前場コメント No.7 ローツェ、ダイト、大和コン、ヤマト、ダイセキ、明光ネット
★9:31 ローツェ－急落 1Q営業益12％減 利益率の高い装置の販売構成比低下響く
ローツェ<6323.T>が急落。同社は10日に、21.2期1Q（3-5月）の連結営業利益は19.0億円（前年同期比11.5％減）だったと発表した。上期の会社計画44.3億円に対する進ちょくは42.9％減。
N2パージ対応ウエハストッカなど相対的に利益率の高い装置の販売構成比が一時的に低下したことが響いた。
ローツェ<6323.T>が急落。同社は10日に、21.2期1Q（3-5月）の連結営業利益は19.0億円（前年同期比11.5％減）だったと発表した。上期の会社計画44.3億円に対する進ちょくは42.9％減。
N2パージ対応ウエハストッカなど相対的に利益率の高い装置の販売構成比が一時的に低下したことが響いた。
★9:33 ダイト－急落 今期営業益8％減見込む 受託生産で合意のアビガン報道も売り材料に
ダイト<4577.T>が急落。同社は10日、21.5期通期の連結営業利益予想が49.5億円（前期比7.6％減）だったと発表した。令和3年度より毎年薬価改定が実施されることが予定されていることから、4月の薬価改定による単価の下落により厳しい状況となると予想している。
20.5期通期の連結営業利益は53.6億円（前の期比17.8％増）だった。自社開発ジェネリック医薬品の販売、医療用医薬品における新薬や長期収載品の製造受託の販売増加が寄与した。
なお、株価は減益予想に加え、同社が富士フイルムホールディングス<4901.T>から受託製造する予定のアビガンについて、藤田医科大学が10日に、新型コロナに対して投与患者と未投与患者で効果に統計的な差が出ず、明確な有効性は示されなかったと発表したことを嫌気した売りが優勢となっている。
同社は7月に同社本社工場にて生産体制を整え、9月から「アビガン錠」の製造を開始する予定としている。
ダイト<4577.T>が急落。同社は10日、21.5期通期の連結営業利益予想が49.5億円（前期比7.6％減）だったと発表した。令和3年度より毎年薬価改定が実施されることが予定されていることから、4月の薬価改定による単価の下落により厳しい状況となると予想している。
20.5期通期の連結営業利益は53.6億円（前の期比17.8％増）だった。自社開発ジェネリック医薬品の販売、医療用医薬品における新薬や長期収載品の製造受託の販売増加が寄与した。
なお、株価は減益予想に加え、同社が富士フイルムホールディングス<4901.T>から受託製造する予定のアビガンについて、藤田医科大学が10日に、新型コロナに対して投与患者と未投与患者で効果に統計的な差が出ず、明確な有効性は示されなかったと発表したことを嫌気した売りが優勢となっている。
同社は7月に同社本社工場にて生産体制を整え、9月から「アビガン錠」の製造を開始する予定としている。
★9:33 大和コンピューター－3日ぶり大幅反発 1株を1.2株に分割 基準日は7月31日
大和コンピューター<3816.T>が3日ぶり大幅反発。同社は10日に、株式分割を行うと発表した。投資家層の拡大と株式の流動性の向上を目的としている。7月31日を基準日として、普通株式を1株につき1.2株の割合で分割する。
大和コンピューター<3816.T>が3日ぶり大幅反発。同社は10日に、株式分割を行うと発表した。投資家層の拡大と株式の流動性の向上を目的としている。7月31日を基準日として、普通株式を1株につき1.2株の割合で分割する。
★9:36 ヤマトＨＤ－野村が目標株価引き上げ ECの利用増を背景に宅急便の利用増が継続
ヤマトホールディングス<9064.T>が反発。野村証券では、ECの利用増を背景に宅急便の利用増が継続と指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価を2500円から3200円に引き上げた。
4～6月期の宅急便の取扱個数が前年同期比17％増（従来予想は同14％増）、5月の社員向け一時金支給を反映し、野村予想を変更した。営業利益は4～6月期は一時金の支給があっても97億円と4～6月期の最高益と従来の同77億円を上回り、21.3期通期は692億円（従来は616億円）、22.3期通期は905億円（同810億円）に上方修正した。22.3期は特に4～6月期に前年同期比で取扱個数の反動が出るものの、その一方で平均単価が上昇し、社員向け一時金の減少もあるため、21.3期に続いて高い利益成長が可能と予想している。
