後場コメント No.3  サイバネット、ユーシン精機、日立キャピ、大成建、アトミクス、日東工器

2020/08/05(水) 15:07
★13:37  サイバネットシステム-後場買い気配 上期営業益25%増 2Qは利益が大きく伸長
 サイバネットシステム<4312.T>が後場買い気配。同社は5に13時30分、20.12期上期(1-6月)の連結営業利益は20.3億円(前年同期比25.0%増)だったと発表した。通期の会社計画20.6億円に対する進ちょくは98.6%。

 国内は減収となったものの、海外において台湾の子会社、ベルギーの子会社が増収となった。また、経費のコントロールを図り利益確保に努めたことも寄与した。1Q時点の営業利益は5.4億円(前年同期比18.3%減)だったので、2Qは利益が大きく伸長した。

★13:42  ユーシン精機-後場急騰 今期営業利益予想を上方修正 1Qは55%減
 ユーシン精機<6482.T>が後場急騰。同社は5日13時30分、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の11.5億円から16.0億円(前期比30.7%減)に上方修正すると発表した。

 製品ミックスにより売り上げ総利益率が改善していることや、販管費の提言が想定以上に進んでいることから従来予想を上回る見通し。

 21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は3.0億円(前年同期比55%減)だった。北米での医療関係は堅調に推移したものの、設備投資意欲の減退から国内・アジアにおける取り出しロボットの販売が落ち込んだ。

★14:03  日立キャピタル-3日ぶり反落 1Q最終益19% 海外での取り扱い高が減少
 日立キャピタル<8586.T>が3日ぶり反落。同社は5日13時30分、21.3期1Q(4-6月)の連結最終利益(IFRS)は65.7億円(前年同期比18.5%減)だったと発表した。

 セグメント別では国内での環境・エネルギー事業などが順調に推移した一方で、海外における大口ファクタリング事業の収束に加え、新型コロナウイルス感染症の影響によって取り扱い高が減少したことなどが響いた。

★14:04  大成建設-後場マイナス転換 1Q営業益32%減 土木事業など低調
 大成建設<1801.T>が後場マイナス転換。同社は5日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が175億円(前年同期比32.4%減)だったと発表した。土木事業、建築事業および開発事業において減少したことが響いた。

★14:07  アトミクス-後場買い気配 通期営業益を上方修正 ナフサ由来の原料価格が想定以下で推移
 アトミクス<4625.T>が後場買い気配。同社は5日14時に、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の2.1億円から4.7億円(前期比13.3%増)に引き上げると発表した。ナフサ由来の原料価格が想定以下で推移していることや、営業活動の自粛などによる経費抑制により、前回予想を上回る見込みとなった。

★14:09  日東工器-後場プラス転換 1Q営業利益67%減も悪材料出尽くし
 日東工器<6151.T>が後場プラス転換。同社は5日14時、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は3.8億円(前年同期比67.4%減)だったと発表した。

 主力の迅速流体継手事業において、国内外での設備投資需要低下の影響を受けたことから大幅に売り上げが減少した。機械工具事業においても、建設業界向け販売の減少と生産調整などからセグメント別で赤字となった。なお、株価は目先の悪材料出尽くし感により買い向かっている。


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