前場コメント No.3  住友化、ペプチド、SUMCO、シャープ、楽天、ソースネクストなど

2020/02/14(金) 11:30
★9:05  イオンモール-みずほが目標株価引き下げ  武漢のSCの状況を受け、業績予想を見直す
 イオンモール<8905.T>が小幅安。みずほ証券では、武漢のSCの状況を受け、業績予想を見直した。投資判断は「中立」を継続、目標株価は1900円→1800円に引き下げた。

 みずほ証券では、中国事業の営業利益を21/2期は15億円(前期比71%減)、22/2期は53億円(同3.5倍)と予想。新型肺炎の影響は、国内SCの客足にややマイナスと予想している。1%の既存SC小売売上の減少は、利益を10億円程度押し下げる要因になると考え、21/2期の営業利益は588億円と前期比5%減、22/2期は前期比13%営業増益、23/2期が同10%営業増益と予想している。

★9:05  ペプチドリーム-底堅い 今期営業益黒字転換見込む 前期は9億円の営業赤字
 ペプチドリーム<4587.T>が底堅い。同社は13日に、20.12期通期の営業損益予想は5.3億円の黒字(前年同期は8.9億円の赤字)だと発表した。

 従来からの特殊ペプチド医薬品の創製に加えて、低分子医薬品化、PDC医薬品の創製など、研究開発ケイパビリティの拡張を順次進めており、今後は契約形態の拡がりを含めて、既存・新規パートナー先との継続的な契約数拡大を予想している。

 19.12期通期の営業損益は8.9億円の赤字(前の期は35.8億円の黒字)だった。クリオとの戦略的共同研究開発が想定以上のスピードで順調に進んだことから、2020年の臨床開発に向けたIND準備試験の費用および申請費用として約4億円を研究開発費に計上したことが影響した。
 

★9:06  SUMCO-大幅に3日続伸 20.12期1Q営業益は55%減見込むも小口径ウェーハ需要は回復基調
 SUMCO<3436.T>が大幅に3日続伸。同社は13日に、20.12期1Qの連結営業利益予想は90.0億円(前期比54.6%減)と発表した。

 1Qにおける半導体用300ミリメートルシリコンウェーハ需要は、ロジック向けは5G・データセンターなどを中心にした需要回復に支えられ堅調に推移しているが、メモリー向けは顧客の在庫調整が継続すると想定。また、200ミリメートル以下の小口径ウェーハは昨年4Qを底に需要は回復基調になっているとした。

 併せて発表した、19.12期通期の連結営業利益は506億円(前の期比40.5%減)だった。メモリー向けウェーハ需要は顧客の在庫調整継続により弱含みで推移した。また、200ミリメートル 以下の小口径ウェーハは、世界経済成長の鈍化の影響を受け、全般的に需要が停滞した。

★9:06  シャープ-みずほが目標株価引き上げ  営業利益で1000億円をきちんと稼げる体質に
 シャープ<6753.T>が小幅安。みずほ証券では、営業利益で1,000億円をきちんと稼げる体質にとコメント。投資判断は「買い」を継続、目標株価は1880円→1900円に引き上げた。

 みずほの営業利益予想は、20/3期:928億円→969億円(前年同期比+15%)、21/3期:1064億円→1130億円(+17%)、22/3期:1080億円→1157億円(+2%)に修正。コロナウィルスの影響を想定し、FPDとカメモジの4Qを保守的に予想しているが、状況が明瞭になり次第、再度の精査が必要と指摘。来期は、FPD、通信(5G)、TV(国内需要回復)などが牽引役となり、逆にDynabookはWindows10切り替え需要が終息し、白物も全体的には下期のピークアウトを想定している。

★9:07  楽天-続伸 前期営業益57%減も悪材料出尽くし
 楽天<4755.T>が変わらず挟み続伸。同社は13日に、19.12期通期の連結営業利益(IFRS基準)は727億円(前期比57.3%減)だったと発表した。物流関連投資やRakuten Rewards (Ebates) リブランディング費用、モバイルなど、将来の成長に向けた先行投資が響いた。しかし、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。

★9:07  ソースネクスト-売り気配 通期営業益を下方修正 中国工場での生産見通し下振れ見込む
 ソースネクスト<4344.T>が売り気配。同社は13日、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の16.1億円から9.6億円(前期比11.4%増)に引き下げると発表した。
 
 中国にて発生した新型コロナウィルスの感染拡大によって、当社の主力製品の生産元である中国工場で当初想定していた生産台数確保の見通しが不透明であり、期初発表の業績達成が難しいと見込まれることから、前回予想を修正するとしている。

 20.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は4.6億円(前年同期比45.1%減)だった。
 
 また、20.3期の期末配当予想を1.23円から0.56円(前期は0.68円)に修正すると発表した。なお、年間配当も同様となる。
 

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