前場コメント No.13 アルフレッサ、インスペック、三浦工業、安川電機、ハイパーなど
★9:45 島津製作所－ＴＩＷが「2」継続 上期は伸び悩む海外を国内でカバー
島津製作所<7701.T>が小高い。投資情報会社のＴＩＷでは、上期は伸び悩む海外を国内でカバーと判断。投資評価「2（Neutral）」を継続した。
上期は駆け込み需要もあって国内が強めに出た一方、海外は伸び悩んだ。中国が特に厳しかったが、規制関連を含めて中期的に計測機器で大きな需要の伸びが期待できると見方に変更はなし。現在株価は年初来高値近辺で推移し、割安感はなし。中期収益予想を引き上げる新たな材料も見えないことから「中立」の見通しを据え置くとした。
島津製作所<7701.T>が小高い。投資情報会社のＴＩＷでは、上期は伸び悩む海外を国内でカバーと判断。投資評価「2（Neutral）」を継続した。
上期は駆け込み需要もあって国内が強めに出た一方、海外は伸び悩んだ。中国が特に厳しかったが、規制関連を含めて中期的に計測機器で大きな需要の伸びが期待できると見方に変更はなし。現在株価は年初来高値近辺で推移し、割安感はなし。中期収益予想を引き上げる新たな材料も見えないことから「中立」の見通しを据え置くとした。
★9:45 アルフレッサ－みずほが目標株価引き下げ モメンタムの低下が懸念される
アルフレッサホールディングス<2784.T>が小高い。みずほ証券では、先行きは見通し難いが、モメンタムの低下が懸念されるとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は2700円→2200円と引き下げた。
11月27日に公正取引委員会が医薬品卸4社に談合の疑いで立ち入り検査に入ったことは、業績や株価形成の予想を極めて困難にさせている。モメンタムの低下が懸念され、目標株価を引き下げるとした。
アルフレッサホールディングス<2784.T>が小高い。みずほ証券では、先行きは見通し難いが、モメンタムの低下が懸念されるとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は2700円→2200円と引き下げた。
11月27日に公正取引委員会が医薬品卸4社に談合の疑いで立ち入り検査に入ったことは、業績や株価形成の予想を極めて困難にさせている。モメンタムの低下が懸念され、目標株価を引き下げるとした。
★9:46 インスペック－急騰 シームレスレーザー直描露光機の開発・製造・販売を新事業として開始
インスペック<6656.T>が急騰。同社は3日9時30分に、世界初となる長尺FPC（フレキシブル基板）をシームレスに連続露光可能なロールtoロール型シームレスレーザー直描露光機（R-LDI）の開発・製造・販売について、基本開発を完了し、新たな事業として取り組むと発表した。
自動車のCASE向けに長尺のFPCをシームレスに露光が可能な露光機へのニーズが高まっていることに対応する。受注を2020年2月から開始し、来期以降に出荷を開始する予定としている。
インスペック<6656.T>が急騰。同社は3日9時30分に、世界初となる長尺FPC（フレキシブル基板）をシームレスに連続露光可能なロールtoロール型シームレスレーザー直描露光機（R-LDI）の開発・製造・販売について、基本開発を完了し、新たな事業として取り組むと発表した。
自動車のCASE向けに長尺のFPCをシームレスに露光が可能な露光機へのニーズが高まっていることに対応する。受注を2020年2月から開始し、来期以降に出荷を開始する予定としている。
★9:49 三浦工業－ＳＢＩが新規「中立」 キャピタルグッズにおけるリカーリングビジネスの雄
三浦工業<6005.T>が5日ぶり反落。ＳＢＩ証券では、キャピタルグッズにおけるリカーリングビジネスの雄と注目。投資判断「中立」、目標株価3730円として、カバレッジを開始した。
同社はリカーリングビジネス（単体製品を売って終わりではなく、販売後も顧客から継続的に収益をあげるビジネスモデル）による安定成長、海外展開の加速にも注目できる。前19.3期でメンテナンス事業が同社売上高の26.7％、同営業利益の52.4％を占める。現在では珍しくないが、同社は1972年にボイラーの「有償」保守管理契約をスタートしており、そのノウハウ、サービス体制は競合他社を圧倒するとみられる。ハードの優位性に比較すると、サービスの浸透には時間がかかる可能性があるが、安定成長のベースは魅力的といえるとした。
