前場コメント No.9  リビンT、昭文社HD、JAL、NEC、三菱重、楽天

2020/07/01(水) 11:39
★10:38  リビンテクノロジーズ-急騰 新たなビジネス拠点として「福山オフィス開設」
 リビン・テクノロジーズ<4445.T>が急騰。同社は6月30日に、広島県福山市を中心とした中国地方・山陰地方、四国地方における加盟店の促進を図るため、7月1日に福山オフィスを開設すると発表した。

 これまでは東京本社、または大阪オフィス、福岡オフィスにて、中国地方、山陰地方、四国地方への対応をしていたが、加盟店のさらなる開拓ときめ細やかなサポートを行うことで、同社の業容のさらなる拡大と伸長を図ることができるものと判断し、「福山オフィス」を開設するとしている。

★10:40  昭文社HD-大幅高 データスコープと提携 顔認証・体温検知カメラ・入退館システム提供
 昭文社ホールディングス<9475.T>が大幅高。同社は6月30日、子会社のマップルとともに、最先端の顔認証技術を基盤とするソリューションを展開するデータスコープ(東京都中央区)と業務提携すると発表した。

 提携により、7月1日より、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を目的とした顔認証・体温検知カメラ・入退館システムの提供を開始するとしている。

★10:47  JALなど-空運株が安い メキシコ航空大手の破産申請を嫌気
 日本航空<9201.T>、ANAホールディングス<9202.T>が反落。メキシコの航空大手アエロメヒコが30日、米連邦破産法11条の適用を申請したことが嫌気されているもよう。

 1日10時1分のロイター記事によれば、文書で「自発的」な破産手続きだと説明し、短期の経営目標を堅持するとした。具体的には、7月中に国際便の運航数を4倍に増やし、国内便を倍増する。航空券の予約は引き続き有効だという。

 新型コロナウイルス感染症の影響により、すでにタイ国際航空やチリのラタム航空なども破産申請を実施している。航空会社の相次ぐ破産による警戒感の高まりから、空運関連が売られる展開となっているようだ。

★10:52  NEC-3日ぶり反発 横浜銀行に「AI不正・リスク検知サービス」提供
 NEC<6701.T>が3日ぶり反発。同社は1日に、コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>傘下の横浜銀行向けにマネーロンダリングや特殊詐欺などの疑わしい取引のモニタリング業務の高度化を目的として、「AI不正・リスク検知サービス for Banking」を提供すると発表した。

 このサービスでは、1次調査をAIが実施し、取引のリスク度合いをスコアリングする。1次調査にAIを活用することで、詳細調査の対象となる口座数を減少させることができる。今回のサービス提供に先立ち、同社と横浜銀行は、2019年5月から2020年1月までの横浜銀行口座におけるモニタリング対象取引の情報を使用した実証実験を行った。その結果、詳細調査の対象となる口座数を従来比で30~40%減少させることができたとしている。

★10:58  三菱重工業-反落 三菱航空機が2年ぶり債務超過=日経
 三菱重工業<7011.T>が反落。日本経済新聞電子版は1日10時52分に、同社子会社でジェット旅客機「スペースジェット」を開発する三菱航空機が2年ぶりに債務超過に陥ったことがわかったと報じた。2020年3月期の債務超過額は4646億円。前期に大幅な減損処理を実施しており、負債額が資産を大幅に上回ったとしている。

★11:01  楽天-4日ぶり反発 楽天モバイル無制限プラン 契約申し込み数100万回線突破
 楽天<4755.T>が4日ぶり反発。同社子会社の楽天モバイルは6月30日、無制限プラン「Rakuten UN-LIMIT(ラクテン アンリミット)」の累計契約申し込み数が100万回線を突破したと発表した。

 楽天モバイルは、世界初の完全仮想化モバイルネットワークにより、設備投資や運用コストを大幅に削減し、低廉でシンプルな本プランを実現したという。本格サービス開始からおよそ3カ月での100万回線達成となった。今後、「楽天エコシステム」や「楽天ポイント」を活用した新たなサービスの提供などを通じて、さらなる快適化を目指すとしている。


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