前場コメント No.9 オリンピックG、ブラザー工業、ダイニチ工業、大同特殊鋼、三谷産業など

2019/10/09(水) 11:30
★10:48  OlympicG-反落 上期業績を下方修正 天候不順が響く
 Olympicグループ<8289.T>が反落。同社は9日10時に、20.2期上期(3-8月)の営業利益予想を従来の5.5億円から3.3億円(前年同期比8.7%増)に引き下げると発表した。
 6月から7月にかけて天候不順の影響から営業収益が計画を下回ったことから前回予想を修正するとしている。

★10:57  ブラザー工業-底堅い 「JOYSOUND」を30.3期までに現在の2倍に増やすと報道
 ブラザー工業<6448.T>が底堅い。日本経済新聞・電子版で、同社傘下でカラオケ店「JOYSOUND」を運営するエクシング(名古屋市)が、30.3期までにカラオケ店「JOYSOUND」を30.3期までに現在の2倍に増やすと伝えられた。
 3大都市圏の駅前などへの積極出店やM&A(合併・買収)で200店体制を目指す方針。既存店立て直しにメドが立ったことから店舗拡大にかじを切るとし、市場は縮小傾向にあるが、新店効果で競合の顧客を取り込むと報じられた。

★11:00  ダイニチ工業-続伸 遠隔操作ロボットの電源に最適なシステムを構築する研究開発
 ダイニチ工業<5951.T>が続伸。日本経済新聞・電子版で10月8日19時、同社が熱エネルギーを電力に変換する技術を利用し、遠隔操作ロボットの電源に最適なシステムを構築する研究開発に乗り出したと伝えられた。
 東京大学や産業技術総合研究所などと連携し、1~2年後には試作品をロボットに積み込む計画。発電効率を大幅に高め、リチウムイオン電池など既存の動力源で課題であるロボットの駆動時間延長などにつなげると報じられている。

★11:04  大同特殊鋼-続伸 ステンレスの収益回復確度が高まるタイミング 「買い」へ引き上げ
 大同特殊鋼<5471.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、19年度下期~20年度はステンレスの収益回復確度が高まるタイミングと判断。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を4000円→5100円と引き上げた。
 バリュエーションは鉄鋼セクター全体と同様に苦しんでおり、同社のPBRも0.6倍と過去のボトム圏まで下落している。しかし、半導体製造装置や車載センサー向けの需要拡大により、特殊鋼のサイクルは拡大基調に回帰すると予想。ステンレス鋼の需要回復に加え、黒鉛電極などの価格下落によるコストメリットも寄与する見通し。
 GSでは通期計画の引き下げを予想するとしたが、下方修正はすでに織り込まれつつあると考えられる。主に機能材料・磁性材料セグメントに含まれるステンレス鋼の数量回復が従来想定よりも早まる可能性を織り込み、来21.3期以降については営業利益予想を5~6%増額修正。

★11:09  三谷産業-続伸 人事評価のクラウドサービス「HRBrain」に出資と日経報道
 三谷産業<8285.T>が変わらずを挟んで続伸。同社が10月8日までに、人事評価のクラウドサービスを展開するスタートアップ企業、HRBrain(東京都港区)に出資したと、日本経済新聞が9日付けで伝えている。
 自社が手掛ける企業の業務効率化ソフトに、HRブレインのサービスを連携させて顧客企業への提案の幅を広げる。スタートアップとの連携を加速させ、独自製品の機能充実や新製品の開発につなげると報じられた。

★11:11  TOKAI-反発 岐阜県の建設企業を買収
 TOKAIホールディングス<3167.T>が反発。同社は8日、子会社が日産工業(本社:岐阜県下呂市)の株式すべてを取得し、連結子会社化したと発表した。
 今後、日産工業の技術力・ノウハウを吸収し、総合建設事業者として、中京圏の他、静岡、関東圏においても、土木・建築・設備工事の総合的な展開を図るとしている。


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