前場コメント No.18 スカラ、テルモ、山洋電気、グリー、電通など
★10:48 スマートバリュー－続落 マイナンバーカードを用いた本人認証アプリを開発
スマートバリュー<9417.T>が変わらずを挟んで続落。同社は11月15日9時に、マイナンバーカードを用いた本人認証アプリを開発したと発表した。5月に公開した住民ID基盤「GaaS（Government as a Service）」と連携させ、行政サービスや手続きのデジタル化で必要となる本人確認に活用するとした。
スマートバリュー<9417.T>が変わらずを挟んで続落。同社は11月15日9時に、マイナンバーカードを用いた本人認証アプリを開発したと発表した。5月に公開した住民ID基盤「GaaS（Government as a Service）」と連携させ、行政サービスや手続きのデジタル化で必要となる本人確認に活用するとした。
★10:48 日機装－急騰 通期純利益を下方修正も3Q累計の営業増益を好感
日機装<6376.T>が急騰。同社は14日、19.12期通期の連結純利益予想（IFRS）を従来の82.0億円から67.0億円（前期比10.1％減）に引き下げると発表した。
3Q（7-9月）期間に、CRRT事業の業績悪化に伴う所有資産の減損損失を計上したことが実効税率を押上げる結果となり、純利益について前回予想を修正している。
併せて発表した19.12期3Q累計（1-9月）の連結純利益は46.4億円（前年同期比8.0％増）だった。同営業利益は95.1億円（同50.8％増）となった。
株価は3Q累計営業利益の大幅増益を好感した買いが優勢となっている。
日機装<6376.T>が急騰。同社は14日、19.12期通期の連結純利益予想（IFRS）を従来の82.0億円から67.0億円（前期比10.1％減）に引き下げると発表した。
3Q（7-9月）期間に、CRRT事業の業績悪化に伴う所有資産の減損損失を計上したことが実効税率を押上げる結果となり、純利益について前回予想を修正している。
併せて発表した19.12期3Q累計（1-9月）の連結純利益は46.4億円（前年同期比8.0％増）だった。同営業利益は95.1億円（同50.8％増）となった。
株価は3Q累計営業利益の大幅増益を好感した買いが優勢となっている。
★10:50 スカラ－急落 1Q営業益36％減 本社移転に伴う損失響く
スカラ<4845.T>が急落。同社は14日に、20.6期1Q（7-9月）の連結営業利益（IFRS基準）は3.1億円（前年同期比35.6％減）だったと発表した。本社移転に伴う損失、および新規事業などに対する人材の確保が響いた。
スカラ<4845.T>が急落。同社は14日に、20.6期1Q（7-9月）の連結営業利益（IFRS基準）は3.1億円（前年同期比35.6％減）だったと発表した。本社移転に伴う損失、および新規事業などに対する人材の確保が響いた。
★10:51 テルモ－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 予算の未消化が通期計画に対しての上ぶれ要因
テルモ<4543.T>が5日ぶり反発。ＪＰモルガン証券では、投資判断「Overweight」を継続、目標株価は4000円→4300円と引き上げた。
第2四半期決算および個別取材を踏まえ、業績モデルをアップデート。売上予想および販売管理費の想定を微調整。
米国におけるニューロ新製品WEB（袋状塞栓デバイス）の立ち上がりは好調で、上期は予算以下の販売促進費であった（下期費用は人材採用で投入予定）。また、前年度の愛鷹工場からの自主的出荷停止で奪われた市場シェア奪回の販促費用を見込んでいたが、想定したようなシェア低下は見られず、費用は使っていない。好調な心臓血管カンパニー事業の売り上げに加え、これら予算の未消化が通期計画に対しては上ぶれ要因であるとした。
テルモ<4543.T>が5日ぶり反発。ＪＰモルガン証券では、投資判断「Overweight」を継続、目標株価は4000円→4300円と引き上げた。
第2四半期決算および個別取材を踏まえ、業績モデルをアップデート。売上予想および販売管理費の想定を微調整。
