前場コメント No.10  高砂熱、NTTドコモ、カヤック、Sansan、東急不HD

2020/07/07(火) 11:36
★10:48  高砂熱学工業-3日ぶり反落 同社製品が厚労省「新型コロナウイルス交付金」の申請条件満たす
 高砂熱学工業<1969.T>が3日ぶり反落。同社は6日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を背景に増産を進めている医療用クリーンブース「バリフローⅢ」ならびに「バリフード」について、厚生労働省が実施している「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金」の申請条件を満たしたと発表した。

 これを機に特任チームを編成するとともに、医療機関を中心に新型コロナウイルス感染症対策に関する提案活動を強化するとしている。なお、株価に対するポジティブな反応は限定的。

★10:56  NTTドコモ-底堅い ドローンプラットフォーム「docomo sky」の新機能と新プランを開始
 NTTドコモ<9437.T>が底堅い。同社は6日、ドローンプラットフォーム「docomo sky」の新機能および新料金プランの提供を開始すると発表した。

 今回の新機能は、高層建造物などの静止画を高度や方角ごとに整列させて表示する「バーティカルビューワー」、撮影映像を多拠点へ同時中継できる「ライブ配信アプリ」など4つの機能が追加されているという。併せて、これまで1種類のみ提供していた基本プランを、さまざまなニーズに合わせた3プランへ拡充するとしている。

★11:08  カヤック-下げ幅縮小 オンラインイベントプラットフォーム「Remobiz」10月にリリース
 カヤック<3904.T>が下げ幅縮小。同社は7日10時59分に、バーチャル上で安心して商談会やイベントができるオンラインイベントプラットフォーム「Remobiz(リモビズ)」を2020年10月にリリースすると発表した。

 リリースに先立ち、7月7日から予約受付を開始する。顧客の状況に合わせて「Remobiz」をカスタマイズでき、オフラインよりも低コストで効果的な商談体験を提供するとしている。

★11:16  Sansan-大幅高 経産省が「Sansan」のオンライン名刺機能を省内職員4000名で利用開始
 Sansan<4443.T>が大幅高。同社は7日11時04分に、経済産業省が法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を正式導入し、職員約4000名でオンライン名刺機能の活用を開始したと発表した。

 経済産業省では昨年より、「J-Startup」などのスタートアップ支援に関連する複数の部局において「Sansan」の試験的な導入を行い、デジタルを活用した働き方変革の実証及び調査を実施してした。
 そして今回、スタートアップおよび大企業の新規事業開発担当、VCなどの「人脈の共有・見える化」により、業務の生産性やパフォーマンス向上の効果がみられたことから、正式導入に至ったとしている。

★11:25  東急不動産HD-みずほが目標株価引き下げ ホテル、商業施設への影響は22.3期も残る
 東急不動産ホールディングス<3289.T>が大幅安。みずほ証券では、会社側の21.3期営業利益の会社予想は大手不動産3社の平均を下回ると指摘。目標株価を750円→680円と引き下げ、投資評価「買い」を継続した。

 同社の21.3期の営業利益の会社ガイダンスは前期比37%減と、大手不動産3社平均の同22%減より減少幅が大きい。これはホテル、商業施設、不動産仲介などフロービジネスの比率が高いことが背景にあると指摘。新型コロナウイルスによるホテル、商業施設事業への影響が残るとして、22.3期のみずほ営業利益予想を791億円(前期比51%増)と前回予想から17%引き下げている。


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