ヤマトホールディングス<9064.T>が反発。野村証券では、ECの利用増を背景に宅急便の利用増が継続と指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価を2500円から3200円に引き上げた。
4～6月期の宅急便の取扱個数が前年同期比17％増（従来予想は同14％増）、5月の社員向け一時金支給を反映し、野村予想を変更した。営業利益は4～6月期は一時金の支給があっても97億円と4～6月期の最高益と従来の同77億円を上回り、21.3期通期は692億円（従来は616億円）、22.3期通期は905億円（同810億円）に上方修正した。22.3期は特に4～6月期に前年同期比で取扱個数の反動が出るものの、その一方で平均単価が上昇し、社員向け一時金の減少もあるため、21.3期に続いて高い利益成長が可能と予想している。
★9:37 ダイセキ－東海東京が投資判断引き下げ 新型コロナウイルスの影響により業績予想を修正
ダイセキ<9793.T>が反発。東海東京調査センターでは、新型コロナウイルスの影響により21/2期業績予想を修正。レーティングは「Outperform」から「Neutral」引き下げ、目標株価は2600円から2560円に下げた。
東海東京では、21/2期通期業績予想として、前回の売上高542億円、営業利益108億円から、売上高497億円、営業利益87.9億円へ下方修正。理由は新型コロナウイルスの影響による外出自粛で新規案件の取り込みが遅れていることや、1Q業績が東海東京予想を下回ったこと、新型コロナウイルスの影響による製造業の工場稼働率低下などを考慮した。また、子会社では、ダイセキ環境ソリューションにおける岐阜リサイクルセンターの稼働率低迷や、ダイセキMCRにおいて世界的な自動車販売低迷に伴い鉛価格が低水準で推移すると考えている。
ダイセキ<9793.T>が反発。東海東京調査センターでは、新型コロナウイルスの影響により21/2期業績予想を修正。レーティングは「Outperform」から「Neutral」引き下げ、目標株価は2600円から2560円に下げた。
東海東京では、21/2期通期業績予想として、前回の売上高542億円、営業利益108億円から、売上高497億円、営業利益87.9億円へ下方修正。理由は新型コロナウイルスの影響による外出自粛で新規案件の取り込みが遅れていることや、1Q業績が東海東京予想を下回ったこと、新型コロナウイルスの影響による製造業の工場稼働率低下などを考慮した。また、子会社では、ダイセキ環境ソリューションにおける岐阜リサイクルセンターの稼働率低迷や、ダイセキMCRにおいて世界的な自動車販売低迷に伴い鉛価格が低水準で推移すると考えている。
★9:42 明光ネットワーク－急落 未定だった通期営業損益は8000万円の赤字見込む 株主優待を半減
明光ネットワークジャパン<4668.T>が急落。同社は10日、未定としていた20.8期通期の連結営業損益予想が8000万円の赤字（前期は17.8億円の黒字）だと発表した。基幹事業である明光義塾事業において、緊急事態宣言以降、宣言解除までの期間は、対象区域の自治体からの要請に応じて、教室での授業を休講としたことが響いた。
20.8期3Q累計（9-5月）の連結営業利益は3700万円（前年同期比95.8％減）だった。また、株主優待制度について、保有株式数および継続保有年数により贈呈するQUOカードの額面金額を一律半額にすることも発表している。
明光ネットワークジャパン<4668.T>が急落。同社は10日、未定としていた20.8期通期の連結営業損益予想が8000万円の赤字（前期は17.8億円の黒字）だと発表した。基幹事業である明光義塾事業において、緊急事態宣言以降、宣言解除までの期間は、対象区域の自治体からの要請に応じて、教室での授業を休講としたことが響いた。
20.8期3Q累計（9-5月）の連結営業利益は3700万円（前年同期比95.8％減）だった。また、株主優待制度について、保有株式数および継続保有年数により贈呈するQUOカードの額面金額を一律半額にすることも発表している。
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