三浦工業<6005.T>が5日ぶり反落。ＳＢＩ証券では、キャピタルグッズにおけるリカーリングビジネスの雄と注目。投資判断「中立」、目標株価3730円として、カバレッジを開始した。
同社はリカーリングビジネス（単体製品を売って終わりではなく、販売後も顧客から継続的に収益をあげるビジネスモデル）による安定成長、海外展開の加速にも注目できる。前19.3期でメンテナンス事業が同社売上高の26.7％、同営業利益の52.4％を占める。現在では珍しくないが、同社は1972年にボイラーの「有償」保守管理契約をスタートしており、そのノウハウ、サービス体制は競合他社を圧倒するとみられる。ハードの優位性に比較すると、サービスの浸透には時間がかかる可能性があるが、安定成長のベースは魅力的といえるとした。
★9:51 安川電機－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 設備投資サイクル回復後を織り込んだ水準
安川電機<6506.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、株価は設備投資サイクル回復後の業績を織り込んだ水準とみて、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は2900円→3800円と引き上げた。
株価が設備投資回復後の業績を織り込んでいる水準にあり、株価バリュエーションに割安感がないことから、投資妙味は高くないと判断。
営業利益予想は、ACサーボとロボットで販売低迷による数量減と操業度低下による損益悪化を従来よりも強く織り込み、下方修正。ACサーボは貿易摩擦により全般的な需要の低迷が続いているが、日本、北米、アジアでは半導体向けに需要が回復しつつある。中国では、5G向けに2020年春先から需要回復が期待できると考えられる。このため、今20.2期をボトムに来21.2期から業績拡大局面を迎えると予想。
安川電機<6506.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、株価は設備投資サイクル回復後の業績を織り込んだ水準とみて、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は2900円→3800円と引き上げた。
株価が設備投資回復後の業績を織り込んでいる水準にあり、株価バリュエーションに割安感がないことから、投資妙味は高くないと判断。
営業利益予想は、ACサーボとロボットで販売低迷による数量減と操業度低下による損益悪化を従来よりも強く織り込み、下方修正。ACサーボは貿易摩擦により全般的な需要の低迷が続いているが、日本、北米、アジアでは半導体向けに需要が回復しつつある。中国では、5G向けに2020年春先から需要回復が期待できると考えられる。このため、今20.2期をボトムに来21.2期から業績拡大局面を迎えると予想。
★9:57 ハイパー－急騰 経済対策13兆円規模に 全小中学生に4年でPC配置 日経報道
ハイパー<3054.T>が急騰。3日付の日本経済新聞朝刊は、政府・与党が2日、政府が近く閣議決定する経済対策で国や地方からの財政支出を13兆円規模にする方針を固めたと報じた。
記事によれば、2023年度までにすべての小中学生がパソコンなどのIT（情報技術）端末を利用できるようにする予算を盛り込むほか、台風などの災害対策では公的施設を使って非常用電源の整備を進めるとしている。
これを受けて、法人向けパソコン販売を手がける同社や、ネットワーク機器を販売するアライドテレシスホールディングス<6835.T>などに物色が向かっているようだ。
ハイパー<3054.T>が急騰。3日付の日本経済新聞朝刊は、政府・与党が2日、政府が近く閣議決定する経済対策で国や地方からの財政支出を13兆円規模にする方針を固めたと報じた。
記事によれば、2023年度までにすべての小中学生がパソコンなどのIT（情報技術）端末を利用できるようにする予算を盛り込むほか、台風などの災害対策では公的施設を使って非常用電源の整備を進めるとしている。
これを受けて、法人向けパソコン販売を手がける同社や、ネットワーク機器を販売するアライドテレシスホールディングス<6835.T>などに物色が向かっているようだ。
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