03  レシップHD-売り気配 公募で10億円調達 技術者の採用費や研究開発に充てる
 レシップホールディングス<7213.T>が売り気配。同社は1日、120万株の公募、上限18万株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。
 発行条件は10月9日~10月16日のいずれかの日に決める。手取り概算額は10億0625万4200円。発行済み普通株式数の増加率は10.78%。路線バス運行支援ユニット「LIVU」のさらなる機能拡大(位置情報、音声情報、画像情報)を目的とした技術者の採用費および人件費を含む研究開発に係る費用などに充当する。

★9:04  Jフロント-底堅い 9月百貨店31%増収 消費増税控え宝飾品など好調
 J.フロントリテイリング<3086.T>が底堅い。同社は1日、9月度の百貨店事業の売上高(速報値)が前年同月比30.8%増だったと発表した。
 9月度の百貨店事業の売上高は、消費増税を控え、宝飾品が前年の約2.4倍、ラグジュアリーブランドが約7割増、化粧品が約5割増となるなど大幅に売り上げを伸ばし、月末が近づくにつれて婦人雑貨、紳士服飾、リビング関連でも売り上げの伸長が見られたとしている。

★9:04  高島屋-底堅い 9月度高島屋・百貨店子会社33%増収 消費増税で駆け込み需要
 高島屋<8233.T>が底堅い。同社は1日、9月度の高島屋店頭売り上げ速報で、高島屋および国内百貨店子会社17店舗の販売額は前年同月比33.2%増だったと発表した。
 9月度の店頭売り上げは、消費増税前の駆け込み需要で月後半にかけて売り上げが伸長したことに加え、前年の台風影響の反動により、前年実績を大きく上回った。

★9:04  EAJ-急騰 医療機関における外国人対応窓口事業の実施事業者に選定
 日本エマージェンシーアシスタンス<6063.T>が急騰。同社は1日、厚生労働省により、「医療機関における外国人対応に資する夜間・休日ワンストップ窓口事業」の実施事業者に選定されたと発表した。
 本事業の受託を機に、都道府県の平日昼間の窓口への支援や、その他各機関への外国人患者対応のサポート事業をさらに大きく展開するとしている。

★9:04  農業総合研究所とマーケットエンタープライズ-買い先行 農業生産者支援で業務提携
 農業総合研究所<3541.T>が続伸、マーケットエンタープライズ<3135.T>が3日ぶり反発と買いが先行。両社は10月1日大引け後に、農業生産者支援を目的とした業務提携契約を締結したと発表した。
 提携によって、農総研は登録生産者に対するサービスの強化を図り、マーケットエンタープライズはさらに多くの生産者にコスト面の支援を行うことで、農業の課題の1つである、農業生産者が安定的かつ持続的に農業を続けられるための「環境の構築」に寄与するとした。

★9:05  ダイセキ環境ソリューション-続伸 上期営業益7%増 コスト削減の推進が寄与
 ダイセキ環境ソリューション<1712.T>が続伸。同社は1日に、20.2期上期(3-8月)の連結営業利益は6.4億円(前年同期比7.4%増)だったと発表した。通期の会社計画10.4億円に対する進ちょくは61.6%。
 土壌汚染調査・処理事業を中心にリサイクル分野への展開も積極的に進める一方、各工場などにおけるコスト削減を推し進め、また、難処理物案件・工事処理一括案件など、付加価値の高い案件に注力したことが寄与した。

★9:05  大戸屋HD-急騰 コロワイドが筆頭株主に 創業家から株取得
 大戸屋ホールディングス<2705.T>が急騰。同社は1日、コロワイド<7616.T>が同社の筆頭株主になったと発表した。
 コロワイドから同社の株主順位第1位および第2位株主である三森三枝子氏、三森智仁氏の保有する同社株式全株(135万1800株)を取得することを決議したとの通知を受けたとしている。異動後のコロワイドの同社議決権保有率は18.67%。コロワイドも高い。


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