前場コメント No.7  テクマトリックス、Sansan、ツクイ、マキタ、鴻池運輸、東エレク

2020/07/07(火) 11:36
★9:17  テクマトリックス-大幅反発 子会社であるNOBORIがTXP Medicalと業務提携
 テクマトリックス<3762.T>が大幅反発。同社は6日に、子会社であるNOBORI(東京都港区) が、TXP Medical(東京都中央区)と業務提携したと発表した。

 この提携により、NOBORIの外部画像参照システム「TSUNAGU」と、TXP Medicalのクラウド型ERプラットフォーム「NEXT Stage ER 2.0」を統合した新サービス「NEXT Stage ER+(プラス)」の提供を救急指定病院向けに開始するとしている。

★9:18  Sansan-急騰 今期営業益を上方修正 Sansan事業など好調
 Sansan<4443.T>が急騰。同社は6日、20.5期通期の連結営業損益予想を従来の5.9億円の黒字から7.6億円の黒字(前期は8.5億円の赤字)に引き上げると発表した。Sansan事業、Eight事業ともに順調に推移したことから、前回予想を上回る見通し。

 また、20.5期において、繰延税金資産4.5億円を計上する。これにより、同期において、法人税等調整額(△は利益)を△1.5億円を計上する見込みとしている。

★9:22  ツクイ-急騰 6月次介護サービス利用者数1%減 客単価は7%上昇
 ツクイ<2398.T>が急騰。同社は6日、2020年6月次の介護サービス利用状況を発表した。サービス利用者数は6万2680人(前年同月比0.7%減)だった。顧客単価は8万4753円(同6.8%の上昇)となった。

★9:25  マキタ-野村が目標株価引き上げ 盤石な財務に基づく施策と底堅い売上に注目
 マキタ<6586.T>が小幅高。野村証券では、盤石な財務に基づく施策と底堅い売上に注目。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は3500円から4400円に引き上げた。

 国内外での新型コロナ影響と建設動向を考慮し、21.3期の新興国売上を中心に業績予想を引き下げた。21.3期は利益増減要因として、前期比5%の減収影響のほか、園芸工具向けの販管費・プロモーション費用増加が続くとみるが、為替や米中追加関税の悪影響額は縮小を予想。21.3期は前期比で減収減益ながら営業利益率10.3%と高採算を維持し、22.3期は増収増益へ転じ、売上収益が過去最高水準、営業利益率11.0%へ回復を予想している。。当面は先行投資が続くとしながらも、盤石な財務基盤と中期利益成長のベースとなる底堅い売上に注目している。

★9:39  鴻池運輸-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 株価反転には早期の事業再構築が必要
 鴻池運輸<9025.T>が反落。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、株価反転には早期の事業再構築が必要と指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は1750円から1300円に引き下げた。

 相対的に収益性が高い鉄鋼および空港関連の減収により、21/3期営業利益予想を112億円から38億円(前期比61.0%減)に減額修正した。鉄鋼は日本製鉄の和歌山、鹿島の高炉2基の一時休止、空港はエアラインによる国際線の大幅減便による業務量の減少を織り込んだ。特に、空港のハンドリング業務は国際線減便の影響が長期化する可能性があり、人件費の負担も重いため、22/3期業績にもマイナス影響を与えると考えている。

★9:41  東京エレクトロン-新高値 米SOX指数最高値更新を好感か
 東京エレクトロン<8035.T>が新高値。7日の米国市場でハイテク株が買われ、米フィラデルフィア半導体株指数が最高値を更新したことが好感されているようだ。取引開始後に株価は30000円の大台に乗り、高値では30340円をつける場面がみられた。

 関連銘柄として、半導体検査装置大手のアドバンテスト<6857.T>、半導体など電子部品製造装置を手がけるサムコ<6387.T>なども大幅高となっている。


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