前場コメント No.12 幸和製作所、いすゞ自動車、マクロミル、マネーフォワード、アクトコールなど

2019/10/16(水) 11:30
★9:59  幸和製作所-急落 上期営業黒字転換も会社計画下回る
 幸和製作所<7807.T>が急落。同社は15日に、20.2期上期(3-8月)の連結営業損益は1億0500万円の黒字(前年同期は6200万円の赤字)だったと発表した。上期の会社計画は1億2400万円だったので、着地は下振れた。
 前期に発生した自主回収の影響が収束し介護ルートでの受注が回復したことや、韓国よりシルバーカーの大口注文を受けその出荷が実現したことなどが寄与した。

★10:02  鉄人化計画-もみ合い 「カラオケの鉄人」全店舗で「メルペイ」「はまPay」に対応
 鉄人化計画<2404.T>がもみ合い。同社は10月15日大引け後に、運営する「カラオケの鉄人」の全55店舗において、メルペイ(東京都港区)の「メルペイ」、横浜銀行の「はまPay」の両スマートフォン決済サービスへの対応を開始したと発表した。自社開発POSシステムの機能強化を進めてユーザーの利便性向上を図るとしている。

★10:06  いすゞ自動車-4日続伸 タイバーツ高とLCV販売低迷を反映 「買い」継続
 いすゞ自動車<7202.T>が4日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、投資判断「買い」を継続も、タイバーツ高とLCV販売低迷を反映させ、目標株価は1650円→1550円と引き下げた。
 タイバーツ高(対南アフリカ、オーストラリア)によるタイLCV事業の輸出採算悪化と、LCVタイ国内販売の低調な推移を反映し、今20.3期~22.3期営業利益予想を8%/4%/2%減額修正。今20.3期営業利益の減額幅-130億円は、為替で-60億円/LCV台数で-70億円。従来は為替のマイナス分を底堅いLCV台数で一部補うとの見方だったが、会社期初計画1650億円に対しては、おおむね円高マイナス影響分が未達との見方に変更するとした。
 今20.3期は主力モデルの切り替え時期に、全需の低迷が重なるやや厳しい販売を新たに想定。タイのコンシューマーコンフィデンスも低下基調にあることも考慮。一方で、来21.3期に向けては新モデル効果と補修事業の着実な増益を想定し、再び増益トレンドに回帰すると予想。

★10:11  マクロミル-続伸 ドリームインキュベータ子会社から消費者パネルを承継取得
 マクロミル<3978.T>が続伸。同社は10月15日大引け後に、東南アジア地域における事業展開を強化するにあたり、ドリームインキュベータ<4310.T>の子会社であるDI Asia(東京都千代田区)が東南アジア3カ国(ベトナム・タイ・インドネシア)において保有する消費者パネルを承継取得すると発表した。
 DIA社はこれまで東南アジアを中心に、戦略コンサルティング、戦略調査、海外マーケットエントリー調査、市場調査事業を展開。ベトナム、タイおよびインドネシアの3カ国を中心に約90万人の独自の消費者パネルを保有し、同地域における消費者へのアクセスと深い消費者インサイトの獲得において、競争力のあるサービスを提供してきた。承継完了予定日(クロージング)は2020年1月31日を予定。

★10:11  マネーフォワード-急騰 3Q累計営業赤字拡大も大幅な増収を好感
 マネーフォワード<3994.T>が急騰。同社は15日に、19.11期の3Q累計(12-8月)の連結営業損益は18.7円の赤字(前年同期は5.1円の赤字)だったと発表した。将来を見据え、組織体制の強化のための人材採用や、プロモーション実施による広告宣伝などの先行投資を実行したことが響いた。
 19.11期の3Q累計の連結売上高は49.4億円(前年同期比58.0%増)となった。

★10:18  アクトコール-急騰 3Q累計営業益3.9倍 住生活関連総合アウトソーシング事業が好調
 アクトコール<6064.T>が急騰。同社は15日に、19.11期3Q累計(12-8月)の連結営業利益は6.7億円(前年同期比3.9倍)だったと発表した。通期の会社計画7.8億円に対する進ちょくは85.5%となっている。
 住生活関連総合アウトソーシング事業が、緊急駆けつけ等会員制サービスの会員数および不動産会社向けコールセンターサービスの受託件数が堅調に推移したことにより、大幅な増益となった。また、決済ソリューション事業が増益となったことも寄与した。


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