前場コメント No.7  オリックス、JUKI、サインポスト、データHR、オカムラ、GMOFH

2020/08/05(水) 11:36
★9:28  オリックス-3日続伸 1Q最終利益28%減もコンセンサス上回る
 オリックス<8591.T>が3日続伸。同社は4日、21.3期1Q(4-6月)の連結純利益(米国基準)は500億円(前年同期比27.7%減)だったと発表した。
 
 生命保険料収入や運用益、商品および不動産の売上高は増加したものの、サービス収入や有価証券売却・評価損益、受取配当金、オペレーティングリース収益が減少したことなどが要因となった。また、生命保険費用や商品、不動産売り上げ原価の増加も重しとなった。

  なお、株価は1Q最終利益のコンセンサス予想419億円を上回ったことが好感され、買い向かう展開となっている。

★9:29  JUKI-3日ぶり反落 1Q営業赤字転落 工業用ミシンの売り上げ減少響く
 JUKI<6440.T>が3日ぶり反落。同社は4日に、21.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は34.7億円の赤字(前年同期は26.0億円の黒字)だったと発表した。

 縫製機器&システム事業が、工業用ミシンの売り上げがアジアを中心に大幅に減少したことによる売り上げ減少や工場の稼働率低下などにより、赤字となった。また、産業機器&システム事業が赤字となったことも響いた。

★9:30  サインポスト-急落 新株予約権発行で20億円調達 研究開発費や人材採用に充当
 サインポスト<3996.T>が急落。同社は4日に、いちよし証券を割り当て先とする第三者割り当てで第8回新株予約権(行使価額修正条項および行使許可条項付)を発行すると発表した。

 研究開発費や人材採用費、借入金の返済・社債の償還などに充当する。同社はいちよし証券に新株予約権を1万5700個(当初行使価額1264円、潜在株式数157万株)割り当て、手取り概算19億8294万2300円を調達する。

★9:31  データホライゾン-急騰 前期営業益を上方修正 営業活動費の減少が寄与
 データホライゾン<3628.T>が急騰。同社は27日に、20.6期通期の連結営業利益予想を従来2.2億円から2.6億円(前の期比7.3倍)に引き上げると発表した。

 新型コロナウィルス感染症の影響より営業活動が制限され、保健事業の一部で延期や中止となる案件が発生したが、売上高は前回発表予想を維持出来る見通し。一方で、営業活動が制限されたことにより旅費などの営業活動費が減少したことから、利益については前回予想を上回る見込みとなった。

★9:33  オカムラ-3日ぶり反落 今期営業益40%減見込む 1Qは87%減で着地
 オカムラ<7994.T>が3日ぶり反落。同社は4日に、従来未定としていた21.3期通期の連結営業利益を80.0億円(前期比40.3%減)にすると発表した。足元では経済活動は徐々に再開されており、緩やかに景気が回復に向かうと考えていることから、最近の動向や現時点において入手可能な情報に基づき業績予想を算定した。

 21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は3.2億円(前年同期比87.2%減)だった。オフィス環境事業が、営業自粛の影響もあり、大幅な減益となった。また、商環境事業が赤字となったことも響いた。

 併せて、未定としていた21.3期の中間配当予想を12円(前期は16円)、期末配当予想を16円(前期は16円)にすると発表した。年間配当は28円(前期は32円)となる。

★9:33  GMOフィナンシャル-小高い 子会社FXプライムbyGMOに対し行政処分の勧告
 GMOフィナンシャルホールディングス<7177.T>が小高い。同社は4日に、子会社であるFXプライムbyGMOが、証券取引等監視委員会より、著しく事実に相違する表示のある広告をする行為が認められたとして、金融庁設置法第20条第1項の規定に基づく勧告を受けたと発表した。

 同社およびFXプライムbyGMOは、今般の勧告内容を厳粛に受け止め、深く反省するとともに、内部管理態勢のいっそうの強化・充実に取り組み、全力で再発の防止に努めるとしている。


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