〔Market Flash〕20年の世界広告市場見通しを修正~野村

2020/03/30(月) 13:40
【13:40】20年の世界広告市場見通しを修正~野村  野村證券では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大の影響を考慮し、20年の世界の広告売上高を前年比5%減の5650億USドルへ、従来の同6%増から下方修正している。21年に関しては、従来の同5%増に対して、同10%増と予想している。同様に、20年の世界のデジタル広告売上高を同13%増→同1%増へ下方修正する一方、21年は同12%増→17%増と上方修正している。デジタル広告市場は前回の世界的な景気後退局面以来成熟化したが、足元のような経済ショックにおいてもデジタル広告へのシフトは続くと野村では考えている。そのためデジタル広告のシェアの想定は変えておらず、19年の51%から、21年には58%へ拡大すると予想している。 【12:45】中国3月PMIに注目、国内設備投資関連に追い風となる可能性~大和  大和証券では、今週の注目イベントの一つに3月31日発表の中国3月PMIを挙げている。2月は新型コロナウイルスの影響で製造業、非製造業とも過去最低水準に落ち込んだが、3月はいずれも大幅回復が予想されている。感染対策の影響で世界景気に不透明感が強まる中で中国企業の景況感がいち早く明るさを増していることが確認されれば、株式市場の光明になると大和では考えている。その場合、特に日本の設備投資関連セクターなどへの追い風が期待されるとしている。 【10:35】自動車はより厳しい環境が待っている~SMBC日興  SMBC日興証券では、COVID-19(新型コロナウイルス)の影響を主因に自動車グローバル全需予想を見直している。この影響が顕在化する前は、主要各市場の底打ち→回復ストーリーが主軸であったが、感染拡大により、グローバルで経済活動が実質的に停滞しつつあると指摘。2020年のグローバル全需は、前年よりさらに大きな減少幅をもって減速する可能性が高いとみている。そのため、2020年の全需予想を従来の前年比0.3%減から同9.5%減へと大幅に引き下げている。 【9:35】巣ごもり消費代表格のアプリ市場に注目~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、世界的に新型肺炎の感染が拡大する中、巣ごもり消費の代表格であるアプリ市場の成長ポテンシャルは大きいと考えている。その理由として、(1)在宅勤務の普及拡大、外出自粛などの隔離生活者の増加から一人当たりの自由・娯楽時間が大幅に増加することが見込まれる、(2)肌身離さず持つスマートフォンやタブレットを利用したアプリ消費が拡大する可能性が高い、(3)運動不足解消などの様々なアプリ投入で顧客の裾野が広がる―といった点を挙げている。また同観点から、動画・音楽配信、ゲーム、ライフスタイル、運動不足解消アプリなどアプリ市場拡大メリットを享受する企業群に注目している。 【8:45】寄り前気配は日光電、山九、大陽日酸、アサヒが高い気配値  主力株の寄り前気配では、日光電<6849>+29.97%、山九<9065>+26.21%、大陽日酸<4091>+22.34%、アサヒ<2502>+19.81%、富士フイルム<4901>+17.04%、ブラザー<6448>+16.99%、旭化成<3407>+16.38%、日医工<4541>+15.86%、日通<9062>+14.34%、キッセイ薬<4547>+13.94%などが高い気配値。  一方、三菱倉<9301>-19.72%、ユー・エス<4732>-18.14%、南都銀<8367>-17.17%、ゼンショーH<7550>-16.82%、丸一管<5463>-16.09%、百十四<8386>-15.85%、広島銀<8379>-14.80%、前田道<1883>-14.73%などが安い気配値となっている。
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