前場コメント No.7  マルマエ、第一生命、JBR、HPCシステムス、アグレ都市、ヤマトHDなど

2020/05/25(月) 11:36
★10:09  マルマエ-続伸 4月度の受注残高合計は前年同月比28%増
 マルマエ<6264.T>が続伸。同社は22日、4月度の月次受注残高を発表し、合計は9億5100万円(前年同月比27.6%増)となった。なお、前月比では5.7%増だった。
 
 分野別では、半導体分野が6億2400万円(前年同月比12.5%増、前月比4.2%増)、FPD分野が3億2200万円(同73.5%増、同9.7%増)、その他分野が400万円(同6.2%減、同36.7%減)となった。

★10:11  第一生命HD-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 株価EV倍率は上昇すべき
 第一生命ホールディングス<8750.T>が反発。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、リスク削減に前向きになっており株価EV倍率は上昇すべきと指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は2270円から1690円に引き下げた。

 市場環境の影響や、プロテクティブ生命におけるUSGAAPの貸倒引当金算出方法の変更(CECL)の影響は今後のDACの見直し等の影響が大きいと指摘。市場環境は第一生命でのキャピタル損益や、第一フロンティア生命でのMVA責任準備金繰り入れの増減(経済的な利益ではない)、プロテクティブ生命でのDACの見直し等に影響するという。COVID-19による米国での死亡率の上昇もDACの見直しにつながるかもしれないと指摘。それら を保守的に想定して予想を作成している。

★10:25  JBR-大幅続伸 新型コロナ対策「除菌の生活救急車」正式サービス化
 ジャパンベストレスキューシステム<2453.T>が大幅続伸。同社は22日、新型コロナウイルスによる感染拡大の予防および感染発生場所の除菌サービスの「除菌の生活救急車」を正式サービスとして展開すると発表した。
 
 ダイヤモンドプリンセス号の除菌実績を持つレリック(愛知県東海市)、除菌機器の販売・除菌サービスを手がけるクリーンデバイス・テクノロジー(東京都港区)などがパートナーとなる。今後、withコロナの生活をより安心して過ごせるよう、除菌サービスをはじめ生活・事業の支援拡大に努めるとした。

★10:26  HPCシステムズ-大幅反発 海外子会社代表がベトナムにおける新型コロナ予防のビッグデータ解析支援で表彰
 HPCシステムズ<6597.T>が大幅反発。同社は22日に、ベトナムに設立した海外子会社の代表取締役であるグエン ヴィエット クーンがベトナムにおける新型コロナウイルス感染症の予防および制御のための国家運営委員会活動への貢献に対して、5月18日にベトナム科学技術省の科学技術大臣から表彰されたと発表した。

 グエン ヴィエット クーンは、ベトナム政府の新型コロナウイルス感染症拡大防止を目的とした科学者、研究専門家からなるタスクフォースにボランティアで支援参加し、流行地域の地図を作成し、観光地で感染のリスクがある人々を検出し、早期収束に向けた効果的なトレーサビリティと制御のためのタイムリーな対応を実現させるために、同社のビッグデータ解析クラスターコンピュータ技術を無償で提供することで、迅速に様々な情報源からのビッグデータを統合およびデータマイニングのためのデータレイクを構築し、コロナウイルス感染症の拡散を防止する疫学研究の支援を行った。

★10:27  アグレ都市デザイン-ストップ高 前期経常益46%増 戸建販売事業が好調
 アグレ都市デザイン<3467.T>がストップ高。同社は22日に、20.3期通期の連結経常利益は5.3億円(前の期比45.7%増)だったと発表した。戸建販売事業が、自社ブランドである「アグレシオ・シリーズ」278棟、土地分譲24区画(アセットソリューション事業4区画を含む)の引き渡しにより、増益となったことが寄与した。

 21.3期の業績予想は、新型コロナウイルス感染症の影響を合理的に算定することが困難なことから未定とした。

★10:31  ヤマトHD-野村が投資判断を引き上げ 数量増と生産性改善を評価
 ヤマトホールディングス<9064.T>が堅調。野村証券では、数量増と生産性改善を評価。レーティングは「Neutral」→「Buy」に引き上げ、目標株価を1800円から2500円に引き上げた。

 21.3期は人員を増やさない方針の中、業績に応じた給与や短期雇用の増加で人件費の伸びは収入の伸び以下になると予想。宅急便の取扱個数は前期比7%増、外出自粛の中で高単価の商業貨物の減少、低価格のEC商品の増加で平均単価を同3%減とみて、通期営業利益を616億円とした。従来予想に比べて数量増効果を予想に反映したという。特にQ1は宅急便の取扱個数が前年同期比14%増、平均単価が同5%減とみて、全社営業利益を77億円と前年同期の61億円の損失から改善を見込んでいる。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,239.66 +153.86
ナスダック総合 15,927.90 +316.14
ドル/円 156.56 +0.92
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