前場コメント No.2   シノプス、フェイス、シチズン、オープンハウス、オプティム、アルテリア

2020/08/17(月) 11:36
★9:10  シノプス-続伸 日本気象協会と連携し台風発生時の自動発注の実証実験
 シノプス<4428.T>が続伸。同社は17日8時30分、日本気象協会(東京都豊島区)と、台風発生時の自動発注を実現するための実証実験を開始したと発表した。

 世界最高品質の気象予測モデルやAI解析技術を持っている日本気象協会の気象データを組み合わせることで台風などの異常気象時の自動発注を可能にし、小売業の食品ロスや人手不足問題に貢献することをめざすとしている。

★9:11  フェイス-買い気配 今期営業益30%増 傘下の日本コロムビアが好調
 フェイス<4295.T>が買い気配。同社は14日、未定としていた21.3期通期の連結営業利益予想を5.0億円(前期比29.8%増)だと発表した。

 21.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は5.5億円の黒字(前年同期は5400万円の赤字)だった。通期計画を超過している。子会社の日本コロムビアにおいて、アニメ作品、ゲーム作品関連の売上が前年同期に比べ増加したことが寄与した。

★9:11  シチズン時計-急落 1Q営業赤字57億円 時計および工作機械事業が不振
 シチズン時計<7762.T>が急落。同社は14日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業損益が56.5億円の赤字(前年同期は18.2億円の黒字)だったと発表した。市場コンセンサスは22億円の赤字。主力事業である時計事業において、インバウンド需要が減少したことが響いた。工作機械事業は自動車向けが落ち込んだ。

★9:11  オープンハウス-急騰 3Q累計最終益71%増 プレサンス持分利益が寄与
 オープンハウス<3288.T>が急騰。同社は14日、20.9期3Q累計(10-6月)の連結純利益が419.0億円(前年同期比71.1%増)だったと発表した。

 戸建関連事業が順調に推移し、業績をけん引した。3Q(4-6月)より、プレサンスコーポレーション<3254.T>を持分法適用関連会社としたことに伴い、持分法による投資利益を計上したことも寄与した。

★9:12  オプティム-急落 1Q営業赤字縮小も材料出尽くし
 オプティム<3694.T>が急落。同社は14日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は3800万円の赤字(前年同期は1億8900万円の赤字)だったと発表した。

 IoTプラットフォームサービスを筆頭に、ライセンス数を順調に積み上げていることで売上高は伸長した。売り上げ構造上、下期偏重の傾向があることから通期予想に対する進ちょくは計画通りに進んでいるとしている。

 なお、株価は決算期待などから前日までに大幅に2日続伸していたこともあり、利益確定の売りが優勢となっている。

★9:13  アルテリア-急落 1Q営業益7%増も材料出尽くし
 アルテリア・ネットワークス<4423.T>が急落。同社は14日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)は21.3億円(前年同期比7.1%増)だったと発表した。

 前期に積み上げていた受注残に加え、新型コロナウイルス感染症拡大に伴うネットワーク機器納期遅延やマンションの完工遅延などの大きな影響が1Qには顕在しなかったことから、各事業の主力サービスの売り上げが増加した。

 テレワーク利用の拡大に伴い、VPNサービスやマンションにおける最大10Gbpsの専有型光回線を使用する広帯域サービスの引き合いなどが増加傾向としている。しかし、株価は材料出尽くしで売られている。


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