前場コメント No.8  インフォネット、MDNT、東京海上、アルチザ、ネットイヤー、ギガプライスなど

2020/06/22(月) 11:41
★9:43  インフォネット-ストップ高 経産省「IT導入補助金2020」の「IT導入支援事業者」に採択
 インフォネット<4444.T>が一時ストップ高。同社は19日、経済産業省が実施する「IT導入補助金2020」において、「IT導入支援事業者」に採択されたと発表した。

 また、同社が提供するクラウド型統合顧客管理システム「infoCRM (インフォシーアールエム)」と音声入力AIレポーティングシステム「Repotti (レポッティ)」が補助金対象のITツールとして認定されたことも発表した。

 IT導入支援事業者として、中小企業、小規模事業者様の業務効率化・生産性向上をサポートするとしている。

★9:45  メディネット-急落 新株予約権で19億円調達 再生医療等製品の開発費に充てる
 メディネット<2370.T>が急落。同社は19日、マッコーリー・バンク・リミテッドを割当先とする第三者割り当てにより、第16回新株予約権(行使価額修正条項付)を発行すると発表した。

 割当日は7月6日。新株予約権の総数は16万4000個で当該発行による潜在株式数は1640万株。当初行使価額は113.78円。希薄化割合は12.69%。差引手取り概算額は18億7542万8000円で、再生医療等製品の開発費などに充当する。なお、株価は需給悪化を懸念した売りが優勢となっている。

★9:45  東京海上HD-野村が目標株価引き下げ 中長期の成長への見方は不変
 東京海上ホールディングス<8766.T>が小幅安。野村証券では、海外事業の成長鈍化を懸念するが、中長期の成長への見方は不変と指摘。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は6500円から5800円に引き下げた。

 野村では、20.3期決算およびその後の説明会等を踏まえて、業績予想を変更。21.3期については、資産運用利益の剥落やコロナ影響による保険支払いを一定織り込むことから、引き続き海外業績の伸び悩みを想定する一方、国内業績は保険引受利益の改善により増益になると考え、親会社株主利益は前期比5%増の2724億円を予想している。

★9:46  アルチザネットワークス-いちよしがフェアバリュー引き上げ 国内向け5G関連の販売良好も徐々に伸び緩やかに
 アルチザネットワークス<6778.T>が反落。いちよし経済研究所では、国内向け5G関連製品の販売は良好に推移も徐々に伸びは緩やかになると予想。レーティングは「B」→「C」に引き下げ、フェアバリューは1060円から1230円に引き上げた。

 新型コロナウイルスによる販売への影響に関しては、受注済みのNokia案件の納品に遅れが出たよう。いちよしでは、20.7期4Qは研究開発費の増加や海外売上の停滞が継続すると見込むものの、国内需要の取り込みは継続すると予想。21.7期も増収増益は継続すると予想しているが、伸びは鈍化するとみている。国内の主要顧客の開発が進捗することで、計測器の需要減退が進む可能性を想定している。

★9:54  ネットイヤー-急騰 NTTデータ推進のデジタルストア実証実験に参画
 ネットイヤーグループ<3622.T>が急騰。同社は22日、NTTデータ<9613.T>が推進するデジタルストア実証実験に参画したと発表した。東急<9005.T>傘下の東急ハンズ協力のもと、アバター遠隔接客によるデジタルストアの実証実験、UXデザインのノウハウを活かした顧客体験の導線、コンテンツ企画などを実施したという。
 
 今回の実験結果で得られた知見を活かし、オフライン、オンラインでの新たな顧客体験の創造を今後も推進するとしている。

★9:55  ギガプライズ-急騰 今期営業益28%増見込む 増収や業務効率化が寄与
 ギガプライズ<3830.NG>が急騰。同社は19日に、従来未定としていた21.3期通期の連結営業利益予想を15.8億円(前期比27.5%増)にすると発表した。売上高の増加および前期の施工管理体制強化により業務の効率化が進んだことなどが寄与する。


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