前場コメント No.6  トレンド、日東紡、ユニバ園芸、ホープ、エイジス、セーレンなど

2020/05/22(金) 11:33
★9:31  トレンドマイクロ-三菱UFJMSが目標株価引き上げ クラウド関連中心にセキュリティ需要は底堅い
 トレンドマイクロ<4704.T>が反落。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、クラウド関連中心にセキュリティ需要は底堅いと指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は7050円から7100円に引き上げた。

 20/12期1Qは新型コロナのマイナス影響は殆どなしという。今後は新規商談の遅れ、携帯ショップでの個人向け販売低迷、などのマイナス影響が考えられるものの、相対的には軽微とみている。一方、テレワーク増加やクラウド化進展に伴う企業のセキュリティ投資意欲は衰えず、クラウドセキュリティに強い業界リーダーの1社として恩恵を受けると指摘。初開示のSaaS Deployed Instance Countは1Q末21百万件(前年比59%増)で月間数十万件のペースで増加しているという。20/12期営業利益は390億円(前期比3%増)と会社計画377億円(同flat)を上回ると予想している。

★9:34  日東紡-急騰 前期営業益は前期並みで着地 計画上振れる
 日東紡<3110.T>が急騰。同社は21日に、20.3期通期の連結営業利益は81.6億円(前の期比0.5%減)だったと発表した。

 原繊材事業が、電子材料向けガラスヤーンの汎用品が低迷したことなどにより、減益となった。また、設備材事業が、設備・建設資材向けガラスクロスおよび住宅向け断熱材の販売減などにより、減益となったことも響いた。なお、通期の会社計画は79.0億円だったので、着地は上振れた。

 21.3期の連結業績予想については、新型コロナウイルスの感染拡大による影響を精査中であ り、合理的な算定が困難であるため未定とした。

★9:35  ユニバーサル園芸-急騰 3Q営業利益35%増 国内グリーン事業好調
 ユニバーサル園芸社<6061.T>が急騰。同社は21日、20.6期3Q(7-3月)の連結営業利益は9.2億円(前の期比34.7%増)だったと発表した。主力のグリーン事業において、国内での契約数増加による増収と利益率上昇などが寄与した。通期進ちょく率は92%となる。

★9:37  ホープ-急騰 上限2万7000株・7000万円の自己株取得へ 割合は0.5%
 ホープ<6195.T>が急騰。同社は21日に、上限2万7000株・7000万円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月22日~6月19日。自己株式を除く発行済株式総数に対する割合は0.5%となっている。

★9:41  エイジス-大幅安 今期営業益9%減見込む 前期は13%増
 エイジス<4659.T>が大幅安。同社は21日、21.3期通期の連結営業利益予想を39.0億円(前期比8.8%減)だと発表した。新型コロナの影響により、コンビニ、書店など受注減が予想されることから、減益を計画している。 
 
 20.3期通期の連結営業利益は42.8億円(前の期比13.2%増)だった。重点施策である棚卸作業の生産性(1時間あたり数量ベースのカウント生産性)向上取り組みの結果および、棚卸日程の分散による繁閑格差の是正が進んだことが寄与した。
 

★9:44  セーレン-反発 前期最終利益4%増 19.3期計上の特損反動で増益転換
 セーレン<3569.T>が反発。同社は21日、20.3期通期の連結最終利益は85.5億円(前の期比3.9%増)だったと発表した。従来の会社計画78.0億円を上回る着地となった。車両管財の国内事業が不調だったものの、前の期において連結子会社に対する投資損失引当金繰入額を特別損失として計上していたことの反動により、最終増益となった。
 
 21.3期通期業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響により合理的な算定が困難のため未定とした。



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