後場コメント No.2  クスリのアオキ、日水、JXTG、オルトプラス、エフティG、ミナトHDなど

2020/03/26(木) 15:06
★13:14  クスリのアオキ-CSが目標株価引き下げ リスクプレミアムの前提条件を変更
 クスリのアオキホールディングス<3549.T>が反発。クレディ・スイス証券では、リスクプレミアムの前提条件を変更 。投資評価「Neutral」→「Underperform」に引き下げ、目標株価を9000円→7800円に引き下げた。

 新型コロナウイルスによる関連需要の高まりと、収益性重視の経営姿勢への転換で好調な業績が続くとの見方に変更はないと指摘。営業利益で20/5期に前期比7%増益の152億円を予想している。既存店販売は同9.5%増収、売上総利益率は27.9%を見込む。また、21/5期は消費税率の引き上げと新型コロナウイルス発生に伴う特需の反動で、既存店販売は同2.0%減収を見込むものの、利益重視の姿勢が明確になることを前提に、営業利益で同5%増益の159億円を見込んでいる。

★13:25  日本水産など-大幅高 外出自粛要請で食品買い貯めの思惑
 日本水産<1332.T>など食料品関連が大幅高。25日の東京都知事による外出自粛要請に続き、きょう神奈川、千葉、埼玉といった都内近郊の自治体も外出自粛要請を発表した。土日の巣ごもりに備え、食料品のなかでも特に保存性の高い食品の買い貯めが殺到するといった思惑から、買い向かっているようだ。
 
 関連銘柄として、極洋<1301.T>、マルハニチロ<1333.T>、ニチレイ<2871.T>、日清製粉グループ本社<2002.T>なども買い向かっている。

★13:32  JXTG-下げ幅縮小 今期純損益を下方修正 赤字転落も織り込み済み
 JXTGホールディングス<5020.T>の下げ幅縮小。同社は26日13時、20.3期通期の連結純損益予想を従来の1550億円の黒字から3000億円の赤字(前期は3223億円の黒字)に引き下げると発表した。

 原油価格の急落に伴い、エネルギー事業において原油および石油製品等の在庫評価による損失営業が2500億円(前回公表比1800億円の悪化)発生する見込みから、前回予想を引き下げた。なお、株価は足もと業績悪化を織り込んで安値で推移しており、発表後は下げ幅を縮めている。
 

★13:32  オルトプラス-後場急落 スマホゲーム「ヒプノシスマイク」配信開始で材料出尽くし
 オルトプラス<3672.T>が後場急落。同社が開発に参画するスマートフォンアプリゲーム「ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-(オルタナティブラップバトル)」が26日に配信を開始したとが材料。株価はいったんの材料出尽くし感から売りが優勢となっており、安いところで前日比20%超下げる場面があった。
 

★13:42  エフティG-下げ幅縮小 OLTAと提携し「クラウドファクタリング」を提供開始
 エフティグループ<2763.T>が下げ幅縮小。同社は26日12時、オンライン完結型ファクタリングサービス「クラウドファクタリング」を提供するOLTA(本社:東京都港区)と業務提携契約を締結したと発表した。同提携により、同社も「クラウドファクタリング」の提供を開始するとしている。

 OLTAのクラウドファクタリングは、保有する入金待ちの請求書(売掛金)を売却し、早期に運転資金を調達する借りない資金調達。個人事業主・法人いずれも利用可能で、買取金額に制限はないとしている。

★13:58  ミナトHD-後場急騰 消毒液不足で次亜塩素酸水生成装置に思惑
 ミナトホールディングス<6862.T>が後場急騰。東京都の週末の外出自粛要請を受け、26日の株式市場では新型コロナ関連銘柄が軒並み上昇している。その中で後場になって、次亜塩素酸水生成装置を取り扱う同社に資金が向かっている。

 同社HPによると、次亜塩素酸水生成装置は高性能電極の採用により、安定した次亜塩素酸水を連続生成。厚生省から食品添加物に指定され、pH5.0~6.5で手荒れやさびの心配もないとしている。


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