前場コメント No.9 大日住薬、ダイナックHD、ボルテージ、キヤノン、篠崎屋、ZHDなど

2020/04/06(月) 11:33
★10:15  大日本住友製薬-5日ぶり反発 開発中のマラリア伝搬阻止ワクチンが助成案件決定
 大日本住友製薬<4506.T>が5日ぶり反発。同社は3日、愛媛大学および米PATHと共同開発をしている新規マラリア伝搬阻止ワクチン開発において、グローバルヘルス技術振興基金からの助成案件に選定されたと発表した。本ワクチンが上市されれば、世界初のマラリア伝搬阻止ワクチンになるとしている。

★10:15  ダイナック-大幅安 新型コロナ感染拡大防止に伴い158店舗を臨時休業
 ダイナックホールディングス<2675.T>が4日続落。同社は6日9時、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、子会社ダイナックが運営する店舗を臨時休業すると発表した。全国の店舗のうち158店舗を臨時休業する予定としている。休業期間は6日から12日までとしている。

★10:20  ボルテージ-急騰 初の中国向けタイトル「ダウト~嘘つきオトコは誰?~」登録数1.3万人突破
 ボルテージ<3639.T>が急騰。同社は3日に、初の中国向けタイトルとして、中国テンセント社の読み物アプリ「一零零一」にて2月に配信開始した「ダウト~嘘つきオトコは誰?~」に関し、登録ユーザー数が3月31日時点で1万3000人を突破したと発表した。

 配信開始初日に一定の収益を上げたものの、サーバーシステムなどの問題により一部ユーザー端末において不具合が発生したことを受け、翌日に配信を一時停止し、緊急メンテナンスを行った。その後、3月27日に配信が再開され、5日間で登録ユーザー数が1万3000人を超えた。
 今後についてもテンセント社によるプロモーション展開の継続や、ストーリーの追加を継続的に行う予定としている。

★10:21  キヤノン-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 特許分析から見た成長性を探る
 キヤノン<7751.T>が小幅高。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、特許分析から見た成長性を探った。投資判断は「Neutral」を継続、目標株価は2900円→2600円に引き下げた。

 営業利益は07/12期の過去最高益を記録後は低迷していると指摘。20/12期は構造改革費用がなくなることや、構造改革の効果から増益率は26%と高いものの、21/12期以降は低成長が続くと予想している。一方、有する特許の観点から今後で買収対象とすべき業界は医療機器企業が適しているという。医療機器はさらに研究リソースを集中して革新的な製品を開発していく分野であると考えている。既存企業の低成長、縮小をカバーできる利益成長の柱として育成を急ぐ必要があると解説している。

★10:24  篠崎屋-底堅い 3月度既存店売上高15%減
 篠崎屋<2926.T>が底堅い。同社は6日10時、3月度の既存店売上高は前年同月比15%減、全店売上高は同13.9%減だったと発表した。上期累計では前年同期比9.7%減となる。なお、株価は前日終値近辺で推移しており、ネガティブな反応は限定的。

★10:32  ZHD-大幅高 首相が緊急事態宣言へ意向を固めるとの報道でEC関連が動意
 Zホールディングス<4689.T>が大幅高。朝日新聞デジタルは6日7時、安倍晋三首相が新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態宣言に踏み切る意向を固めたと報じたことが材料。

 記事によれば、諮問委員会に諮り、専門家の意見を仰いだうえで、近く宣言を出す方針だとしている。

 緊急事態宣言が出されることで、外出自粛要請がますます広がるとの見方からネット販売関連に買いが向かっている。同社は高いところで前日比6%高、楽天<4755.T>も同4%高を付ける場面があった。


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