米国におけるニューロ新製品WEB（袋状塞栓デバイス）の立ち上がりは好調で、上期は予算以下の販売促進費であった（下期費用は人材採用で投入予定）。また、前年度の愛鷹工場からの自主的出荷停止で奪われた市場シェア奪回の販促費用を見込んでいたが、想定したようなシェア低下は見られず、費用は使っていない。好調な心臓血管カンパニー事業の売り上げに加え、これら予算の未消化が通期計画に対しては上ぶれ要因であるとした。
★10:54 山洋電気－反発 テクノロジーセンターに新棟を開設 実験室の面積は約2倍に
山洋電気<6516.T>が反発。同社は11月14日大引け後に、事業の強化および設計・開発環境の向上を目的として、長野県上田市のテクノロジーセンターに新棟を開設すると発表した。2021年5月の開設を予定。この新棟の開設で、実験室の面積は現在の約2倍になるとし、開発期間を20％短縮して、より多くの新製品をスピーディーに提供するとした。
山洋電気<6516.T>が反発。同社は11月14日大引け後に、事業の強化および設計・開発環境の向上を目的として、長野県上田市のテクノロジーセンターに新棟を開設すると発表した。2021年5月の開設を予定。この新棟の開設で、実験室の面積は現在の約2倍になるとし、開発期間を20％短縮して、より多くの新製品をスピーディーに提供するとした。
★11:00 グリー－野村が目標株価引き下げ 既存タイトルの安定運営や海外展開が進む
グリー<3632.T>が4日ぶり反発。野村証券では、既存タイトルの安定運営や海外展開が進んでいるとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は530円→500円と引き下げた。
各タイトルの足元の状況を踏まえ、今20.6期以降の野村予想を更新。一部タイトルのコイン消費が従来野村予想を下回っている点、配信時期のずれなどを反映したとしている。今20.6期～22.6期の営業利益成長率を年率14.4％と予想。
グリー<3632.T>が4日ぶり反発。野村証券では、既存タイトルの安定運営や海外展開が進んでいるとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は530円→500円と引き下げた。
各タイトルの足元の状況を踏まえ、今20.6期以降の野村予想を更新。一部タイトルのコイン消費が従来野村予想を下回っている点、配信時期のずれなどを反映したとしている。今20.6期～22.6期の営業利益成長率を年率14.4％と予想。
★11:03 電通－野村が目標株価引き上げ 海外を中心に好調な決算
電通<4324.T>が3日ぶり大幅反発。野村証券では、海外を中心に好調な決算と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4300円→5200円と引き上げた。
株価のカタリストは4Q以降の国内外の業績回復。3Q（7～9月期）決算は海外事業が業績をけん引。調整後営業利益は前年同期比6.7％増益の306億円となり、野村予想の275億円を11％上回った。地域別では、国内はマス広告の減少で同6.8％減益の149億円と厳しかったが、海外は費用抑制と米国のオーガニック成長率が同5.0％増と、2Qの同2.7％増から加速したことで、同23.8％増益の157億円と好調。今19.12期業績について、EMEAの売上総利益を下方修正も営業利益に変更はなし。
電通<4324.T>が3日ぶり大幅反発。野村証券では、海外を中心に好調な決算と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4300円→5200円と引き上げた。
株価のカタリストは4Q以降の国内外の業績回復。3Q（7～9月期）決算は海外事業が業績をけん引。調整後営業利益は前年同期比6.7％増益の306億円となり、野村予想の275億円を11％上回った。地域別では、国内はマス広告の減少で同6.8％減益の149億円と厳しかったが、海外は費用抑制と米国のオーガニック成長率が同5.0％増と、2Qの同2.7％増から加速したことで、同23.8％増益の157億円と好調。今19.12期業績について、EMEAの売上総利益を下方修正も営業利益に変更はなし。
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