前場コメント No.10  PSS、FRONTEO、エーザイ、インフォマート

2020/07/01(水) 11:39
★11:06  PSS-大幅安 貸借取引の申込制限措置を解除で売り膨らむ
 プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>が大幅安。日本証券金融が6月30日、1日より同社の貸借取引の申込制限措置を解除したことが材料。

 株価は足元大幅に上昇していたことから、制限解除による信用売りが増加しているもようだ。安いところで前日比10%超下げる場面があった。10時26分に空売り価格規制が適用されたことから、11時3分時点では2295円まで戻している。

★11:08  FRONTEO-続伸 認知症診断支援AIシステム商業化に向け慶応大と合意
 FRONTEO<2158.T>が続伸。同社は1日11時、AIを用いた認知症診断支援システムの商業化に向けたライセンスについて慶應義塾大学医学部と合意したと発表した。

 本システムは、同社の自然言語解析AI「Concept Encoder(コンセプト・エンコーダー)」を利用し、患者と医師との間の5~10分程度の日常会話から、認知機能障害をスクリーニングできるシステムだという。
 
 今回、医療機器開発に向けた独占的開発権および販売権の合意によって、医療現場への早期実用化、早期市場浸透を目指すとしている。

★11:15  エーザイ-続伸 COVID-19患者に対する治療薬創出目指す革新的アダプティブデザインによる臨床試験開始
 エーザイ<4523.T>が続伸。同社とGlobal Coalition for Adaptive Research(米カリフォルニア州)は1日10時50分に、University of Pittsburgh Medical Center(米国ペンシルベニア州 以下、UPMC)と共同でCOVID-19による入院患者に対する複数の治療薬の効果を確認する革新的なアダプティブプラットフォーム臨床試験であるREMAP-CAPのサブスタディーとなるREMAP-COVIDを実施すると発表した。

 この試験はUPMCヘルスシステム下の病院および米国内の複数の医療センターで実施され、今後、日本を含むグローバルなREMAP-COVIDネットワークの臨床試験サイトにも実施施設を拡大する予定としている。

★11:23  インフォマート-4日ぶり反発 バックオフィス改革を考えるイベント「Less is More.」開催
 インフォマート<2492.T>が4日ぶり反発。同社は1日11時、ニューノーマル時代のバックオフィス改革を考えるイベント「Less is More.」を14日に開催すると発表した。

 新型コロナウイルス感染症を境に働き方見直しが急進しているなか、何から手を
付ければ良いかわからないといった疑問に対し、企業活動において最低でも必要とされるクラウドサービスを知るためのオンラインイベントだという。

 本イベントでは、業界各社が行っているテレワークへの取り組みや、働き方のトレンドなどが紹介され、ビデオ会議Zoomでの配信を予定している。


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